大学概要理科の面白さを実感しよう!!

サイエンサー

No.7

夏季休暇を利用して、高校生を対象に化学・物理実験を実施する。教科書の理論を実験で確かめ、理科への興味を深めてもらう。

2019年度成果報告

2020/03/26

ポスター全体 ポスター全体

ACTIVITY

第1回事前実験

2019/09/18

■今回の取り組み内容(目的)
今回我々サイエンサーは、本番の実験に向けて、指導案や実験方法等を試し、問題を見つけ改善するために、8月6日に第1回事前実験を行った。

■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など
私たちは、教職課程と応用科学科のメンバーから構成されており、様々な学科から多種多様の視点を持ち、本プロジェクトの実験に臨んでいます。実験の指導案の作成や、外部の高校生対象という初めてのことが多くあり、手探り状態で今まで進んできました。「高校生に実験背景をどこまで伝えるべきか、この実験方法は本当にわかりやすいのか」などアドバイサーの先生方にもご協力いただき、高校生の視点から本プロジェクトの実験を見つめなおしました。それにより、本実験の指導案は1段階良いものに仕上がりました。

  • 事前に作成した指導案をもとに実験の準備をする様子 事前に作成した指導案をもとに実験の準備をする様子
  • 話し合い、互いに確認しながら実験を進める様子 話し合い、互いに確認しながら実験を進める様子

第2回事前実験

2019/09/18

■今回の取り組み内容(目的)
今回我々サイエンサーは、8月6日に行った第1回事前実験の改善案をもとに、第2回事前実験を行い、最終調整をした。

■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など
今回は、前回の事前実験の改善をもとに最終確認をするとともに、当日使用する試薬等の調製を行いました。今回も前回に引き続き、高校生の立場に立つことを意識し、行いました。応用科学科の学生以外は試薬を調製するのは初めてであり、学生にとっても刺激的な体験になりました。残すは、高校生を招いて、実験を行ってもらう当日のみとなりました。お越しいただく高校生の皆様には、このEnjoy Learnig プロジェクトを通して、理科への理解を深め、何か一つでも興味を持ってもらえるようにしていくため、我々学生一同気を引き締めて、取り組もうと思います。

  • 第1回事前実験から改善した指導案をもとに最終確認をしている様子 第1回事前実験から改善した指導案をもとに最終確認をしている様子
  • 本番に向け、試薬の調整をしている様子 本番に向け、試薬の調整をしている様子
  • 互いに意見を言いながら確認している様子 互いに意見を言いながら確認している様子
  • 本番に向け、各々が真剣に実験に向き合っている 本番に向け、各々が真剣に実験に向き合っている

化学・物理実験(1日目)

2019/12/10

■今回の取り組み内容(目的):
サイエンサーのメインの活動である高校生に化学・物理実験(1日目)を行いました。

■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
1日目は化学実験である「炎色反応」の実験を行いました。炎色反応は高校で必ず習う分野です。しかし、授業では写真を見て、どの元素がどの色になるかということを覚えるだけで終わります。こうした現状を受け、実際に自分たちの目で炎色反応を確認してもらい、さらに物理の範囲である「光」と関連させた内容を計画・実施しました。参加していただいた高校生は、初めて使用する器材に戸惑い、使用方法に苦戦しながらも実験を進めていきました。私たち学生は、高校生の安全に気を使いながらも、高校生が自分たちで実験を進められるようアドバイスをしていきました。高校生にとっても、学生にとっても初めてのことであり、良い経験になりました。

  • 事前課題解説や実験の全体説明の様子 事前課題解説や実験の全体説明の様子
  • 全体説明後、班ごとに詳しく説明する学生達 全体説明後、班ごとに詳しく説明する学生達
  • 時には目の前で学生が実践しながら説明を行った 時には目の前で学生が実践しながら説明を行った
  • 班ごとで役割分担をし「炎色反応」の実験を実施した 班ごとで役割分担をし「炎色反応」の実験を実施した

化学・物理実験(2日目)

2019/12/10

■今回の取り組み内容(目的):
サイエンサーのメインの活動である高校生に化学・物理実験(2日目)を行いました。

■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
2日目である今回は化学実験の「中和反応」の実験を行いました。中和反応は化学実験でも代表的なものであり、高校在学中にも実施することもある内容です。しかしながら、今回はphメーターなど大学でしか使用しない器材も使い、より専門性が高い内容のものを計画・実施しました。また、教科書でよく見るph曲線を実験で得られた測定値を使い、自分たちの手で描いてもらいました。中和反応の実験では中和終了点が非常に分かりにくく、難しいところとなっています。我々学生は、実験でより良い結果が得られるように指導していきました。その結果もあり、全ての班で良い結果が得られ、高校生はより深く中和を理解できるようになったと思われます。

  • 「中和滴定」で使用した器具は学生が班ごとに丁寧に説明をした 「中和滴定」で使用した器具は学生が班ごとに丁寧に説明をした
  • 高校生の生徒たちは話し合い、確認しながら実験を進める様子 高校生の生徒たちは話し合い、確認しながら実験を進める様子
  • 初めて使う器具に戸惑いながらも、学生のアドバイスを聞きながら実施していた 初めて使う器具に戸惑いながらも、学生のアドバイスを聞きながら実施していた
  • 全ての実験が終了後の高校生たちの記念写真 全ての実験が終了後の高校生たちの記念写真

「トランジスタの原理を理解しよう!」の開催

2020/03/23

■今回の取り組み内容(目的):
 11月24日(日)トランジスタの原理を知ろう!

■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
 学生メンバーも一緒になって回路を設計して、高校生に指導を行いました。ただ、教えるだけでなく高校生達にも考えさせるなど実際の授業を想定しつつ行うことができました。また、事前に参加する高校生のテキストを作成する際に、まだ習っていない範囲を、どのようにしたら高校生達に理解してもらえるか?我々学生も試行錯誤しながらテキストを作成しました。反省点として、参加人数が少なくもっと人数を集めるためにはどうような広報の仕方があるのかを考えさせられました。今後は募集人数を増やせるような広報の仕方を考え、もっと科学に興味を持っていただきたいと考えています。

■写真の内容説明
 11月24日(日)にCODE BASE NAGOYAで高校生向けに「トランジスタの原理を理解しよう!」をテーマに、高校生3名の方に参加していただきました。実際に自分達で回路の設計する時に原理を分かっていないと全く光らなかったりなど悪戦苦闘していましたが、最後にはきちんと回路を組み合わせることができました。

一年の振り返り

2020/03/23

■今回の取り組み内容(目的):
 2月6日(木)最終報告会に向けての資料準備と振り返り。

■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
 この一年を振り返った時に、多くの反省点が出てきました。募集人数を増やすための広報の仕方、募集時期や参加学年を2年生だけでなく1年生もいれては?また、実験内容をもっと易しくした方がいいのでは?など様々な意見を出し合うことができました。そして、アドバイザーの先生方に沢山支援して頂いたり、学務センターの方々にも支援して頂いたおかけでこの1年を行えることができました。今後の抱負として、この1年の反省を生かすことはもちろんのこと、さらに科学に興味をもてるような企画などを計画し、高校生達に参加してもらいたいと思います。

■写真の内容説明
 2月6日(木)最終報告会に向けてこの一年の振り返りと今後の活動について話合いを行いました。メンバー全員で集まることができず、当日は集まれる人だけで話合いを行いました。また、ポスターセッションの内容やパワーポイントについてのスライド内容や構成など議論しあい、最終報告会に向けて活動を続けています。

2019年度成果報告

2020/03/26

ポスター全体 ポスター全体
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ