大学概要もじもじ編集室

もじもじ

・名城大学内の既存コミュニティスペースを活用し、大学生を対象とした「書くこと」に関するワークショップを定期的に実施することで、内省と対話の機会をつくり出す。
・「書く」「読む」「伝える」といった行為を通して、自他の認識や価値観の違いに触れる経験を提供し、個人の言語化能力の向上を図る。
・ワークショップ参加者との協働によって編集チームを組織し、「名城大学生の今」を記録する書籍を制作・発行する。
・日常的な活動の中に自然にコミュニティが育っていく仕組みをつくり、ことばを媒介とした相互理解と自己形成のサイクルを促進する

「もじもじ編集室第0回」を開催

今年度は雑誌作りを通して、より広いコミュニティを作りたいと考えていました。

そして、昨年度からもじもじとの関わりがあった人や、活動への興味を持ってくれた人、全6人がもじもじ編集室の説明会に参加してくれました。

もじもじをスタートしてからの2年間の活動と、それまで大切にしてきた考え方、作りたい雑誌の方向性などを伝えました。

今後の活動はこの9人で活動を行うため、全員の温度感や意識がそろうよう、動き方を考えていきたいです。

もじもじ編集室の活動内容紹介

それぞれがなぜこの活動に興味を持ったのかを聞いているところ

「もじもじ編集室第1回」を開催

付箋を使用しながらコンセプトの解釈やアイデア出しを行っているところ

プレ会議にて決定した雑誌のコンセプト、「きみと、RPGを拓げよう。」の解釈と、どんな雑誌にしていきたいかというアイデア出しを行いました。

ひとりひとり、どんな思いを持って雑誌を作り、読者にどんな思いになってもらいたいか、というところまで意見を交わしながら、雑誌に組み込みたい特集や内容を考えることができました。

一方で、他メンバーは「伝える」ことを意識しており、もじもじが「書く」ことを核にした団体であるという意識が共有しきれていないことも明らかになりました。

「他の人に喜ばれる」「受けがいい」冊子を知らず知らずに作ろうと思っていると考えられましたが、そうではなく、メンバーが「書くことによって自分を見つめる機会となる」や、「読み手が、冊子に書かれたものを通して、自分を獲得していく(自分のことばを獲得していく)」ことがもじもじ編集室としてのテーマであるため、今後はこのギャップをどのように埋めていくかを考え、全員が同じ方向へ向くように伝えていきたいです。

それぞれのグループの話し合いの結果を共有しているところ

参加者の集合写真

「もじもじ編集室第2回」を開催

看図アプローチを説明する様子

夏休みが始まり2回目のもじもじ編集室開催でした。

今回は、どんな内容で雑誌作りを行うかということを話し合うことに加えて、団体への理解を深めることを目的に、もじもじがこれまで行ってきた活動を体験するワークショップを実施しました。

この取り組みを通して、団体への理解を深めるだけでなく、雑誌へのわくわく感を醸成することができたと感じています。

今後は、今回の活動で得た気づきを編集会議に生かしていければと考えています。

編集室で看図アプローチを実施した様子

編集室で看図アプローチを実施した様子

名古屋市青少年交流プラザにて開催された夏フェスへ参加

名古屋市青少年交流センターの夏祭りに参加してきました。

今回は、もじもじ編集室からも三名が参加し、運営に協力して下さりました。

体験に参加してくれた子供たちも例年以上に多く、あっとう間に時間が過ぎてしまいました。今回参加したことで、改めて看図アプローチの面白さを感じることが出来ました。

またもじもじ編集室から参加してくれた子たちも、子供たちからどうしたら引き出させるのかファシリテーターについて学ぶ機会がありました。

編集の活動は続いていきますが、今後もこのようなイベントを通して書くことに関して探求する活動は継続していきたいと感じました。

ファシリテーターとして看図アプローチの手助けを行う編集室と実際に体験している参加者の様子

ファシリテーターとして看図アプローチの手助けを行う編集室と実際に体験している参加者の様子

「もじもじ編集室第3回」を開催

前回から少し日が空いての第三回もじもじ編集室開催でした。

今回はもじもじ編集室としては初めて、オンラインにて開催し、グループごとにブレイクアウトルームにわかれ、大きく三つの分野に関してその性質と、特色の深堀を行いました。

参加者それぞれが「人」、「コミュニティ」「ツール」というキーワードに対して、どのようなコンセプトを持たせると読物として読者にメッセージを伝えられるかだけでなく、自分たちの作りたい冊子の概念を改めて考え直す良い機会になり、その後の活動の基軸を作り上げることができたと思います。

ブレインライティングを行った際に出た案をCanvaにて親和図法にまとめ、それぞれにラベリングを行った様子

「もじもじ編集室第4回」を開催

第4回もじもじ編集室が今回はハイブリット形式で開催されました。

今回から3チームに分かれての活動が本格的に開始され、改めて顔合わせから始まり、各々の持つ思いや考えを共有しあうことができました。

雑誌作りを通してどんな人に出会い、話を聞きたいのか等具体的な話も多く書籍化がより現実的なものとなりました。

また、偶然にもオープンキャンパスの日であったため、期せずしてShakeという活動拠点が真の意味で利活用されている様子を高校生たちに見せることができ、Shakeの活性化の小さな一歩を踏み出すこととなりました。

「もじもじ編集室第5回」を開催

八月最後となる第5回もじもじ編集室が開催されました。今回は少人数での開催ということで初心に立ち返り、製本の目的や、コンセプトの確認を通してメンバーの意識感の共有と交流を行えました。

また、製本にあたりコンセプトや内容より表現方法の選定に主題が移り、参加者それぞれの原体験を基にどのような冊子、雑誌が読みやすくメッセージ受け取りやすいのかを討論しました。

コンセプト、内容から表現方法を模索している様子

コンセプト、内容から表現方法を模索している様子

  • 情報工学部始動
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