2021.02.09

ウィキン准教授の書籍が出版されました!

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外国語学部

ポール・ウィキン准教授の新しい書籍『コミュニケーション・タスクのアイデアとマテリアルー教室と世界をつなぐ英語授業のために (Ideas and Materials for Communication Through Tasks: Connecting the English Language Classroom with the Real World)』が出版されました。

ウィキン先生のコメント

Ideas and Materials for Communication through Tasks
English is a living thing. If you cut it open to analyze it, you can kill it. In many classrooms, English is dead, because it has been cut open and dissected. We wrote this book to help English come alive in an exciting and interesting way. The tasks and lesson ideas in this book will encourage students to use English for authentic communication and so help strengthen their skills in practical English.

概要(三修社ウェブサイトより)

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語学授業でのリアルで豊かな教室活動のために英語をはじめとする外国語教育の現状での課題、そして妥当な目標のあり方とは──その解をもたらす一つの有効な鍵が、授業への「コミュニケーション・タスク」の導入であると考えます。それは、教室内にリアルで豊かな「意味の」やり取り機会を作り出すものだからです。

本書はタスクに基づく言語指導(Task-Based Language Teaching)におけるこれまでの研究知見をふまえて開発された教材集です。理論的な解説とともに、「情報伝達」「情報合成」「ナレーション」「問題解決」「意思決定」の5つのタスク・タイプにわけて、豊富な実例を示しました。

タスクの基本的な性格をはじめ、難易度の捉え方、適切な課題の選択や文法の導入方法、評価法など、導入にあたってのヒントもきめ細かく解説しました。明日からの授業が学習者にとってより魅力的で効果的なものになる、すぐに役立つ様々な授業作りのアイデアを紹介しています。
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