2022.12.05

「Enjoy English Project for Children」活動報告!

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名城大学渉外部

 2022年度名城大学チャレンジ支援プロジェクトに採択された「Enjoy English Project for Children」というプロジェクトが、2022年4月より始動しています。

 本活動に関して、第三矢田学童保育クラブの協力のもと、クラブの小学生と定期的に行っている取り組みの一部を報告いたします。

GC (Global Communicators) Egg とは!

外国語学部国際英語学科2年の5名(浅野未嵯希、荒木彩花、川端祐奈、鈴木里佳、永野涼花、アドバイザー教員:西尾由里教授)はGC (Global Communicators)Eggのグループ名で、名城大学チャレンジ支援プロジェクトに採択され、2022年4月より「Enjoy English Project for Children」のプロジェクトを行っています。本プロジェクトは地域の小学生と英語で交流する活動です。手作りのワークシートや、海外製のカードゲームで遊び、互いの英語力・異文化理解力向上と、異世代間コミュニケーションを通して地域活性化を目指しています。

自分たちで手作りしたワークシートを使った活動

 第1回目、第2回目の活動では、私たち自身で穴埋めプリントやカードゲームを作成しました。児童の中で英語学習における進捗状況や好みの差異があったので、ゲームやクイズを通して英語に慣れ親しんでもらうことを中心に交流しました。

手作りのワークシートで英語単語学習をしている様子

手作りのカードゲームで遊んでいる様子

海外のカードゲームを使った活動

 第3回目の活動では、「Catch the Chicken(キャッチ・ザ・チキン)」「Verbish(バービッシュ)」という海外製のカードゲームで一緒に遊びました。
 いずれも活動を行なっている、第三矢田学童保育様に寄付させていただきました。

右:Verbish   左:Catch the Chicken

Catch the Chickenでの取り組み

Verbish

【Catch the Chicken ルール】
ChickenチームとCatcherチームの2チームに分かれて対決します。一人ずつカードを山札から引いていき、書かれている英語の質問に答えていき、途中で”Cath the Cicken”もしくは”Catch the Catcher” と出たら、鬼ごっこのように相手を捕まえに行きます。逃げる方は、予め決めておいたセーフティーゾーンまで逃げ切ることができれば、セーフです。どちらかの人数
がゼロになるか、山札のカードがなくなった時に人数が多かったチームの方が勝ちとなります。


【活動内容】
活動の時は、室内を走り回ると危ないので外に移動して、安全面に気をつけて行いました。4〜6人ほどの男の子が参加してくれて「英語わかんない!」と言いながらも、質問カードに答えてくれました。しかし、外が暗くなるのが早かったので、3ターンほどしかできませんでした。そのため、室内に移動して遊ぶことにしました。そのため室内では追いかける代わりにお互いの手をタッチし合うように工夫しました。

外で遊んでいる様子

室内で遊んでいる様子

Verbishでの取り組み

Verbish

Verbishで遊んでいる様子

【Verbish ルール】
 Verbishは文字が書いていないイラストのみのカードで、多種多様な遊び方があるため、好きなように遊ぶことができます。カードゲームの本来の目的は、カードに描かれている動物の様子に合う動詞を答えるものです。

【活動内容】
 今回は動詞が少し難しいと判断したので、普通のカードゲームとして遊びました。トランプの神経衰弱のように同じ絵柄を集めるゲームなどをしました。時々、イラストの動物を「これ英語でなんて言う?」と質問するなどして、可能な限り英語に触れられるような工夫もしました。少しずつ慣れてきたら、動詞とイラストをマッチさせて遊べるようにしたいです。

今後に向けて

 全体で4〜6人の子供たちが参加してくれましが、個人的にはもっと多くの子たちにも触れてほしいと感じています。次回からはより積極的な声かけを心掛け、参加してみたいけれど躊躇ってしまうという子たちも参加できるようにしたいです。そして、「また面白いカードゲームあったら持ってきて」と言ってもらえたので、少なくとも参加してくれた彼らに楽しんでもらえていたことが分かりました。
 また、外国語学部 准教授であるGregory Minehane先生がさまざまな英語学習向けのゲームを提案してくださいました。よって、次回の活動ではMinehane先生が教えてくださったカードゲームやアクティビティを行う予定です。その上、クリスマスが近いので、現在カナダに留学しているメンバーに現地の街の様子などを撮影してもらい、子供たちに見せることも計画しています。本場のクリスマスについて少しでも知ることができれば、彼らの興味もさらに広がるのではないでしょうか。 (文責:外国語学部 2年 浅野未嵯希)