大学概要おくすり教室2025 -体験して納得!薬の疑問-

おくすり110番

・地域の幅広い年齢層の方々に対し、一般用医薬品および医療器具(点眼薬・点鼻薬)の取扱いや使用方法を説明し、正しい知識の習得を促すことで、セルフメディケーションをサポートする。
・医療用医薬品の適切な保管・使用方法を説明するとともに、「かかりつけ薬剤師・薬局」制度を理解してもらい、医薬品の安全かつ安心な使用を促すことで、ポリファーマシーの解消に貢献する。
・中高生にも「くすり実験教室」を実施し、オーバードーズや薬物乱用防止を啓蒙することで、若者への適切な医薬品使用の知識普及を図る。

「名城大学薬学生とご家族で一緒に学ぼう!くすり実験教室」を開催

2025/07/12

2025年7月12日(土)にイオン八事ショッピングセンター(4階G.Gイベントコーナー)にて、地域の方々を対象として「名城大学薬学生とご家族で一緒に学ぼう!くすり実験教室」を行いました。

イベントコーナーに4つのブースを設置し、5つの実験を体験できるようにしました。

Eプロ5年生9名は、各ブースに分かれ、参加いただいたご家族に各ブースを順に移動していただきながら、体験実験の目的説明と体験実験を行いました。

参加者49名は体験実験を通して医薬品の適正使用について学びました。

子どもから高齢者まで、幅広い年齢層の方にお越しいただきました。

参加者からは「薬を少しの水で飲んでいたけれど、これからはコップ一杯分で飲みます」「口腔内崩壊錠について知ることが出来た」「よくお茶で飲んでいたので水にします」などの感想があり、薬の服用習慣に直結する学びを提供できたことを実感しました。

日常の薬に関する疑問や服用薬については、薬剤師の教員に丁寧に対応していただきました。

今後取り上げてもらいたいテーマとして、「軟膏を混ぜる体験」「カプセルと錠剤の違いや、粉薬について」などが挙げられており、今後の活動内容に取り入れていきたいと思います。

今後も、薬の適正使用について分かりやすく伝えることを意識して、気軽に参加できるような取組にしていきたいと思います。

各ブースに分かれて、参加者が体験実験を行っている様子

小学生を対象とした「くすり実験教室」を開催

2025/07/27

Q&A方式の講義の様子

2025年7月27日(日)に尾西生涯学習センター(6階大ホール)にて出前講義として、一般社団法人一宮市薬剤師会、一宮市教育委員会、NPO法人医薬品適正使用推進機構と共催で小学生を対象とした「くすり実験教室」を行いました。

Eプロ5年生4名はQ&A方式の講義資料を事前に作成し、当日の体験実験の補助や休憩時間に適切な手洗いを体験してもらいました。

小学3~6年生までの児童105名とその保護者が「正しいくすりの使い方」をQ&A方式の講義や体験実験を通して医薬品の適正使用について学びました。

Q&A方式の講義では薬剤師の問いかけに対し、積極的に挙手をして答える小学生が多数いました。

体験実験では、「うがい薬の茶色がビタミンCを加えることで透明になるとは思わなかった」「薬をお茶で飲んでもいいと思っていたけど、実験をしてみて鉄剤シロップの色が黒くなったのが印象的だった」と非常に興味を示していました。

休憩時には希望者を募り、手洗い体験も実施しました。

多くの小学生が洗い残している部分に気づき、何度も手洗いをやり直しており、正しい手洗いの重要性の理解につながったと思います。

昨年度は手洗い体験の希望者が予測を上回り、予定時間を超過してしまいました。

その反省を踏まえ、手洗いチェッカーを2台から4台に増設したことで時間内に終えることができました。

今回も「くすり実験教室」開催前に、一宮市薬剤師会の薬剤師の方に実験手順の説明や解説を行ったことから、スムーズな運営につながりました。

来年度は午前中に準備を含め、開催することになりました。少し時間が短くなりますが、Eプロへの補助の依頼もありましたので、時間配分を工夫して計画していく予定です。

体験実験の様子

休憩時間に実施した手洗い体験の様子

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