大学概要理事長挨拶・学長挨拶

学校法人名城大学の基本戦略MS-26を推進します

学校法人名城大学 理事長 立花 貞司(たちばな ていじ)

2018(平成30)年7月に理事長に就任いたしました。これまで本学にいただきましたご支援、ご厚情に深く感謝を申し上げます。

本学は1926(大正15)年に創設された名古屋高等理工科講習所を前身として、幾多の変遷を経て、昭和24年学制改革による新制大学「名城大学」として発足いたしました。多くの困難に遭遇しましたが、全員の努力でこれを克服して前進を続けて参りました。歴史と伝統に輝く中部地区最大の文理融合の私立総合大学として、これまでに19万人を超える卒業生を輩出しております。

本学では、関係各位のご努力により、現在特色ある教育活動・研究活動・社会貢献が展開されております。2016(平成28)年に開学90周年を迎えるにあたり、ナゴヤドーム前キャンパスの新設、新校友会館などが竣工し、また9番目の学部として外国語学部が開設されるなど、更なる教育環境の整備・充実が進められてきました。
今後さらに、研究実験棟III・IV(仮称)の建築に着工し、学生諸君の学習環境の整備を進めてまいります。

研究・教育面に目を向けますと、大学においては、文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業(世界展開型)」に、平成28・29年度の2年連続で選定されました。青色LEDを起点とした近未来を創造する新しい光デバイスの創製と、新しいナノ材料の開拓と創製に関する世界レベルの基礎研究を全学体制のもとで進め、その成果を様々な媒体で広報することで、「研究の名城大」「世界の名城大」ブランドを構築してまいります。
また、附属高等学校においても、文部科学省から、スーパーサイエンスハイスクール、スーパーグローバルハイスクールに選定されるなど、社会から評価される大学・高等学校として、高い評価をいただいております。
私たちはこのことを誇りとし、設置学校の充実に努めていく所存であります。

さて、経済を中心とするグローバル化や少子高齢化、ロボットやAI(人工知能)の台頭といった急激な社会の変化の中、労働市場や産業・就業構造の流動化などによって将来予測が困難となり、これまでの常識が通用しなくなって参りました。教育機関にとって、こうした環境下でたくましく生き抜く、優れた人材を育成することが必要不可欠な状況にあります。

こうした状況下において、学校法人名城大学では、2026年の開学100周年を目標年とする新たな戦略プランとして、MS-26(Meijo Strategy-2026)を策定し、2015年4月より実働に移しております。これは、「生涯学びを楽しむ」ことを、大学・高校に関わる全ての人達と共有したい価値観とする長期戦略プランです。現在、学生が在学中に「学び」から得られる満足感を体感できる様々な機会を設定し、学生の学びに対する主体性を引き出す取り組みを推し進めています。

今後、100周年に向けて、「学生・生徒第一主義」という思いを引き継ぎ、学生・生徒が満足した学生生活をおくり、卒業後には本学の卒業生であることを誇りにして社会で活躍するよう、学生・生徒の視点に立って改革を推し進めて参ります。

学校法人名城大学の設置学校が、21世紀に通用する人材を育成するために、創設以来の歴史と伝統を受け継ぎ、学生、生徒、保護者、卒業生、教職員とのコミュニケーションを密にして任にあたりたいと存じますので、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

平成30年7月
学校法人 名城大学理事長 立花 貞司

略歴

職歴

昭和44年4月 トヨタ自動車工業株式会社 入社(現 トヨタ自動車株式会社) 
平成13年6月 トヨタ自動車株式会社 取締役就任
平成15年4月 トヨタホーム株式会社 取締役社長就任
平成17年6月 トヨタ自動車株式会社 専務取締役就任
平成19年6月 トヨタホーム株式会社 取締役会長就任
平成22年6月 ミサワホーム株式会社 取締役会長就任
平成22年6月 トヨタ自動車株式会社 顧問就任(平成28年10月退任)
平成22年11月 名古屋商工会議所 副会頭就任(平成28年10月退任)
平成27年6月 トヨタホーム株式会社 相談役就任(平成30年6月退任)
平成28年6月 ミサワホーム株式会社 相談役就任(平成30年6月退任)
平成29年7月 学校法人名城大学 理事 (現在に至る)

公職等

平成26年5月 名古屋市 経営アドバイザー

主な現兼職

平成26年5月 松竹株式会社 監査役
平成28年6月 岡崎信用金庫 理事

賞罰

平成25年7月10日 国土交通大臣表彰
平成27年4月29日 藍綬褒章

学生が大きく羽ばたく「学びのコミュニティ」づくりを推進します

名城大学 学長 吉久 光一

名城大学は1926年に設立した名古屋高等理工科講習所を前身としており、2016年に開学90周年を迎えました。これを機に、ナゴヤドーム前キャンパスを開設し、本学の9番目の学部として新たに、外国語学部を設置しました。

本学は、このドーム前キャンパス、そして天白キャンパスと八事キャンパスの3つの主要なキャンパスを設置しており、9学部24学科、大学院10研究科を擁する中部圏最大の文理融合型私立総合大学であります。在籍している学生は、学部生・大学院生を合わせて1万5千人、これまでに19万人を超す卒業生を社会に送り出してきました。卒業生は、中部圏を中心に国の内外の様々な分野で活躍しており、社会から高く評価されております。また、各学部の同窓会で組織されています大学全体の校友会は、全国各地だけでなく国外にも広くネットワークを持ち、在学生や卒業生のサポートをしています。

さて、これからの社会は、科学技術、特に情報通信技術の更なる進展により、グローバル化が一段と加速し、経済のシステムや産業構造、さらに文化までもが変っていきます。このような激動する社会を見据えて、本学では開学100周年を迎える2026年を目標年とした大学の中長期計画MS-26を策定しました。この計画のビジョンは、「多様な経験を通して、学生が大きく羽ばたく「学びのコミュニティ」を創り広げる」であり、現在、学生の課題解決型学修やフィールドワークなどの能動的学修を支援する「学びのコミュニティ創出プロジェクト」や、学生グループによる学びの活動の活性化を図る「Enjoy Learning プロジェクト」などの事業を展開しています。さらに、2018年度後期からは、目的意識の高い学びのコミュニティを醸成することを趣旨とする新たな学部横断型選抜プログラム(「名城大学チャレンジ支援プログラム」)を実施します。本プログラムは、時代感覚と「グローバル」「キャリア」「リーダーシップと連携・協働」という3つのマインドを涵養し、時代を主体的に生き抜く力を養成する日本最高水準の選抜型自己実現支援プログラムです。また、研究力強化に向けた大学院の充実の一環として、大学院理工学研究科修士課程(博士前期課程)の入学定員を2019年度から増員します。これらの取り組みを通じて「多様な人々と主体的に協働する力」を養い、本学の立学の精神である「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」を体現してまいります。

赤﨑教授の2014年ノーベル物理学賞の受賞に勇気づけられ、私は学長就任時に名城大学を「日本一活力のある大学」にしたいと述べました。社会の皆様から「活力ある大学」と評価頂けるよう、「自由の学府 名城大学」として、学生一人ひとりの個性を尊重し、生涯学びを楽しむ大切さを育むとともに、質の高い教育、研究、社会貢献の取り組みを一層充実していく所存です。

今後、高等教育を取り巻く環境は更に厳しさを増していきますが、そうした時だからこそ、在学生、教職員そして卒業生が一致協力し、文理融合型私立総合大学としての使命を果していきたいと存じますので、皆様方のご理解、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

平成30年4月
名城大学学長 吉久 光一

プロフィール

1952年11月29日東京都中央区生まれ。65歳。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。東京大学生産技術研究所助手、名城大学講師、助教授を経て2000年教授。理工学部長、理工学研究科長、評議員を歴任し、2016年4月から学長。専門は建築環境工学。

FEATURE

  • MEIJO DIAMOND
  • ナゴヤドーム前キャンパス
  • ナノマテリアル研究
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ