2026.08.24

国際協力研修(カンボジア):8日目!

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カンボジア研修8日目:帰国

2026.08.24

M. T. (3年生)
 今回のカンボジア研修は、私にとって初めての海外、そして初めて飛行機に乗る経験でした。出発前は緊張もありましたが、実際にカンボジアで過ごした一週間は、新しい発見の連続で、毎日がとても濃く、充実していました。
 初めて飛行機に乗ったとき、離陸すると足元がなくなったような感覚に驚きました。空から見る海はどこまでも広く、高いところから見る雲は、普段地上から見ているものとは全く違って見えました。雲の種類によって形や高さが違うことにも興味を持ち、ずっと憧れていた雲の中に入ることができたことが嬉しかったです。国内線では大きく揺れることもあり、とても怖い思いもしましたが、それでもこの旅で飛行機に乗ることができてよかったと思います。怖さも含めて、普段の生活ではなかなか感じることのできない感覚を知ることができました。
 カンボジアでは、JICA、UNDP、AAR Japanなどの国際協力に関わる組織を訪問し、国際協力の現場で働く方々から直接お話を伺いました。さらに、アンコール・ワットやタ・プロームなどの遺跡、メコン川、街や村の様子など、さまざまな場所を実際に見ました。写真やインターネットで知っていたアンコール・ワットも、目の前にすると想像以上に壮大で、長い歴史を持つ建造物を実際に見て迫力を感じました。遺跡の柱に残る内戦の弾痕からは、カンボジアが経験してきた歴史の重さも感じました。一方で、街には大きなショッピングモールがあり、多くの車が走り、想像していた以上に発展していることにも驚きました。
 また、現地の人々と関わる中で、国や文化が違っても、人は思っていた以上に身近な存在なのだと感じました。店員さんや子どもたちから日本語で「ありがとう」や「日本?」と声をかけてもらったことも嬉しかったです。知らない土地で生まれた人たちも、自分と同じように好きなものがあり、誰かを好きになったり、働いて疲れたり、笑ったりする。そのことを頭では知っていましたが、実際に人と関わったことで、より強く実感することができました。
 そして、この一週間を通して、世界が自分の想像以上に広いことを知りました。日本にいるときは、自分が周囲からどう見られているのか、自分にはどれくらい価値があるのかなど、自分自身のことを考えすぎてしまうことがあります。しかし、カンボジアでは知らないことばかりで、相手の文化に触れ、現地の人の温かさに触れる中で、「どんな自分でもいいし、新しい自分でいてもいい」と思うことができました。自分を縛っていたものから少し離れ、周りの世界に目を向けられるようになったことは、今回の研修で得た大きなものです。
 もちろん、言葉や文化の違い、飛行機の揺れなど、不安や怖さを感じる場面もありました。それでも、面白いガイドさん、面白くて優しい先生、積極的で楽しむことが上手な仲間に恵まれ、問題が起きても笑いながら乗り越えることができました。現地の挨拶や食文化、ドルとリエルを使った買い物、中央マーケットでの値段交渉など、何気ない体験もすべて新鮮で、毎日が学びでした。
 今回の研修を通して、もっと多くの国を訪れ、さまざまな人と出会い、自分の目で世界を見てみたいと思うようになりました。海外に行くことは、知らない世界を知るだけでなく、自分自身を知ることにもつながるのだと思います。初めての海外旅行をカンボジアで経験できたこと、そしてこの研修で出会った人や仲間、見た景色、感じたことのすべてが、私にとってかけがえのない経験になりました。

外国語学部 宮下大夢
 悪天候により飛行機が遅延しましたが、全員無事にセントレアに到着しました。今回参加した7名の学生は、最初から最後まで主体的に学んでくれ、笑いの絶えない研修となりました。おかげさまで、引率した私にとっても一生の思い出に残る研修となりました。いつか、カンボジアで学んだことのほとんどは忘れてしまうかもしれません。けれど、いつまで経っても忘れない何かが、学生たちの心に残ったと思います。この経験を、これからの人生に活かしてください。