大学概要理事長挨拶・学長挨拶

MS-26に基づいた学校づくりを推進します。

学校法人名城大学 理事長 小笠原 日出男

現在、私立大学を取り巻く環境は一段と厳しさを増しており、少子化の進行、グローバル化等への対応に迫られ、多くの課題に直面しております。このような時代の動きの中、本学では、キャンパスの整備やグローバル化への対応を積極的に進めるとともに、学生一人ひとりの自己実現を可能とする教育研究の特色づくり、迅速な意思決定に資するガバナンス体制の確立、そして、これらの活動を支える健全な財政基盤の構築など、社会の変化に迅速に対応し、様々な改革を推し進めていきます。

名城大学・名城大学附属高等学校は、中部の産業界を支える人材育成機関としての一翼も担っております。名城大学附属高等学校では、多くの生徒を中部圏の高等教育機関に送り出し、名城大学では、東海4県出身者の学生数が90%を占めています。そして、卒業生の70%を東海4県の企業等に送り出しています。このことから、学校法人名城大学の設置学校における教育研究の取り組みが、"世界に誇る中部地区の基幹産業を支え、国家、社会の信頼に値する活躍できる人材を育て、社会へ送り出している"といっても過言ではありません。

このような時代の中、大学においては、文部科学省の「私立大学研究ブランディング事業(世界展開型)」に、平成28・29年度の2連続で選定されました。青色LEDを起点とした近未来を創造する新しい光デバイスの創製と、新しいナノ材料の開拓と創製に関する世界レベルの基礎研究を全学体制のもとで進め、その成果を様々な媒体で広報し、「研究の名城」「世界の名城」ブランドを構築してまいります。

また、附属高等学校においても、文部科学省から、スーパーサイエンスハイスクール、スーパーグローバルハイスクールに選定されるなど、社会から評価される大学・高等学校として、高い評価をいただいております。

私たちはこのことを誇りとし、設置学校の充実に努めていく所存であります。

現在、学校法人名城大学では、2026年の開学100周年を目標年とする戦略プランとして、MS-26(Meijo Strategy-2026)を策定し、実働に移しております。この戦略プランでは、「学び」に対する真摯な姿勢を貴ぶという価値を「生涯学びを楽しむ」という親しみやすく分かりやすい言葉で表現し、教室内での学習のみならず、ゼミ・研究活動、スポーツ・文化活動などをとおして学ぶ「生きていくための知恵」を含めた「学び」から得られる満足感を体感できる様々な経験機会を設定することで、学生の学びに対する主体性を引き出す取り組みを推し進めています。

今後、100周年に向けて、「学生・生徒第一主義」という思いを持ち、常に学生・生徒の視点に立って、MS-26戦略プランに基づく施策をさらに推進し、学生・生徒が大学生活、高校生活に満足して卒業する学校づくりに取り組み、皆で輝かしい100周年を迎えたいと思っています。

学校法人名城大学の設置学校が、21世紀に通用する人材を育成するために、創設以来の歴史と伝統を受け継ぎ、学生、生徒、保護者、卒業生、教職員とのコミュニケーションを密にして任にあたりたいと存じますので、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

平成30年4月
学校法人 名城大学理事長 小笠原日出男

略歴

職歴

昭和37年4月 株式会社東海銀行入行
平成2年6月 株式会社東海銀行 取締役資金証券企画部長
平成5年6月 株式会社東海銀行 常務取締役企画部長
平成7年6月 株式会社東海銀行 専務取締役
平成8年6月 株式会社東海銀行 取締役副頭取
平成10年4月 株式会社東海銀行 取締役頭取
平成13年4月 株式会社UFJホールディングス 代表取締役社長(平成14年6月まで)
平成14年1月 株式会社UFJ銀行 取締役会長
平成14年6月 株式会社UFJ銀行 特別顧問
平成16年7月 株式会社UFJ銀行 名誉顧問
平成16年7月 学校法人名城大学理事(現在に至る)
平成18年1月 株式会社三菱東京UFJ銀行 名誉顧問(現在に至る)
平成24年1月 学校法人名城大学 理事長(現在に至る)

公職等

平成14年4月 一般社団法人中部経済連合会顧問(現在に至る)
平成19年11月 名古屋商工会議所参与(現在に至る)

学生が大きく羽ばたく「学びのコミュニティ」づくりを推進します

名城大学 学長 吉久 光一

名城大学は1926年に設立した名古屋高等理工科講習所を前身としており、2016年に開学90周年を迎えました。これを機に、ナゴヤドーム前キャンパスを開設し、本学の9番目の学部として新たに、外国語学部を設置しました。

本学は、このドーム前キャンパス、そして天白キャンパスと八事キャンパスの3つの主要なキャンパスを設置しており、9学部24学科、大学院10研究科を擁する中部圏最大の文理融合型私立総合大学であります。在籍している学生は、学部生・大学院生を合わせて1万5千人、これまでに19万人を超す卒業生を社会に送り出してきました。卒業生は、中部圏を中心に国の内外の様々な分野で活躍しており、社会から高く評価されております。また、各学部の同窓会で組織されています大学全体の校友会は、全国各地だけでなく国外にも広くネットワークを持ち、在学生や卒業生のサポートをしています。

さて、これからの社会は、科学技術、特に情報通信技術の更なる進展により、グローバル化が一段と加速し、経済のシステムや産業構造、さらに文化までもが変っていきます。このような激動する社会を見据えて、本学では開学100周年を迎える2026年を目標年とした大学の中長期計画MS-26を策定しました。この計画のビジョンは、「多様な経験を通して、学生が大きく羽ばたく「学びのコミュニティ」を創り広げる」であり、現在、学生の課題解決型学修やフィールドワークなどの能動的学修を支援する「学びのコミュニティ創出プロジェクト」や、学生グループによる学びの活動の活性化を図る「Enjoy Learning プロジェクト」などの事業を展開しています。さらに、2018年度後期からは、目的意識の高い学びのコミュニティを醸成することを趣旨とする新たな学部横断型選抜プログラム(「名城大学チャレンジ支援プログラム」)を実施します。本プログラムは、時代感覚と「グローバル」「キャリア」「リーダーシップと連携・協働」という3つのマインドを涵養し、時代を主体的に生き抜く力を養成する日本最高水準の選抜型自己実現支援プログラムです。また、研究力強化に向けた大学院の充実の一環として、大学院理工学研究科修士課程(博士前期課程)の入学定員を2019年度から増員します。これらの取り組みを通じて「多様な人々と主体的に協働する力」を養い、本学の立学の精神である「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」を体現してまいります。

赤﨑教授の2014年ノーベル物理学賞の受賞に勇気づけられ、私は学長就任時に名城大学を「日本一活力のある大学」にしたいと述べました。社会の皆様から「活力ある大学」と評価頂けるよう、「自由の学府 名城大学」として、学生一人ひとりの個性を尊重し、生涯学びを楽しむ大切さを育むとともに、質の高い教育、研究、社会貢献の取り組みを一層充実していく所存です。

今後、高等教育を取り巻く環境は更に厳しさを増していきますが、そうした時だからこそ、在学生、教職員そして卒業生が一致協力し、文理融合型私立総合大学としての使命を果していきたいと存じますので、皆様方のご理解、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

平成30年4月
名城大学学長 吉久 光一

プロフィール

1952年11月29日東京都中央区生まれ。65歳。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。東京大学生産技術研究所助手、名城大学講師、助教授を経て2000年教授。理工学部長、理工学研究科長、評議員を歴任し、2016年4月から学長。専門は建築環境工学。

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