大学概要貧困削減プロジェクト~学生にできることを探る
なくそう貧困はじめのいっぽを探る会
子ども・学生の貧困に対して、①その実態、②問題解決のために調査し、学内外に発信する。
問題軽減・解決に取り組む活動に自ら携わり、活動の輪を広げる。
今後の活動について
2021/07/13
大阪府でシングルマザーを支援している団体と愛知県でフードバンクを行っている団体担当者と今度の活動についての話し合いをしました。
コロナ禍で現地で活動出来ないため、秋に数回活動することとなりました。
また、話し合いにて両団体での支援がどのように行われているかなど、現状を把握し、貧困がどのくらい身近にあるのかを知ることができました。
今後も、このような会議を行い、情報共有をしていこうと思います。
名城大学フードバンクへの協力
2021/07/22
コロナウイルスによって生活が苦しくなっている学生に対して、食料を提供し、困窮状態を改善するため、名城大学フードバンクに協力しました。
米や水など届いていた食材を150袋分詰め、学生に1つずつ手渡ししました。150袋すべてなくなり、それだけ困窮している学生が多くいるのだということを実感しました。
下宿している学生からは、アルバイトの収入が減ったり、仕送りが減ったので食料の提供はありがたいとの声を聞きました。
時間が経つほど危機的状況に陥る学生が増え、金銭や物資の支援が急務になると感じました。
シンママ大阪応援団のスペシャルボックスの発送作業を行いました
2021/09/14
大阪府でシングルマザー支援を行っているシンママ大阪応援団のスペシャルボックスの発送作業を9月14日、10月12日に国労大阪会館にて行いました。
両日、70世帯分の段ボールを組み立て、食料や日用品などを中心にボックスが一杯になるまで箱詰めを行いました。それぞれのボックスごとが家族構成に合わせた物資を詰めれるような工夫がされており、ボックスを通じて伝えたい気持である「あなたのことが大切」という気持ちが込められているのだなと改めて実感しました。
スペシャルボックスの発送は現在、毎月第二火曜日と第四日曜日に行われているのですが、平日の火曜日は特に人手が集まらないというお話を伺い、支援活動をされている多くの団体が直面している問題であると感じました。
今後も継続的に発送作業の協力をしていきたいと思います。
わいわい子ども食堂みんなのフードステーションに参加しました
2021/10/10
9月12日、10月10日は、名古屋市北区で食糧支援を行っている、わいわい子ども食堂みんなのフードステーションに参加し、支援物資の作成、配布作業のボランティアを行いました。
当初予定されていた配布時間よりも約2時間前から列に並んでいる方もおり、地域住民にとって需要が高いと感じました。
また、当活動が支援物資をもらえるだけではなく、日頃の生活から離れて休息できる場所、多世代との交流や人とのつながりを持てる場所としての役割を持ち、非常に大切な場所という印象を持ちました。
今後は、支援物資の作製・配布作業のボランティアを行うだけでなく、実際に訪れている方やボランティア参加者の方々にお話を伺おうと考えています。そして、活動の目的である、私たちにできる貧困対策はじめの一歩とは何かを様々な視点から考えていきたいと思います。
シンママ大阪応援団のスペシャルボックスの発送作業を行いました
大阪府でシングルマザー支援を行っているシンママ大阪応援団のスペシャルボックス(食材や日用品を箱に詰めたもの)の発送作業協力を12月14日・1月11日・2月8日に国労大阪会館にて3名,2名,4名で行いました。
スペシャルボックスを送っている数が70個から変化しておらず、シングルマザー世帯の苦しい状況は改善されていないと感じました。また、生活を根本的に変えていく支援が必要であるとも感じました。しかし、現状を見ても生活の根本が変わる状況は見受けられず、このような支援は今後も必要になってくると思います。特にコロナが蔓延し、生活が苦しい状況の人は増加するのに対し、外出を控えボランティアは減少しており、私たちの存在は重要ではないかと思いました。運営をしている方からも頼りにされており、大阪という遠い地ですが、今後も活動に参加する必要があると感じました。
下の写真にあるスペシャルボックスには、12月の配送ということでクリスマスプレゼントが入っています。貧困ゆえにクリスマスプレゼントをもらえない子どもたちのために、お菓子を包んだプレゼントや図書カードやみかんなど、季節性のある物を送っています。
12月は1人で活動に参加していましたが、1月は4人で来ており、支援の輪が少しずつ広がっていると感じました。
フードパントリーにて食料物資を配布する活動に参加
名古屋市北区にある、わいわい子ども食堂さんのフードパントリーにて、食料物資を配布する活動に参加しました。また、わいわい子ども食堂主催のボランティア交流会に参加しました。
地元・名古屋にある地域活動に参加することで、私たちが把握しなければならない「見えない貧困」の一部を確認できたように思います。普段何気なく生活している町には、子どもから高齢者までたくさんの層の利用者が存在したことから、貧困は目に見えないところにたくさんあることを学びました。同時に、この活動は誰に対しても分け隔てなく対応する運営委員会のスタッフや、協力していただいた地域の方、学生ボランティア、企業の方等々、たくさんの方の協力のもとで活動が成り立っていました。この輪の一員となるべく、継続的な活動参加を目標にしたいと思います。