2024.01.18

名城大学外国語学部のロジャース・ジェイムス准教授が本を発行しました

  • #研究室だより

"On Second Language Learner Acquisition of English Collocations" は、コロケーション研究のコーパス言語学的調査です。したがって、英語を第二言語として教えることを研究している修士課程や博士課程の学生には非常にお勧めの一冊です。また一方、彼の研究の成果である大規模なコロケーション・リストが付いているので、学生や教科書執筆者にもお勧めできます。しかし、コロケーションとは何でしょうか?


コロケーションとは、「jury(陪審員)」と「verdict(評決)」のように、通常よく一緒に使われる単語のことで、このような単語の組み合わせを知っておくことは、流暢に話すために不可欠です。不明瞭な意味を持つものもあるため、コロケーションの知識は理解力に役立ち、より自然に聞こえるようになり、スピーキングやリスニングのスピードアップに役立ちます。コロケーションの学習は、一石三鳥の学習法なので、時代遅れの語彙リスト学習法よりもおすすめです。コロケーションのフレーズには文法用語も含まれているので、生徒は間接的に語彙、コロケーション、文法を学ぶことができます。

本書は、日本語、中国語、韓国語学習者のためにカスタマイズされた世界初の大規模コロケーションリストを作成した、コロケーションに関する彼の研究を解説したものです。