2022.04.23

名城大学日本語学習支援ボランティア + 藤原ゼミ、JICA中部を訪問!

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外国語学部

 2022年4月16日(土)、藤原ゼミと名城大学日本語学習支援ボランティア(Meijo University Japanese Language Learning Support Volunteer: MJV) の参加希望者の方で、JICA中部を訪問しました。JICAの後藤様、小倉様、加藤様にお世話になりました。

JICAの概要を知る!

 まず後藤様よりJICAの事業について概要を説明していただきました。世界の国数や人口についての背景的知識を確認した後、世界の約8割の人々が開発途上国で暮らしていること、またその世界のアンバランスの中で国際協力がなぜ必要か、というお話しをしていただきました。過去には日本も国際援助を受けており、世界は「支え合い」の上に成り立っているというお話しが印象的でした。

JICAの事業概要説明

JICA中部の施設や体験ゾーンへ!

 次に小倉様のご案内で、JICA中部の施設や体験ゾーンを見学させていただきました。さまざまなパネルに基づき、世界の栄養摂取の状況についてご説明いただいた後、いわゆるSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)についてお話しいただきました。JICA中部の屋上に上がり、環境に配慮した取り組みを考えたり、施設内の自動販売機の売上の一部がアフリカに寄付されていることを知ることで、身近なところでSDGsに寄与できること、国際協力できることが分かりました。

JICA中部の施設・体験ゾーンの見学

展示①

JICA中部の屋上にて

自然光を利用したトップライト

展示②

展示③

元青年海外協力隊隊員による体験談!

 最後に青年海外協力隊として中国、湖北省の大学で日本語教育に従事されていた加藤様の体験談をお聞きしました。青年海外協力隊には120もの職種があり、日本語教育はその中の一分野とのことです。慣れない地で第二外国語である中国語を習得しつつ、日本語を教えることの大変さと共に遣り甲斐が伝わってきました。また先生間でのコミュニケーションを大切にしつつ、学生の中に飛び込むこと、彼らの日常を授業になるべく取り込むなど、外国語の授業を行う上でのヒントもいただきました。

国際協力(日本語教育)の体験談

 大変学びの多いJICA訪問プログラムになりました。これからのNPO法人学び舎つばさ様と連携した日本語学習支援に向けての良いオリエンテーションになりましたこと、心よりお礼申し上げます。この取り組みの糧として行きたいと思います。(文責:藤原)