2020.10.14

知立市の地域課題を考える:プレゼンテーション

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外国語学部

 2年生の「基礎演習II」(津村ゼミ・藤原ゼミ)にて、知立市の地域課題に取り組んでいます。<br>

 この日は地域課題について学生がプレゼンテーションを行い、知立市役所福祉課・佐藤浩二氏よりご講評をいただきました。

 知立市昭和地区は、日本人の高齢化率が約42%、外国人人口比率も約42%であり、知立市の外国人住民のうち約半数が昭和地区に在住している。そのうち昭和地区の知立団地内では、外国人比率が62%となっており、きわめて多文化的な状況が見られる。今回のプロジェクトでは、昭和地区での様々な取り組みに尽力されている知立市福祉課・佐藤浩二氏よりご講義(9月29日)をいただいたうえで、「3密を避けながら、心を親密にする方策を考えなさい」という地域課題に学生が取り組みました。なお、今年度は、知立市役所とZoomで接続して授業を進行しました。


 3人または4人ごとの6チームに分かれて行われたプレゼンテーションでは、、「団地の壁をスクリーンとして活用してドライブインシアターのように映像を楽しむ」、「高齢者や外国人住民が子どもに伝統遊びを教える」などの方策が示され、なかでも、「メッセージ布を使って団地交流を取り戻す3Dプロジェクト(団地・団らん・団結)」がもっとも多くの評価を集めました。
 知立市・佐藤氏からは、自分自身が楽しいと思う気持ちを忘れずに、当事者として地域課題に取り組むことの大切さをご教示いただきました。