大学概要岩手県陸前高田市図書館再建プロジェクト Book-aid

Book-aid

「愛知からできること」をテーマに、被災地の支援及び教訓の伝承を行っています。以前から続けている図書館再建プロジェクトや現地調査、現地の方々との交流を通し、そこで得た教訓や現状を研究し、その成果を学内だけではなく、愛知に住む人々にも伝えることで将来起こりうる大災害に備えるための啓蒙活動へと繋げることを目標としています。震災を「他人事」ではなく「自分事」として捉え、東日本大震災から学んだ教訓をもとに減災・防災対策をしていく働きかけをしていこうと考えています。

円頓寺商店街サタデーマーケットでの出店(第1回~第3回)

2021/07/17

7月3日、10日、17日に円頓寺商店街サタデーマーケットで出店をしました。

古本や陸前高田市の物産を販売し、その利益を寄付し、出店を重ねることで団体の知名度を上げ、被災地の状況を多くの方に知ってもらえました。

名古屋市と陸前高田市が友好都市であることなどから、関心を持ってくださる方が多いように感じました。

円頓寺商店街では、主婦の方や小さなお子様のいる家族連れ、高齢の方が多い印象であったため、古本のラインナップを料理本、絵本、自己啓発本に絞って販売することにしました。すべての本を100円均一で販売しているため、特に絵本はお孫さんやお子さんと毎週買いに来てくださる方も増えました。

しかし、第3回目の出店までは、古本のみを販売していたため、Book-aidの活動をあまり広められていないような印象がありました。

出店時の記念撮影

7月10日の出店時の様子

円頓寺商店街サタデーマーケットでの出店(第4回、第5回)

2021/07/31

7月24日、31日に円頓寺商店街サタデーマーケットで出店をしました。

第4回目の出店からは、陸前高田市で人気の物産であるマスカットサイダーとおやつ昆布の販売も始めました。サイダーは7月の暑さにはちょうど良く、仕入れの関係で300円での販売となりましたが、前回までの出店で徐々にBook-aidの活動が広まりつつあり、 たくさんの方に購入していただけました。

おやつ昆布は現地に行ったことのある人にはリピーターが多く、「ここでいっぱい売っていると聞いて」と来てくださる方も多くなりました。出店回数を重ねていくごとに、、商店街に通う方々との繋がりができたり、陸前高田市の復興状況などに興味を持ってくださる方が増えました。

コロナ禍のため、声を出して大きく宣伝することはできませんが、出店を続けることでたくさんの方に陸前高田市のことを知っていただけたので、後期の出店では、物産を少し変えて販売してみようかと考えています。

7月31日の出店の様子

陸前高田市で人気のマスカットサイダー

東北調査

2021/08/04

今回の東北調査は初めて東北に行くメンバーが多く、東日本大震災の被害や爪痕を目で見て感じられるように資料館や被災した建物が保存してある施設を見学しました。

津波が押し寄せる様子や、避難所の人々の様子は当時小学生であったメンバーは覚えており、本や新聞、映像などで被害の様子を見て、どれだけ自身・津波が怖く恐ろしいのかを知ったつもりになっていましたが、実際に津波に襲われた現地に向かうと、今まで感じていた「怖さ」より遥かに上回る「怖さ」を感じました。

資料館の方や被災者は、津波で亡くなった人の多くが、すぐに非難しなかったり、避難したが戻ってしまった人だったと聞きました。このように考える人を減らし、地震の後はすぐに「非難する」「戻らない」を徹底することが出来たら、被害を減らすことい繋がっていたと考えると、今後愛知にも起こりうるかもしれない地震の対策も続けていこうと思います。

現在の陸前高田市の様子

震災時に流された車の様子

東日本大震災を経験した現地の方との交流

2021/08/06

博物館や資料館の説明とは違い、実際に経験されたその方々ならではの話を聞き、それぞれの思いや気持ちを交換することが出来ました。

今まで、被災者の方が一番伝えたかったことは「津波は怖い、早く逃げて」だと考えていましたが、お話をするうちに、「日常、何でもない普通の日々がいかに幸せか。そして、災害はその日常を一瞬で壊してしまう。だからこそ、今を大切に。」だと気づきました。そして、その日常のためにも、「もし災害が発生した時には逃げること。」が大切だと感じた。

今回、意見交換をしたことで新たにやりたいことが見つかり、さらに知りたいことも増えました。現在はコロナウイルスの影響で気軽に東北に行くことが難しいので、愛知からでもできることを続け、現地の方との繋がりを大切にし、今後の活動に活かしていこうと思います。

気仙大工伝承館での記念写真

漂流ポストでの記念写真

円頓寺商店街サタデーマーケットに出店

2021/09/11

9月の円頓寺商店街サタデーマーケットでの出店は台風の影響もあり、1回のみとなりました。

サタデーマーケットを運営している方からの宣伝もあり、陸前高田物産として販売している「マスカットサイダー」を多くの方にお買い求めいただきました。1回のみの出店でしたが、Book-aidの名前が商店街を訪れる方々に浸透し始めてきたのではないかと感じます。

今後も買いに来てくださる方や、足を止めてくれる方に震災のことを思い出してもらい、震災が実際自分の身に起こってしまった時にどう行動するべきかを家族や大切な人と改めて考え直すきっかけになれたらと思います。

円頓寺商店街での販売の様子

回収した古本の仕分け作業

回収した古本を、円頓寺商店街で販売する本と、バリューブックスに送るための本を仕分けしました。

仕分け作業は、コロナ禍ということもあり、基本的に5名以下で行っています。昨年は、活動できない期間が多く、仕分け作業が出来なかったため、古本のストックで書庫が一杯でした。

被災地支援のために天白区役所と名城大学学内で集めた大切な本であり、一冊ずつ丁寧に仕分けていきます。夏休み期間を含めて仕分け作業を定期的に行うことで、書庫一杯だった古本を詰めた段ボールが半分くらいになりました。

今年度内には、この段ボール分を寄付金に変え、また本の回収を再開したいです。

古本の入った段ボールの一角

円頓寺商店街サタデーマーケットに出店

10月は、毎週(計5回)出店をしました。毎週少しずつ本のラインナップを変えることで、楽しみに来てくださる方がいらっしゃいます。

また、少し肌寒くなったため、陸前高田物産を「おやつ昆布」のみの販売に切り替えました。おやつ昆布にがファンの方が増え、毎週「昆布まだある?」と聞かれることが多くなりました。古本の販売だけでなく、物産の販売もすることで、陸前高田と愛知を繋ぐ架け橋になっていると考えています。今後も、その役目を絶えず続けていきたいです。

また、10月の円頓寺商店ではサタデーマーケットと並行し、本の散歩道というイベントも開催されていたため、古本の売り上げが同じ毎週出店の7月より大幅に上がりました。売り上げがすべてではありませんが、被災地の復興や防災減災意識の向上のために大切なことの一つだと考えています。

円頓寺商店街での出店の様子

古本の仕分け作業

10月は、大学の授業があったため、仕分けの時間があまり取れませんでした。

しかし、空き時間を見つけて集まり、少しずつ作業を進めていきました。仕分け作業は、集めた古本に落書きや汚れがないか、ISBNコードはついているなどを一冊ずつ手作業で確認していきます。

時間がかかり地味な作業ではあるものの、被災地復興に繋がる大切な作業なので、丁寧に行っています。

9月から少ししか進みませんでしたが、だんだんストックは減りつつあるので、古本回収再開を目標に今後も頑張っていきたいです。

落書きや目立った汚れがないか等丁寧に確認している様子

円頓寺商店街サタデーマーケットに出店

11月の円頓寺商店街での出店は2回でした。これまで何度も出店してきたため、準備や片付けに慣れてきました。

他の出店者とお話しすることで、円頓寺商店街以外での出店もオススメされました。今後、活動の幅を広げるのも防災・減災や被災地の現状を伝えていく上では、必要なことなのかなとメンバーと気論することも増えていきました。

また、物産として販売していた「おやつ昆布」は今月でストックがほぼなくなりました。リピーターも増えてきてとても嬉しいです。来月も頑張ります。

販売ブースの様子

東海ラジオに出演しました

東海ラジオの番組に3分程度ですが、生出演することができました。私たちの主な活動や活動を通して学んだことを紹介しました。この放送を聞いてくださった方が、防災・減災について考えたり、被災地復興に興味を持ってくれたらいいなと思います。

今回のメンバーのうち4年生の3名が参加しました。初めての生放送にラジオに大緊張でしたが、本番前にはリラックスして自然体で出演できました。貴重な体験ができてとてもうれしく思います。

なかなか活動を多くの人に広めていくことは難しいですが、一歩一歩前に進むことが出来ていると感じる経験でした。

ラジオ収録後の様子(生放送スタジオ内にて)

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