こんにちは!私はイギリスでの短期留学での経験やそこでの学びについてお話します!
たくさんの人たちとの出会い
留学中には生徒や街の人々から刺激を受ける機会が多くありますが、私の場合、自身の考え方に大きな変化をもたらしたのは現地のクラスメイトです。彼らは英語を公用語としないヨーロッパ各地から来ており、英語を含めた学習への意欲の高さにはとても感化されました。例えば、授業中に意見があれば躊躇なく発言し、時にはこちらが立ち入れないほど先生との白熱した討論をしていることもありました。日本では静かに話を聞き、質問があれば手を上げるというような授業スタイルに慣れていたので当初は驚きましたが、同時にこれほどまで授業内容に高い関心をもち一生懸命になっている姿は魅力的に感じました。
また、留学中は現地の人々の些細な優しさもとても印象深いものになるはずです。私がイギリスで暮らし始めた頃に目当ての場所を見つけられず右往左往していると、クレープの移動式販売車の店員の方が話しかけてくれたことがありました。彼は新しいクレープの包み紙に地図を書いて説明をして笑顔で送り出してくれ、それからというものその車の前を通り過ぎる度に話しかけてくれました。彼に限らず、街の人々からは思いやりの心を感じることは多くありましたが、それは留学の不安から優しさに敏感になっていたのかも知れません。ですがそのように、見知らぬ環境に身を置かなければ気付くことができないことは多いと思います。世界の状況が安定してそのような機会が得られるならぜひ挑戦してみてもらいたいです。
留学中に感じた自分自身の成長
私の場合、留学経験を通して積極的に行動をすることの大切さを学びました。現地で生活を始めると、言語が思うように通じず消極的になってしまうかもしれません。しかし一か月という短い期間を有意義に利用し成長するためには、自分で行動を起こしてみることが大切です。多くの場合留学先では日本から来た学生と授業を受けますが、言語が通じる安心感からそこで固まってしまえば、日本で生活するのとあまり変わりがないからです。
私が留学中にしていたこととしては、現地の大学の交流会などにできるだけ参加するなど、とにかく会話の機会を作ることです。中でも特に印象に残っているのは、日本文化に興味を持つ学生が集まる会に参加した時のことです。漫画などの日本文化について熱心に向き合いさらに理解を深めようとする彼らの姿からはとても刺激を受け、意欲的に英語で分からないことを聞いたり調べたりするようになりました。すると元々英語力や自分自身に自信がなかった私でも、留学の後半には英語力や自信を現地でできた友人から褒められるまでになりました。この経験から、まず一歩踏み出してみる、自身の成長のために行動してみることの大切さを実感しました。今でも何か行動するときに不安になり怖気づいてしまうことはありますが、このことを思い出すことで勇気をもらっています
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