2026.08.23

国際協力研修(カンボジア):7日目!

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カンボジア研修7日目

2026.08.23
 カンボジア研修7日目は、世界遺産のアンコール遺跡群でフィールドワークを行いました。早朝の日の出鑑賞から始まり、アンコール・ワット、タ・プローム、アンコール・トムを巡りながら、壮大な遺跡の歴史や文化、豊かな自然に触れました。

アンコール遺跡群

R. N. (3年生)
 一週間にわたるカンボジア研修の最終日は、世界遺産・アンコール遺跡群でのフィールドワークです。雨季で天気が心配でしたが、「晴れる」と信じてみんなでお揃いのゾウ柄パンツを履き、朝5時にホテルを出発。15ドルでアンコール・ワットの日の出鑑賞に挑戦しました。暗闇から刻一刻と空の色が変わり、やがて朝日に照らされたアンコール・ワットのシルエットが現れ、非常に神秘的な光景に出会うことができました。
 朝食後に改めて見学を再開し、アンコール・ワット、タ・プローム、アンコール・トムの順で巡りました。アンコール・ワットだけで東京ドーム約42個分という桁外れの広さと、膨大な量の石材に驚かされました。重機もない時代にどれほどの人がどうやってこれほどの石材を運び、建造物を築いたのか、好奇心が掻き立てられます。壁面に刻まれたレリーフ(彫刻)を見たとき、前日の夕食時に鑑賞した「アプサラダンス」の衣装やポーズそのままで、「あ!昨日のやつだ!」とテンションが上がりました。また、美しい修復が進む一方で、遺跡の壁面にはかつての内戦時の銃弾の跡が残り、頭や手が落とされた仏像がそのまま残されているなど、華やかな文化の裏にある複雑な歴史のリアルさも実感しました。

 タ・プロームとアンコール・トムはあまり時間がなくてガイドさんの詳しい説明を聞く余裕がなかったのですが、各々お気に入りの彫刻や景色を見つけ楽しんでいました。整備されたアンコール・ワットとは違い、タ・プロームはガジュマルなどの巨木の根が石組みを覆い尽くしていて、自然の中に埋もれた神秘的な佇まいが印象的でした。人間の叡智と自然の生命力が混ざり合った世界観は、本当にゲームの中や映画『天空の城ラピュタ』に入り込んでしまったかのようでした。
 木々の緑の中には、リスやサル、東南アジアならではの特大サイズの虫などもいて自然豊かでした。ガイドさんが鳥やリスの鳴き声を真似して動物を呼んでくれたり、臨機応変でユーモアあふれる気遣いをしてくれたりと、ガイドさん自身のホスピタリティからも学ぶことが多かったです。
 1992年に世界遺産に登録されてから、日本をはじめとする世界各国の国際協力によって修復が進められ、「危機に瀕した世界遺産」から脱出したこの場所。数年後にまた訪れて、修復の進捗を確認してみたいと思います。
R. N. (3年生)

遺跡巡りの後は、寂しいですが、いよいよカンボジアとお別れです。シェムリアップ国際空港を出発し、経由地のホーチミンに向かいます。