2026.09.25

「英語を教える」を体験しながら学ぶ――教育実習に向けた実践的な英語科指導法

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2026年7月11日(土)3限(13:10~14:40)、「英語科指導法I」の授業で、愛知教育大学附属名古屋中学校の五島勇樹先生をお招きし、「英語教師を目指す皆さんへ~教育実習に向けて~」をテーマとした授業が行われました。講義を聞くだけではなく、学生自身が中学生役となって模擬授業を体験しながら、英語教師に求められる授業づくりの工夫を実践的に学びました。

生徒の立場から、「伝わる英語授業」の工夫を学ぶ

模擬授業では、中学校1年生の英語教科書「NEW HORIZON English Course 1」のUnit 3「Our School」を題材に、Warm-upからリスニング、語彙、音読、文法、コミュニケーション活動へと授業がテンポよく進みました。学生たちは英語を聞くだけでなく、声に出したり、相手に質問したりしながら、「英語を使ってやり取りする」授業を体験しました。

授業で扱われたのは、「How do you come to school?」「When do you come to school?」といった、身近なことを尋ねる表現です。単に文法を覚えるのではなく、自分自身のことを英語で表現し、相手の答えを聞いてさらにやり取りを続ける活動を通して、英語がコミュニケーションのためのことばであることを実感できる内容となっていました。

模擬授業の後には、五島先生から授業づくりのポイントについて解説がありました。活動を始める前に具体的な目標を示すこと、一度のやり取りで終わらせず会話を続けること、同じ活動を繰り返しながら少しずつ新しい目標を加えることなど、生徒が英語を使いやすくするための工夫が紹介されました。また、無理に難しい英語を使おうとするのではなく、「今、自分が言える表現で伝える」ことの大切さも示されました。

さらに、授業づくりでは、教材を作成することそのもの以上に、「何を指導するのか」「生徒にどのような力を身につけてほしいのか」を考えることが重要だという、学校現場ならではのお話もありました。

高校まで「受ける側」だった英語の授業を、大学では「教える側」の視点から捉え直します。今回の授業は、教育実習を控える学生たちにとって、教師の問いかけ方や活動の組み立て方など、普段の授業の裏側にある工夫に気づき、英語教師として教室に立つ自分を具体的にイメージする機会となりました。