大学概要河川や海の環境保全活動
seawase
・河川、海岸の清掃活動を合計で 5 回以上行う。
・中部電力と一緒に海洋環境問題(ブルーカーボンやマイクロプラスチック)について学び、海洋環境問題対策の活動を一緒に行う。
・河川ゴミからの商品化活動で資源の活用を学ぶ。
・瀬戸市民と河川敷ごみ問題について学習する。
篠島サンサンビーチにて清掃活動を実施

清掃活動中の様子
今回我々は篠島サンサンビーチに赴き、中部電力様や篠島漁業組合の皆様、そして島民のみなさまと清掃活動を行いました。その後中部電力の杉浦様より海洋問題についての勉強会と意見交換会を行いました。
篠島は日本でも有数のウミガメの産卵地や海の幸、特に漁港単位当たり漁獲量日本一を誇る「しらす」などで有名な自然豊かな島です。
しかし実際に現地に赴くとビーチには流れ着いた海洋ゴミが散乱していました。
それらの多くはプラスチックストローやビニールひもなど小さなゴミが多く流れ着いて砂の中に埋もれているものも多かったです。
勉強会にて篠島近海は日本のゴミが80%、日常生活のゴミは50%以上にのぼると知りました。
このことから家庭ごみの海洋流出を留めることで海洋ゴミの減少に至るのではないかと考えました。そのため今後は流出を抑える啓蒙活動も行う必要があると感じました。
愛知大学エコビジネス研究会の方々と「まるっとおもてなしクリーンアップ大清掃活動」に参加

愛知大学の方と協力してゴミ拾いをしている様子
篠島での勉強会の際に河川ゴミの7割以上は河川からの流出であると学びました。
それを防ぐため瀬戸川周辺の街並みを清掃するイベント「まるっとおもてなしクリーンアップ大清掃活動」に愛知大学エコビジネス研究会の方々と参加しました。
実際に清掃活動を行ってみると、河川近くの道路は人目に付きやすいこともあり綺麗であると感じました。
しかし一歩裏道に目をやると駐車場や自動販売機の近く、植樹帯の内側にはかなりのゴミが見られました。
その種類は煙草の吸殻やペットボトル、ストローなど環境中で分解されにくいものが多く、これらが風に流され河川に集まるのだと感じました。
清潔な街づくりには表通りだけでなく裏通りの美化も必要であると考えられ、そういった場所も注視して清掃活動ができたので今後の清掃活動でもより効率的にゴミを回収できる機会を得られました。
また愛知大学の学生や瀬戸市在住の方と清掃活動を行うことで彼らの言葉で街のゴミの状況について聞くことができました。
今後清掃活動を行う際も積極的に住民の方の声を傾聴し、より実効性の高い取り組みを心がけたいです。