2020.01.30

英語力×経営学(副専攻制度その後)

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  • 外国語学部第一期生(2016年度入学)として、副専攻制度(経営学)に挑戦し、見事に「副専攻単位修得証明書」を取得した和田めいりさんに、本制度に興味を持つ後輩へのアドバイスを聞きました

| 履修の流れ

一年次からの履修モデルを教えてください

一年次には外国語学部単位修得を意識してなるべく多くの講義を受けて46単位取得しました。二年次から他学部履修が可能になるので、経営学部の講義も併せて履修し始めました。履修の流れは、二年次前期に4単位、三年次後期に6単位、そして四年次前期に6単位取得しました。

二年次前期: 『人的資源管理論』『国際流通論』
二年次後期:-

三年次前期:-
三年次後期:『国際経営論』『ソーシャル・マーケティング論』『消費者行動論』

四年次前期:『国際貿易論』『グリーン・マーケティング論』『マーケティング入門』
四年次後期:-

履修の注意点はなんですか?

経営学部の講義を受講することばかりに集中してしまうと、外国語学部の講義への取り組みがおろそかになってしまいます。例えば、移動がシャトルバスか地下鉄なので約40分かかることを考えて一コマ分開けないといけませんが、その一コマが必修だとどちらかは取れなくなってしまいます。

ナゴヤドーム前キャンパスから出るシャトルバスは各講義が終わった後の時間に出発する時刻表ですが、逆に天白キャンパスからのバスはそうではありません。キャンパス間の移動が必要なスケジュールの場合、ナゴヤドーム前キャンパスで講義を受けてから、天白キャンパスに移動するという流れをお勧めします。

また、授業によっては、基礎的な講義を受講している前提で進んでいくものもあります。私はその関係で内容についていけないこともあり、受講をあきらめざるを得なかった4単位分の講義がありました。履修に際しては、シラバスをよく読むことが非常に大切だと思います。

副専攻に挑むコツはありますか?

正直に言うと、内容に興味が持てるかどうかと、しっかりと座学で学ぶことに臨めるかどうかだと思います。外国語学部では特にグループワークが多く、体験から学ぶ講義も多いですが、経営学部はどちらかというと座学で板書をして学ぶ講義が多いです。

キャンパス間移動や、自分のスケジュール調整、内容の違いなど、しっかりと副専攻制度の特徴を理解して、計画的な履修を心掛けることも重要だと思います。興味がある講義だと話を聞くだけでも楽しいので、ぜひシラバスをよく読んだり、教授に直接聞きに行ったりして、興味のある講義を受講してほしいと思います。

| 副専攻制度(経営学)のメリット

就職活動にどう活かすことができましたか?

ここは私の履修スケジュールに対する反省点ですが、私が副専攻履修を修了したのが四年次の前期で、もう就活が終わるタイミングでした。ですので、履歴書の自己アピールの部分に書くことはできたのですが、経歴の場所に<副専攻修了>、または<修了予定>と書くことができなかったのです。自己アピールもそれぞれの会社にあわせて書くので、副専攻のことを必ず含めてアピールするのは簡単ではありませんでした。

その代わり、私の場合には副専攻履修を目標にして自ら臨んでいたことから『新しいことにチャレンジする挑戦心』『難しかったことを乗り越える柔軟性』『知識を身に着けるための学習時間などの努力』といった点でアピールポイントを書くことができました。

本制度に興味を持つ学生に一言お願いします!

講義の受け方、自身の努力の仕方で将来の見通しが大きく変わってくると思います。講義内容そのもので将来に直接活かせるものもあれば、もちろん、必ずしもそうでないものもあります。ですが、私は副専攻を通してより経営者に対して、マーケティングに関して興味をもつことができました。そのことで、就活でも私生活においても、昔より視点や視野が広くなりました。

自分は副専攻履修が終わったあとにも、今回の体験から興味の沸いたトピックの本を自分で買って自学自習するようにもなりました。なんとなくでも、自分のなりたい姿や将来を想像しながら受けてみるとまた違う世界がみえてくるかもしれません。みなさんもぜひ頑張ってください!