学生生活貸与奨学金

日本学生支援機構(JASSO)の貸与奨学金には、返還の際に利子が発生しない第一種奨学金(無利子貸与)と、返還の際に利子が発生する第二種奨学金(有利子貸与)があります。
また、これらの奨学金と併せて申請できる入学時の一時金として入学時特別増額貸与奨学金(有利子貸与)があります。

第一種奨学金の採用は、第二種奨学金に比較して学力基準や家計基準が厳しく設定されています。また、第一種奨学金と第二種奨学金を併せて申請すること(併用貸与)も可能です。詳細については以下のページをご確認ください。

日本学生支援機構奨学生 貸与奨学金

募集時期

毎年、春(一次募集)及び秋(二次募集)の2回、募集を実施します。申請を希望する方は、本学で開催する説明会に参加してください。説明会の日程は、春(一次募集)は本学ホームページと統合ポータルサイト、秋(二次募集)は統合ポータルサイトで周知します。

支援要件及び選考基準

  1. 経済的理由により修学に困難があると認められる人
  2. 留年中及び休学中ではない人

※上記の条件を満たす場合でも、債務整理中の人、及び外国籍の人は申し込むことができません。

第一種奨学金の供給調整について

JASSO給付奨学金と文部科学省の授業料減免を受けている人が、併せて第一種奨学金の貸与を受ける場合、給付奨学金の支援区分に応じて第一種奨学金の貸与月額が調整されます。これを併給調整といいます。
給付奨学金の支援区分が「第I区分」と「第II区分」の人は、第一種奨学金に採用になったとしても奨学金の振込が行われません。月額が足りない場合は、第二種奨学金の利用を考えてください。
ただし、給付奨学金は毎年家計基準の見直しが実施され、支援区分が変更になる場合が考えられます。支援区分が「第III区分」になった場合、第一種奨学金に採用されていると無利子の第一種奨学金が振り込まれ、その分、有利子の第二種の金額を減らすことも可能になりますので、第一種奨学生に申請し、採用された方は、併給調整で振込がなかったとしても採用手続きを完了させておくことをお勧めします。

採用が決定した方には、本学の統合ポータルサイトで採用者説明会の日程を周知しますので、申請後は統合ポータルサイト及び学内掲示板をこまめにチェックしてください。

返還誓約書作成

採用者説明会では、「JASSO貸与奨学生証」、「返還誓約書」をお渡しします。書類配布後、指定した期日までに大学に「返還誓約書」と「添付書類」を提出してください。なお、「奨学生証」はJASSOの貸与奨学生であることを証明する書類です。卒業するまできちんと保管しておいてください。

参考 返還誓約書添付書類一覧
人的保証選択者機関保証選択者
・連帯保証人の印鑑証明書(コピー不可)
・連帯保証人の収入証明書(コピー可)
・保証人の印鑑証明書(コピー不可)
・保証依頼書(兼保証委託契約書)
該当する場合のみ提出が必要な書類一覧
  • 奨学生本人の住民票(コピー不可) ※マイナンバー未提出の場合
  • 保証人の返還保証書 ※65歳以上の場合、又は4親等以外の者を保証人に選任する場合
  • 保証人の収入・資産に関する証明書(コピー可)※65歳以上の場合、又は4親等以外の者を保証人に選任する場合
  • 返還誓約書記載事項訂正届 ※印字内容を訂正する場合

※市区町村役場で発行する書類は、奨学金申込日から3か月前以降に発行されたものを提出してください。

継続願の申請

卒業するまで継続的に貸与奨学金を受け取るためには、毎年1回、1月に次年度の奨学金の継続を希望する旨の手続きをスカラネットパーソナルで届け出る必要があります。毎年12月中旬頃に、1年次生に対しては継続願説明会を開催します。2年次生以上の方は、本学の統合ポータルサイトで周知しますので、指定期間内にスカラネットパーソナルにアクセスし、継続願を提出してください。

継続願申請から来年度振込までの流れ(予定)

貸与奨学生で以下の内容に変更が生じた際には、各キャンパスの奨学金担当窓口にて手続きを行ってください。窓口に来る時には貸与奨学生の番号がわかるものと学生証を持参してください。

参考 各種変更一例
変更内容備考
学籍異動辞退 必ず事前に申請してください。
留学
休学
退学
復学 所属学部に復学届を提出する際に奨学金窓口で申請してください。
登録情報転学部
編入学 編入学試験に合格していることが前提となります。
住所
(連帯保証人・保証人含む)
第一種奨学金を借りている学生は、「一人暮らし」か「実家暮らし」かで、貸与上限額が異なるため、引っ越しの際は注意が必要です。
改氏名
口座 変更前の口座は、手続きが完了するまで解約しないでください。
※届出日によっては、次回の奨学金振込までに間に合わないことがあります。
連帯保証人・保証人(人的保証)
本人以外の連絡先(機関保証)
申請書に別途添付書類が必要です。窓口にて確認してください。
第一種奨学金「返還方式」 必ず貸与終了前の申請締切日までに奨学金窓口で申請してください。
第二種奨学金「利率の算定方法」
月額増額 人的保証選択者は、申請書に別途連帯保証人の印鑑登録証明書、保証人の印鑑証明書が必要となります。
減額

修業年限最後まで利用する場合

最終学年の10月頃に返還手続き説明会で「返還確認票」、「リレー口座加入申込書」等を配布します。指定の期日までに金融機関にてリレー口座加入手続きを行い、「リレー口座加入申込書(預貯金者控)」のコピーを本学へ提出してください。対象者には、統合ポータルサイトで説明会開催の日程を周知します。

修業年限途中で貸与を終了する場合

  1. 継続願提出時に辞退した場合
    5月頃に返還手続き説明会で「返還確認票」、「リレー口座加入申込書」等をお渡しします。指定の期日までに金融機関にてリレー口座加入手続きを行い、「リレー口座加入申込書(預貯金者控)」のコピーを提出してください。対象者には、統合ポータルサイトで説明会開催の日程を周知します。
  2. 年度途中に辞退した場合
    窓口で辞退の届け出を出した後、2~3か月後に「返還確認票」、「リレー口座加入申込書」等が大学に届きますので、受取に来るよう、メール等で連絡します。窓口でこれらの書類を受け取った後、指定の期日までに金融機関にてリレー口座加入手続きを行い、「リレー口座加入申込書(預貯金者控)」のコピーを提出してください。
  3. 貸与終了後、返還期間の猶予を希望する場合
    在学中は、願い出をすることにより返還開始月を延期することができます。希望する場合は、スカラネットパーソナルから「在学猶予願」を提出してください。スカラネットパーソナルで手続きできなかった場合は、用紙での届け出もできますので、各キャンパスの奨学金窓口へお越しください。

※在学猶予提出後に学籍異動があった場合の注意事項
・休学や留年により卒業延期となった場合は、再度「在学猶予願」を提出する場合があります。
・退学等により在学期間が短くなった場合は、スカラネットパーソナルから「在学猶予期間短縮願」を提出してください。

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