2018/07/09

女子駅伝部のニューホープ

U20世界陸上競技選手権大会5000m日本代表

外国語学部 1年 髙松智美ムセンビさん

ケニア人の父を持つ髙松智美ムセンビさん。身長148cmと小柄ながら、力強い走りが魅力の彼女は、6月の競技会では実業団選手を抑え、見事女子1500mの日本No.1のランナーに! そして、7月10日からフィンランドで開催される「第17回U20世界陸上競技選手権大会」では、日本代表選手として戦います。陸上中長距離走界のニューヒロイン、注目です。

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Qまずは、U20世界陸上競技選手権大会5000mの日本代表おめでとうございます! 今の気持ちを聞かせてください。

A

ありがとうございます! 代表に選ばれてとてもうれしいです。

世界陸上への出場は長年の夢だったんです。トラック競技での世界大会への出場は今回が初めて。どこまで自分の力を発揮できるか、今からドキドキしています。

Q大会は7月10日(火)から、フィンランドでおこなわれるんですよね。

A

はい、実はあさって(7月5日)フライトです(笑)。同じ女子駅伝部のチームメイトと一緒に参加できるので心強いですね。私にとって「仲間」は、競技者としての大切なキーワードになっています。「高校でやめよう」と思っていた陸上をもう少し続けてみようと思い直したのも、「仲間と切磋琢磨できる環境で自分を鍛え上げたい」と考えたから。その思いが叶うのは名城大学だと確信して、入学を決めました。

Q高校までは個人で練習を積んでいたのですか?

A

学校の陸上部に所属しながら姉と共に父の指導を受けてきました。ユースオリンピック競技大会(2014年/南京)の女子3000mで優勝した姉は、私のあこがれです。ずっとその背中を追いかけてきましたが、今までの練習環境から勇気を持って踏み出して、今、強豪チームの一員としてトレーニングできていることを誇りに思います。

Q新しい環境での挑戦はいかがですか?

A

刺激がいっぱいで、毎日があっという間! とても充実していますね。練習はもちろん、寮で選手のみんなと生活を共にしていることも、成長につながると思います。1年生には1年生の仕事があって、たとえば練習用のドリンクをつくったり、翌日の朝食の下ごしらえをしたり。その一つひとつをこなしていくことで、「自分もチームの役に立てている」という実感が得られて、それが自信や喜びに変わるんです。競技の面でもチームに貢献したいと、練習へのモチベーションUPにもつながりますし、名城大学での24時間、すべての瞬間が競技者としてのレベルアップにつながっています。

Q競技中心の生活だと、勉強との両立が大変そうです。いかがでしょう?

A

忙しい毎日ですが、大好きな英語の勉強も大事にしたいんです。私には小さいころから「英語に関わる仕事に就きたい」という夢があって。進路で迷っているときに「名城大学なら英語の4技能をしっかりと身につけることができる」とわかり、進学を決めたという経緯もあります。就寝が22時半、起床が5時なので時間に限りがありますが、だからこそメリハリをつけて勉強にも取り組むことで、精神的にも人間的にも強くなれるように思います。入学したてでまだまだこれからですが、自分で決めた道です。一生懸命がんばろうと思います。

Q練習はもちろんハードですよね。それでも続けられるのは、どうしてですか?

A

私、大会が大好きなんです。競技会では自然と練習よりも速いペースで走ることになるのでキツイはずなんですが、それも忘れてしまうぐらい! 誰かと競い合いながらより良い成績をめざして走るのがおもしろくって楽しくって。大会で感じられる「走る喜び」を知っているので、それを思い出せば練習もがんばれます。「この練習は、あのすばらしい瞬間につながっているんだ」と信じられるから、つらい練習も前向きに 取り組めるのかもしれません。

Q最後に、今後の目標を教えてください。

A

まずは来週のU20世界陸上競技大会で全力を尽くしたいです。そしてそこでの経験をチームに持ち帰り、財産にしたい。めざすは全日本大学女子駅伝の2連覇! チームみんなの力を持ち寄って、全員で目標に向けて突き進んでいきたいです。

外国語学部 1年 髙松智美ムセンビさん

国際英語学科1年。陸上を始めたのは小学校3年生のとき。理想のランナーをめざし、より良い練習環境を求めて名城大学の女子駅伝部へ。2018年6月23日山口県でおこなわれた第102回日本陸上競技選手権大会・女子1500m優勝など、国内外で優秀な成績を収める。陸上だけでなく、英語のスキルも伸ばしたいと留学を見据えて勉強中。身長148cm 大阪府出身