Daring to Choose Malaysia: Gaining Practical English and Cross-Cultural Understanding

英語を使う機会、日本とは異なる文化を体験する機会を得たいと、海外英語研修に参加した村上さん。多民族・多宗教が共存するマレーシアで、どんな体験をしてきたのでしょうか。滞在中の興味深いエピソードを話してくれました。

英語のリスニングとスピーキングを海外で実践したい

大学受験で英語学習に取り組むうちに面白くなって、受験後もTOEICを受けるなど英語の勉強を継続してきました。勉強しているとリーディングとライティングの力はつきますが、リスニングとスピーキングは使う機会がなくて伸びづらいなと。それで、春休みに海外英語研修に行ってみようと思いました。


大学が提供している英語研修プログラムがあることは、参加した先輩から聞いて知りました。参加費用が心配でしたが、TOEICのスコアと面接の結果によって受けられる奨学金制度に背中を押されました。実際に20万円の給付を受け、負担を軽減することができました。


行き先は、いくつかあった中からマレーシアを選択。自分の好きなサッカー選手がラマダン(イスラム教徒の断食月)の断食をしながら試合に出ているのを見て、ムスリムの文化に興味をもっていたからです。マレーシアでのプログラムがラマダンの期間とかぶっていて、現地で雰囲気を体験できる貴重な機会だと思いました。

ラマダン、礼拝、手食……。初めて触れる文化に興味津々

現地で通ったのは、首都クアラルンプールにあるアジアパシフィック大学。国際色豊かで、クラスメイトもアジアやアフリカ、中東など世界各国からきたメンバーでした。驚いたのは、授業を途中で抜け出す学生がいたこと。最初はなぜだろうと疑問に思っていたのですが、ムスリムの子たちが決められた時間に礼拝をしに行っていたようで、文化の違いを目の当たりにしました。


授業終わりに学校の近くの公園にみんなで集まってピクニックをしたことがありましたが、そのときも礼拝の時間になると「ちょっと待っていて」と言って、お祈りする友人の姿がありました。ピクニックではマレーシアの食事文化を体験しようと手食にも挑戦。食べ方を教わりながら、チキンライスを右手だけ使って食べました。ラマダンの期間でもあったので、ムスリムの子は日の出から日没まで何も食べることができません。みんなで日が暮れるのを待って食事をしたことも思い出に残っています。

周りの環境に影響されて、人と話すのが楽しくなった

学校の授業はグループワークやプレゼンテーションが中心。外国人のクラスメイトは授業に意欲的でコミュニケーションも積極的に取ろうとするので、自然と自分もよく話すようになり、授業が楽しくなりました。授業以外でも、サッカーやピクニックをしようと積極的に声をかけてくれました。おかげで交友が広がり、クラスが違う学生ともすぐに打ち解けることができました。


マレーシアの人たちの温かさも印象的でした。宿泊していた学生寮の警備員さんはいつも優しく、雑談するくらい仲良くなりました。コインランドリーでは、使い方がわからず困っていたら居合わせた方が使い方を教えてくれ、「これ食べる?」とご飯までいただいたこともあります。周りの人たちの社交性に触れて、自分自身も以前より積極的な性格になった気がします。

磨いた語学力やプレゼン力を今後の研究活動に活かしたい

プログラムを終えて一番身についたのはプレゼンテーション力です。プレゼンテーションをする際の組み立て方など基礎的なことを初めて学び、実践する場面もたくさんありました。語学力の面では、会話の中の単語が汲み取りやすくなってリスニング力が伸びたと感じています。


普段の大学の授業では英語を使ってプレゼンテーションする機会はないのですが、大学院への進学を考えていて、進学すると海外に行って英語で研究発表をする機会があると聞いています。そのときは、今回の経験を存分に活かしたいと思います。


また、夏にはTOEICを受けるつもりです。渡航前に受けたスコアを超えることを目指しているので、TOEIC対策にも力を入れていきたいです。

  • 学食では世界各国の料理が提供されていて、どれも美味しかった。1食400円ほどで食べられます

  • クラスメイトに誘われて、みんなでサッカーをしました

  • 同じクラスのメンバーと。卒業式の後に食事会をしました

  • クアラルンプールのツインタワー。夜はライトアップされています

  • チャイナタウンにある壁画。フォトスポットになっています

  • 授業で作ったポスター。日本の食文化についてプレゼンテーションしました

MESSAGE

海外英語研修に行ったことで、英語を勉強科目としてではなく、コミュニケーションのための道具として捉えるようになり、ますます英語を上達したいという思いが強くなりました。それも行ってみたからこそ。経験してみないと分からないこと、感じられないことがたくさんあると思います。

留学DATA

プログラム 令和7年度 春期 海外英語研修
派遣期間 2026年2月22日〜2026年3月22日
研修地 マレーシア・クアラルンプール