大学概要地域のリアルから、一歩を踏み出す 〜山添村で関係人口になる体験〜
やまぞえAction Lab
・山添村に実際に足を運び、地域の課題や魅力に直接触れることで、「地域のリアル」を体感する。
・現地での出会いやフィールドワークを通じて、課題を自分ごととして捉える視点を養う。
・対話をしながら、地域の課題に対するアイデアやアクションを考え、実践につなげる。
・一過性の体験に終わらせず、地域と継続的に関わる仲間(関係人口)を増やす。
・仲間とともに、地域にとって長期的な価値を生み出す基盤をつくる。
奈良県山添村で開催された祭り『星空のつどい2025』に出店

祭りで飲食販売をする様子
今回、我々やまぞえAction Labは、8月2日に奈良県山添村で開催された祭り『星空のつどい2025』に出店しました。
8月2日に奈良県山添村で開催された祭り『星空のつどい2025』に、名城大学学生チームとして出店しました。今回がやまぞえAction Labとして初めての山添村訪問であり、
商品の販売のみならず、ビンゴ大会の進行や駐車場整備などの祭りの運営にも携わらせていただきました。
これらの活動を通じて多くの地元住民や企業の皆さまと交流し、名刺交換を行う機会もいただくことができました。
この祭りは、名城大学の学生が山添村に関心を持ち、地域活性化に取り組んでいることを知っていただく第一歩となったと考えています。
今回のご縁を大切にしながら、地域の方々との交流をさらに深めていきたいです。
山添村の人々と交流し、「孫カフェ」を開催

インテリア(廃材を活用したベンチ)を作成している様子
今回、我々やまぞえAction Labは、8月3日~5日の3日間にわたり山添村を訪れ、地元の飲食店や交流施設でインタビューを行いました。
8/3~8/5の3日間にわたり、山添村の飲食店や交流施設を訪問し、従業員や来訪者の方々にインタビューを行いました。
8/2に開催された祭りでお会いした方に再会する場面もあり、店舗経営にかける思いや地域での暮らし、さらには山添村が抱える課題についても伺うことができました。
また、交流施設から紹介をきっかけに、自らアポイントメントを取り、地元の製麺所や牧場でもインタビューを行うことができました。
突然の訪問にも関わらず、施設内を拝見させていただけただくことができ、私たちの存在が少しずつ村に受け入れられていることを実感しました。
一方で、突然のインタビューでは十分な時間を確保できず、得られる情報に限度があることも実感しました。
そこで急遽、最終日である8月5日に、より深くお話を聞く場としてカフェを開催することを決定しました。
当初は今年度末での実施を想定していた取り組みでしたが、今回の合宿で得られたつながりや準備の進捗を踏まえ、試作的に「学生が孫になり、地元のおばあちゃんと語り合う」というコンセプトである『孫カフェ』を開催することになりました。
これは、学生と地域の方が自然と集まり、交流が生まれる場となったと感じています。
今回の合宿では、地元住人の方々とのつながりを深めるとともに、山添村が抱える問題を発見することができました。
今後は、インタビューやカフェの開催で得られた学びを基に、情報発信や関係づくりを重ねながら、課題を整理し、実際の行動へとつなげていきます。