大学概要 No.8 伝統工法を通じて地域とのコミュニティ形成
No.
実施責任者
木造建築や伝統工法について知識を深める。
地域との交流を行い、活動を通じて社会への還元を行う。
他大学との交流により様々な刺激を得て、考え方の変化や可能性を広げる。
ACTIVITY
今年の本工期に参加しました(10/25更新)
2017/03/07
☆8月13日-8月28日
名城大学43名、参加者総勢292名で加子母で共同生活を行いながら各大学制作物を建ち上げていき、全大学が2週間で竣工という報告をすることができました。2週間は短いようで内容は濃く、得られたことは多くあったように感じます。建築に対する知識や技術はもちろん、他大学との交流における情報交換、地域とのかかわりなど多くのことを吸収することができました。今後、参加者が得たものを自分の能力や力として活かせるようにしてほしいと思います。
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参加者全員で
☆加子母木匠塾とは
平成7年より岐阜県中津川市加子母にて毎年夏休みに実施されている、全国から集まる約250名の学生達が木造建築実習に取組む、インターユニバーシティ・サマースクールです。
毎年学生達が決めたテーマに基づき、学校遊具・公園のベンチなどの設計から製作までを地域と一体となって行います。前年度の秋から準備を始め、夏季の2週間は加子母に泊まり込み、山村での暮らしを体感しながら製作を行います。
幹事会に参加しました(10/25更新)
2017/03/07
月に1度、各大学幹部メンバーが加子母に集まり本工期に向けての打ち合わせや報告を行います。交流を深めながら各大学の進行状況、本工期に向けての準備を把握し、1年間かけて本工期に向けて取り組んでいきます。10月の幹事会では、今年度の本工期の反省と来年度に向けての引継ぎを行いました。来月からは、来年度に向けて準備を進めていきます。1年を通して成長しながら多くのことを学んでいってほしいと感じました。
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幹事会の様子です
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各大学幹事集合写真
幹部ミーティングを行いました(12/14更新)
2017/03/07
月1回の幹事会に参加する前に幹部メンバーで集まり、2017年度の名城加子母木匠塾についてミーティングを行いました。基本方針から名城加子母木匠塾としてどのように活動していくのかなど、今後に向けての意見を言い合って、話し合いをしっかり行いました。
「2016年度より楽しくしてみせる」と公言していた2017年度幹事に期待しつつも、短い学生生活のなかで木匠塾として活動することが大事な経験になってほしいと感じました。
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幹部ミーティングの様子
幹事会に参加しました(12/14更新)
2017/03/07
加子母にて11月の幹事会に参加しました。新体制となって、初の幹事会に緊張しつつも、2017年度に向けてここから始めていきます。今回は京都大学チーム、金沢工業大学、滋賀県立大学が中心となって改修を行ってきた「松屋」にて幹事会を行いました。幹事会後は地域の方々と一緒に作った「いももち」を囲炉裏で焼いてご馳走になりました。
名城加子母木匠塾も新体制となり、一年を通して参加大学との交流も深めていきながら意見交換を行います。お互い切磋琢磨しながら他大学に負けないような制作物をつくりあげてほしいと感じ、この経験が学生生活だけでなく社会に出てからも役立つ力になってほしいと思います。
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幹事会の様子
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いももちをご馳走になりました
学内ミーティングと説明会を行いました(3/7更新)
2017/03/07
来年度の活動に向けて幹部ミーティングを行いました。2017年度の制作物について話し合いを行い、加子母の地域の方々の意見を踏まえながら考えていきます。制作物が決まり次第設計を行い、参加メンバーだけでなく加子母の担当工務店様と打ち合わせしながら制作準備を行います。
また、校内にて2017年度の参加者のための説明会を行いました。早い段階から人数を確定し、本工期に向けて車の手配や生活の準備、道具を揃え技能講習を行っていきます。本工期の2週間という短い期間の中で竣工させるための準備の大変さと、設計から打ち合わせ、制作、竣工までの流れを1年を通して経験します。
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ミーティングの様子
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説明会の様子
幹事会に参加しました(3/7更新)
2017/03/07
2017年度幹部メンバーで、2月の幹事会に参加しました。今回は全大学の制作物についてどのようなものを計画しているのか、今後の木匠塾の運営についての話し合い、各大学の費用についてなど、制作物だけでなく各大学と全体にかかる費用なども、町役場の担当の方と自分たちで話し合いながら進めていきます。ただ参加するだけでなく、運営としても細かいところまで計画していくことを経験し、多くの助けがあって活動できていることを実感します。
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幹事会の様子
8月14日〜20日地域の工務店に加工場をお借りし、指導していただきながら木造伝統工法を用いて木材の加工を行いました。
2017/03/07
岐阜県中津川市にある加子母で行われる加子母木匠塾に参加しました。地域の人からの要望により、現在使われなくなったログハウスの展示場の一棟を改装しました。前半1週間では木材の墨付け、加工を中心に行いました。事前の学内技能講習と先輩と後輩でチームを組むことで、加工をスムーズに行うことができました。難易度の高い加工は工務店の方に指導していただきながら行い、1週間でほとんどの加工を終わらせることができました。学生が制作物を通して伝統工法を体得することによって、伝統を絶やさず、次の世代に引き継いでいきます。
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ノコギリ、ノミ、玄翁だけで木材を加工します。
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加工場では腰掛けあり継ぎなどの伝統工法を工務店の方にご指導いただきながら一つずつ丁寧に作りました。
8月21日〜28日加工した木材を組み建て、防腐剤の塗装、完成。(12/5更新)
2017/03/07
岐阜県中津川市にある加子母で行われる加子母木匠塾に参加しました。地域の人からの要望により、現在使われなくなったログハウスの展示場の一棟を改装しました。後半1週間では前半で加工した木材を組み立てました。釘などの金物をほとんど使わず、伝統工法で繋ぎながら組み立てていくので、慎重な作業でした。完成の瞬間にはこれまでにない感動と達成感をみんなで分かち合いました。今後、制作した机や棚が、地域の人やここを訪れた人に利用してもらえるよう、メンテナンスを欠かさず行っていきます。