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外国語学部の留学帰国者が報告会 英語学習のモチベーション高まる一覧

2018/01/25
  • ウィニペグ大学に留学したグループ ウィニペグ大学に留学したグループ
  • ディクシー州立大学に留学したグループ ディクシー州立大学に留学したグループ

外国語学部の1期生で2016年度に入学した学生たちが、1月23日、ナゴヤドーム前キャンパスで、2年生の秋から冬にかけて行った留学の成果を発表しました。
2年生計70人は、アメリカ、カナダ、オーストラリアの3カ国13大学に複数で留学し、3~4カ月間、英語漬けの生活を送って帰国しました。
報告会は3つの教室に分かれて行いました。留学しただけでは就職活動で有利にならない、留学経験を踏まえて次にどのような行動をとるかが重要という認識のもと、留学を通じて学んだこと、次へのステップなどを報告しました。
津村文彦教授、ジェイムス・ロジャース助教の教室では、アメリカのソノマ州立大学、ディクシー州立大学、カナダのウィニペグ大学、オーストラリアのディーキン大学に留学した学生たちがそれぞれ発表し、英語のスピーキング力・リスニング力を伸ばすこと、外国では自ら行動する積極性が必須であることをほとんどの学生が痛感していました。そして、さらなる学習意欲をかき立てられていました。
ソノマ州立大学に行ってきた山崎彩奈さんが「リーディングの時間にアメリカの作家、ジャック・ロンドンの難しい本を読まされたが、分からない単語は飛ばし、メインのストーリーを追うことに努めて読んだら力がついた」と感想を述べると、ロジャース助教は「私たちも子どものころから、分からないところは飛ばし読みしてきた。それはネイティブにとっても普通の読み方だ」と共感のコメントをしました。
ユタ州のディクシー州立大学に留学した大月隆雅さんは「スペイン語系の学生が多く、英語を母語としない人たちと英語で話すことの難しさを感じ、英語を学ぶ意識がさらに高まった」と話しました。
ウィニペグ大学に行った石倉亜純さんは「米がまずく、寒いという二つのきついことがあったが、学校が始まったら友達ができ、楽しめた。他の学生と価値観の違いでぶつかったが、それも乗り越えられた。自分は意外に適応能力があると自覚し、その能力を就活につなげていけると思った」と振り返りました。同じ大学で学んだ奥山颯さんは「困難にぶつかっても日本人に頼るのは最後にしようと決めていた。虫歯になったが、自力で治療を受け、解決した。将来、海外で仕事をするときに役立つと思う」と、問題解決力を高めて帰ってきたといいます。

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