大学概要 【2016年度実施分】アウトカム基盤型教育の実現をサポートするIR実践のための基盤システムの構築

薬学部

No.継続26

実施責任者大津 史子

薬学部では、アウトカム基盤型教育として、ディプロマポリシーや卒業時に薬剤師に求められる10の資質をどの程度身につけたのかの学修評価が求められている。そこで、これらの学修アウトカムと学習成果との関連や授業評価アンケート結果との関連を分析する基盤システムを構築し、IR(インスティチューショナル・リサーチ)を実践することで、学生の学びを可視化し、教育改善を促し、教育の質保証を行うことを目的としている。

前後期に行った授業評価アンケートの結果を解析し、授業改善につなげます。(3/6更新)

2017/03/06

大学教育において、ディプロマポリシーなどに照らして、どのような学修成果が得られたかの検証をすることが求められています。そこで、本助成により、IR(インスティチューショナル・リサーチ)を実践するための基盤システムの構築を行っています。このシステムを利用し、前後期に行った授業評価アンケートの結果を解析し、学生さんの躓きの原因や学習を促進する要素を探り、授業改善につなげます。今回の解析では、新コアカリキュラムになって導入された前期の学びを振り返るための演習科目で、予習、復習時間の増大、理解感や到達感が高いことが可視化されました。また、外部の学修成果を確認するテストの結果なども、IR基盤システムに取り込むことにより、本学で取り組んでいる教育の客観的な評価や要因分析が容易になりました。現在、ディプロマポリシーのアウトカムの自己評価も実施中です。今後、さらなる教育改善につなげていきます。

ACTIVITY

IR(インスティチューショナル・リサーチ)を実践するための基盤システムの構築(10/21更新)

2016/10/21

大学教育において、ディプロマポリシーなどに照らして、どのような学修成果が得られたかの検証をすることが求められています。そこで、本助成により、IR(インスティチューショナル・リサーチ)を実践するための基盤システムの構築を行っています。このシステムを利用し、前期に行った授業評価アンケートの結果を解析し、学生さんの躓きの原因や学習を促進する要素を探り、授業改善につなげます。今回の解析では、例えば、演習やアクティブ度の高い科目は、学習の満足度が高い傾向があることや教員の授業工夫や熱意と満足度は相関のあることが可視化されました。このIR基盤システムの構築により、学習成果と様々な要因の分析が容易になり、可視化しやすくなったことで、さらなる教育改善につなげていきます。

履修系統図ポートフォリオへの学習の蓄積の推進(1/16更新)

2017/01/16

本取組では、“履修系統図ポートフォリオ”と“IR基盤データベース”を構築し、新しい薬学教育カリキュラムでの学びの蓄積と可視化を確実なものとするとともに、学生の学びをサポートするためにIRを実践することで、アウトカム基盤型教育を実現し、実質的な薬学教育の質保証を行うことです。
 
今年度の取組の1つに、履修系統図ポートフォリオへの学習の蓄積の推進がありました。そこで、学生がもっとも利用しているスマートホンを学びの蓄積のツールとして利用可能とするため、専用のアプリケーションを開発しました。これは、履修系統図ポートフォリオにある「マイノート」という自分の学びの成果である講義ノートやプリント、データを簡単に個人のポートフォリオに保存することができるアプリケーションです。この開発により、これまでは、メールを利用していて通信速度の制限などで利用ができなかった場合も、手軽に利用可能となりました。

前後期に行った授業評価アンケートの結果を解析し、授業改善につなげます。(3/6更新)

2017/03/06

大学教育において、ディプロマポリシーなどに照らして、どのような学修成果が得られたかの検証をすることが求められています。そこで、本助成により、IR(インスティチューショナル・リサーチ)を実践するための基盤システムの構築を行っています。このシステムを利用し、前後期に行った授業評価アンケートの結果を解析し、学生さんの躓きの原因や学習を促進する要素を探り、授業改善につなげます。今回の解析では、新コアカリキュラムになって導入された前期の学びを振り返るための演習科目で、予習、復習時間の増大、理解感や到達感が高いことが可視化されました。また、外部の学修成果を確認するテストの結果なども、IR基盤システムに取り込むことにより、本学で取り組んでいる教育の客観的な評価や要因分析が容易になりました。現在、ディプロマポリシーのアウトカムの自己評価も実施中です。今後、さらなる教育改善につなげていきます。

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