21世紀の英語学習はただの教科書だけではありません。名城大学は2023年10月7日に、「ドラマによる英語学習」をテーマとした公開講座をナゴヤドーム前キャンパスのマルチスタジオで開催しました。この講座では、英語を楽しく学ぶ新しい方法を提供することを目指し、ドラマのテクニックを活用して英語学習を行いました。
なぜドラマで英語を学ぶのか?
海外ではすでに多くの事例で、ドラマを利用した英語学習が効果的であることが証明されています。演劇の手法は、ただ英語を学ぶだけでなく、他の様々な学びも促進する素晴らしいツールとして知られています。しかし、日本ではまだこのメソッドがあまり知られていないのが現状です。名城大学の岩井眞實教授、アヤ・マレー准教授、名城大学附属高等学校の荻島望教諭らが、このアプローチを紹介し、参加者とともに体験しました。
講座の内容
この日、名城大学のマルチスタジオは、中学生から大学教員まで、様々なバックグラウンドを持った21名の参加者で賑わっていました。
午前中はアイスブレイクとして楽しいゲームが行われました。ボールを使って名前を呼び合うシンプルなものから、「Eye Killer」というゲームでは、殺し屋役がウィンクで他の参加者を"暗殺"していくドキドキの展開!被害者は派手な死に様を演じることで、場の雰囲気を盛り上げました。
また、「Tableau」というゲームでは、参加者が"Traveling Overseas"というテーマの元、さまざまなポーズで写真撮影の真似をし、その後、セリフを加えて小さな演劇を作り上げました。
午後はより深い「プロセス・ドラマ」が行われました。ドラマのテーマは「移住」です。絵を元にシーンをイメージし、それを演じるというアクティビティ。言葉の壁や文化の違いなど、多くの感情や挑戦を抱えるシチュエーションを演じ、実際の英語のコミュニケーションを体験することができました。
英語学習の新しい可能性を追求
この講座を通して、ドラマを介した英語学習の利点を実感できたことは間違いありません。実際に心を込めてセリフを言う経験や、具体的な場面での英語の使用は、言語を学ぶ新たなドアを開いてくれました。
このような新しい取り組みを続ける名城大学は、英語学習の新しい可能性を追求しています。次世代の方たちへ、効果的な学びの場を提供し続けることを約束します。
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