教授 村田 泰美 Yasumi(Jasmine)MURATA

Classes
英語学概論、異文化理解、英語の構造と意味、コミュニケーションのための英文法、海外研修、英語の拡がりと多様性
Area of Study
言語学、語用論、社会言語学、英語教育
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    授業紹介

    コミュニケーションのための英文法

    セメスター留学から帰ってきた学生が多く参加する2年生の選択科目です。授業は99%英語で行います。学生は異なった目的や場面でのコミュニケーションを考え、英語でプレゼンテーションをします。たとえば「友だちとランチに行くときどんなふうに誘ったらいいか」、「初めてのデートに何を着ていくかアドバイスをしてあげるとき、どんな風にアドバイスをするのか」などについて考え、発表をしながら学びを深めます。

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    研究紹介

    会話は相互の「やりとり」で成り立ちます。相手がいないのは独り言で、会話ではありません。そして、この「やりとりの仕方」は言語で異なります。英語が聞けて話せても、英語のやりとり、つまり会話にうまく入れないこともあるのです。私の研究のひとつはこの「やりとり」の仕組みを明らかにすることです。
    ゼミナールでは「やりとり」がどのように研究されてきたかを知り、実際に自分でデータをとってみる、テレビドラマや、映画を参考にするなどして、日本語や英語ではどのように「会話」しているかを、比較しながら探究を深めていきます。

ワタシとコトバ

私にとって、ことばとは人間そのものです。ことばのさまざまな面を知り、理解することは人間そのものを理解することになると考えています。たとえば日本に生まれ育てば、「人種」に関係なく日本語がぺらぺらになります。逆に日本人でもアメリカに生まれて育てば、英語ぺらぺらです。あなたは人間について、自分について知りたいと思いませんか?

ワタシとセカイ

ことばを通して人間はつながれます。もちろん芸術や音楽を通してもつながることはできるでしょう。でもことばによるつながりは、効果的で直接的。私は高校生のときはじめて英語圏のオーストラリアに行き、1年間を過ごしました。それがその後の人生を決めたと言っても過言ではありません。今も年に数回海外に出ますが、いつも思うのは「16歳の経験が原点だった」ということです。英語を通して世界とつながりましょう。

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