2023.09.25

未来の英語教育を目指して:金沢星稜大学と名城大学が協働する合同ゼミ

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 近年、グローバル化が進む中で、英語の持つ役割はますます大きくなっています。またICT/AIツールの発展で、英語との関わり方も変わりつつあります。そのような背景の中で、金沢星稜大学の田中富士美教授が率いるゼミ生11名が、名城大学へと足を運びました。この貴重な機会は、両大学の田中ゼミ、藤原ゼミが英語教育や国際英語論の重要性を共有し、新たな視点で学びを深めるためのものでした。

大学間連携の試み

 田中教授は、世界諸英語や国際共通語としての英語の概念・背景、さらには現状や教育への影響についての深い研究と知識を持っています。その専門性をふまえ、今回の合同ゼミでは、名城大学の藤原康弘教授の「英語授業におけるICT/AIツールの活用」という特別講義に参加しました。

 藤原教授は、昨今の教育界で注目を集めているAI、特にChatGPTの英語教育における可能性や活用方法について詳しく解説。英語学習をさらに効果的・効率的に進めるための重要なヒントとなりました。

 そして、講義の中で最も印象的だったのは、金沢星稜大学と名城大学の学生たちが混ざり合いながら行われたディスカッションの時間。生成AIをどのように教育/学習に取り入れるか、どんな利点や課題があるのかを真剣に議論する姿は、まさに現代の学生の姿と言えるでしょう。

 学びの一日は、全員での記念撮影で締めくくりました。この合同ゼミは、近場であっても他大学との連携がもたらす新しい視点や学びの重要性を再認識させるものでした。近未来のグローバル社会を担う若者たちの、そのような貴重な経験が、今後の日本、ひいては世界をさらに豊かにしていくことが期待されます。

挨拶する田中教授(金沢星稜大学)

特別授業を行う藤原教授(名城大学)

合同ゼミの風景①

合同ゼミの風景②

記念撮影