2025年度後期交換留学プログラムで本学にやってきたのは、12か国43名の留学生。彼らは半年もしくは1年間、日本語や文化を学び、日本での生活を体験しました。今回はメキシコ、イタリア、アメリカから来た留学生3名にインタビュー。留学でどのような経験をし、何を学んだのでしょうか。
マイテ: 私の専攻は翻訳学です。卒業までに3つの言語を習得する必要があり、その一つに日本語を選択しています。名城大学に留学していた先輩から、日本語を学ぶプログラムが充実していること、親切な先生や学生が多いことを教えてもらい、留学を決めました。
チェレステ: 私は国際言語学を専攻しています。日本語を学んでいて、現地に行ってみたいと思い、留学を決めました。名城大学で半年間学んだ後は、京都の大学にも通う予定です。名古屋は日本の真ん中にあるので、どんなところなのか興味をもちました。
コルトン: 大学の先生から、留学生を手厚く受け入れている大学だとおすすめしてもらいました。東京や大阪に比べて名古屋は小さな街だと聞き、自分が生まれた街に似ているのではと思っていましたが、想像以上に都会でした(笑)。
チェレステ: 名古屋とヴェネツィアは街の景色が全然違うので楽しいです。栄によく遊びに行きますが、程よく都会で雰囲気がよくて大好きになりました。留学前に日本の文化についても学びましたが、ステレオタイプな知識が多く、実際とは違うと思うことがたくさんあります。
マイテ: 私も日本について勉強してきましたが、実際は違ったと思うことがあります。例えば日本は清潔で完璧な国というイメージでしたが、それもステレオタイプですね。日本社会が抱えている問題があることも知りました。
マイテ: 名城大学には、日本の学生が外国人留学生をサポートしてくれるSA(スチューデント・アシスタント)制度があり、ウェルカムパーティーやアクティビティを企画してくれました。それだけでなく、困っているといつも優しく声をかけてくれるので、SAのメンバーとはすぐに仲良くなりました。
コルトン: キャンパスには留学生が集まるグローバルプラザがあって、英語を話したい日本の学生も訪れます。彼らはすごくフレンドリーで、積極的にコミュニケーションをとろうしてくれます。また、ワンダーフォーゲル部にも入っていて、私以外はみんな日本の学生ですが、活動するうちにすっかり打ち解けることができました。
チェレステ: 日本の学生はみんな優しいです。そして、イタリアの学生と比べると内向的なところがあると感じます。イタリア人は賑やかで、ストレートにものを言う人が多いです。だからコミュニケーションをとるときは、あまりプッシュし過ぎず、でも少しずつ距離を縮められるようにこちらからどんどん話しかけます。これまでとは違ったコミュニケーションの仕方を学ぶ経験は大切だし、自分の成長にもなっています。
コルトン: 日本の学生は初対面だとシャイだと感じることがときどきあります。でも、仲良くしようと思ってくれているのは伝わるし、仲良くなると本当は賑やかで、楽しいです。
コルトン: 留学中はSAのみんなとフィールドトリップに行ったり、ワンダーフォーゲル部で山に登ったりして、日本は自然豊かで、美しい場所がたくさんあると感じました。特に印象に残っているのは三重の御在所岳。その日は霧がすごくて、展望スポットから見えるはずの琵琶湖がまったく見えなかったのは残念ですが、山に霧が立ち込めていて神秘的でした。
マイテ: 私は外国人留学生のみんなと行った、静岡での1泊2日のフィールドワークが印象に残っています。先生に引率していただいて伝統芸術や歴史を学びました。夜の自由時間にはみんなで海岸に行き、海に入ったのが楽しくて。留学生活の大切な思い出です。
チェレステ: 私もコルトンも夜の海で泳ぎました(笑)。海岸で見た月がとてもきれいだったことも印象的でした。
マイテ: 自分の国を離れて異国で勉強するのは大変で、授業と試験、宿題に追われてストレスを感じることもあります。それでも留学生活を楽しめたのは、やっぱり友人のおかげ。日本の学生やさまざまなバックボーンをもつ外国人留学生と価値ある時間を過ごすことができました。
コルトン: 私も留学を充実させるには友人の存在が大きいと思います。名城大学は大学側やSAのメンバーが交流イベントを用意してくれるので、積極的に参加することで友人の輪が広がっていきました。
マイテ: 交換留学プログラムに参加し、日本の学生や外国人留学生と交流したことで、視野が広がったと感じます。それぞれの国が独自の文化をもち、さまざまな課題を抱えている。それを知り、メキシコに帰ってからも他国と比較して考えることができます。私は翻訳者を目指しているので、いろいろな国の事情を知っていることは必要だと思っています。
チェレステ: 日本にきて学んだのは、行動する前に考えること、そして我慢強くなることです。私は考える前に行動することが多いですが、いつもそうだと誤解やトラブルが生まれることがありました。行動する前に気持ちを落ち着かせて、しっかりと考えた上でより良い判断できるようになりたいです。
コルトン: 留学前は大学で地質学を専攻していましたが、日本で1年間過ごすうちに、英語教師になりたいという思いが強くなりました。先日、日本の小学校を訪問する機会があり、日本で英語の先生になれたら楽しいだろうなとイメージが湧きました。帰国したら専攻を変更し、英語教師になる道に進みたいと考えています。
チェレステ: 私はまだあと半年ほど日本にいるので、もっと日本の社会に入っていき、学生だけでなく大人ともたくさん交流したいです。日本語の敬語は難しいのでまだうまく話せないですが、多くの人と交流しながら日本での生活を楽しみたいです。
冒険の始まり!友達と糸魚川にキャンプへ出発するときの写真です(コルトン)
友達と6日間の熊野古道旅行へ。バックパックのみで敢行し、踏破した記念に撮りました(コルトン)
大学祭でメキシコの友人と。メキシコの伝統文化である「死者の日」と同じ、ガイコツのメイクをしました(マイテ)
静岡でのフィールドワークの一枚。自由時間にみんなで行った海で記念に集合写真を撮りました(マイテ)
静岡でのフィールドワークにて。コルトンと私で、富士山と鳥居をバックに記念撮影(チェレステ)
栄のあみやき亭。留学生歓迎のスポーツ大会のあと、SAの学生から焼肉に誘ってもらいました(チェレステ)
留学する前にしっかり準備するのは大切です。ちゃんと準備したら、あとは楽しむだけ! 現地で積極的に交流して、友人をたくさん作ってください(マイテ/左)
新しいことに恐れず挑戦し、一つひとつの経験から学びを得てください。行動したことはどんなことも無駄にならず、自分にしっかりと返ってきます(チェレステ/中)
「心配しないで」と伝えたいです。私も留学前は不安でしたが、助けてくれる人がいるから大丈夫。アクティビティに参加すれば、友人もすぐにできますよ!(コルトン/右)
| プログラム | 交換留学 |
| 派遣期間 | 2025年後期(半年間または1年間) |
| 研修地 | 日本・名城大学 |
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