大学概要 No.10 学生主体による空き家改修プロジェクト

No.

実施責任者

空想の計画ではなく、実在している建築に対して提案をすることで、より密度の高い設計をすること。                        
学生主体で実施することにより、学生間での話し合いが活発となること。   
完成後、地域のコミュニティの場として機能すること。

ACTIVITY

空き家の実測をしました(10/25更新)

2017/03/13

☆7月某日
我々は対象である空き家の施主と打ち合わせを行い、家の実測を行いました。

空き家を実測調査することにより現状を把握でき、これからの計画の礎としました。また実測を本格的に行うため、収納や天井の一部を剥がし、構造を把握するなどを行いました。実測を通して、この家が増築されていることが新たにわかり、家の歴史を残すというメインコンセプトが話し合いの中で生まれたので、これから具体的な計画について話し合っていけたら良いと思います。

  • 対象空き家の前で施主さんと 対象空き家の前で施主さんと
  • 対象空き家の実測の様子(収納の天井の一部を剥がし、小屋組の確認をしています) 対象空き家の実測の様子(収納の天井の一部を剥がし、小屋組の確認をしています)

図面が完成しました(10/25更新)

2017/03/13

今回は、具体的な計画について話合いをし、図面を完成させました。(8月から一ヶ月半)施主からの要望や、予算や施工のしやすさなどを考慮し、基本設計を終えました。

空き家の実測を終え、対象となる空き家で施主と何度も会議をし、施主の要望やこの家の問題点などを聞き、基本設計を終えました。耐震性に問題があること、環境面の悪さや、現在風呂が稼働しないことが大きな問題だと発覚し、それらを考慮して設計を進めました。今後は施工するにあたり、まず風呂から施工することが決定しているので施工図を完成させ、材料を調達したら施工に移る予定です。

  • 施工図を書くための詳細な実測 施工図を書くための詳細な実測
  • 一階平面図(提案) 一階平面図(提案)

お風呂場の解体作業をしました(12/5更新)

2017/03/13

☆11月13日
現在の風呂場を家事室とするために浴槽の取り外しを行いました。

今回SHIBATA HOUSEでの初の解体作業でした。
浴槽周りのタイルの目地をバールと玄翁を使って叩きながら浴槽を引き抜けるようにしました。なるべく現状のタイル等を傷つけすぎないように、丁寧に目地を叩いていきました。まわりの目地を叩き終わったら、浴槽を引き抜いていきます。いろいろなところにひっかかってしまい、抜くのにとても時間がかかりました。
抜けた後には床下に瓦やコンクリートブロックが入っていました。普段なかなかみることのない床下を見れました。今後はここに洗濯機を置くために今回できた穴に土台を作っていきます。

  • 解体前のお風呂場の様子 解体前のお風呂場の様子
  • 解体作業中(バールと玄翁を使いながら取り外していきます) 解体作業中(バールと玄翁を使いながら取り外していきます)
  • 浴槽を引き抜く作業は大変でした 浴槽を引き抜く作業は大変でした
  • 取り外せました!とても老朽化しています 取り外せました!とても老朽化しています

タイル選びに行ってきました(12/5更新)

2017/03/13

☆11月15日
風呂場に使うタイル選びのために常滑市に行ってきました。水野製陶園さんのサンプルを見せていただき工場見学もさせていただきました。

今回、初めて焼き物の本場、常滑市の製陶所を見学しました。趣深い木造の建物に、焼き物の機械が並んでいる工場の雰囲気が素敵でした。釉薬を試行錯誤しながらつくられたタイルは、かっこよかったり美しかったり。どんなタイルを使いたいのか迷ってしまいました。たくさんのカラーサンプルをみながら、こんな色にしたいとみんなと話すのは楽しかったです。
今回知ったタイルの寸法や色を参考にしながらお風呂場を作っていきたいと思います。

  • 工場見学の様子 工場見学の様子
  • タイルのサンプルを見ています タイルのサンプルを見ています
  • カラーサンプルもたくさん見せていただきました カラーサンプルもたくさん見せていただきました

解体作業を行いました(3/13更新)

2017/03/13

☆12月18日
現ガレージとキッチンの解体作業を行いました。ものがあふれていたガレージを整理し、サッシをとったり、床をはがしたり、丁寧な解体を心がけました。
改修後に利用する部分と解体する部分とを見極め、慎重に作業を行っていきました。なるべくまわりを傷つけないように釘やビスを丁寧にひとつひとつ取っていきます。新しく作る壁や建具がどのように入ってくるのかイメージしながらの作業でした。床をはがしていく作業では、仕上げの板、合板、根太、大引、束、土台と建物の構造がどんどんあらわになっていく様が面白かったです。解体作業は予定よりもスムーズに進み、はやく新しい部分を作っていく作業に入りたいと思いました。

  • 床の解体をしている様子 床の解体をしている様子
  • サッシの解体をしている様子 サッシの解体をしている様子
  • あらわになった土台など構造部分 あらわになった土台など構造部分

改築の材料購入と基礎工事の準備をしました(3/13更新)

2017/03/13

☆1月24日-26日
材料の買い出しや基礎工事の準備を行いました。既存のレベル出しをして基準となる線をひいていき、コンクリートの基礎をうつための型枠の作成に入りました。
今回は必要材料をもう一度見直し、施主さんと一緒に買い付けにいきました。断熱や構造、おさまりを考えて、材料を選んで買い出すのはとても難しくたいへんなことだなと実感しました。今回は家全体ではなく一部分の改修になりますが、それでもこれだけの材料が必要なのか、と物の多さに圧倒されました。
次の日はこれから作っていくものの位置を正しく決めるために、基準となる線をとっていきました。そして基礎、土台、柱などがどの位置にくるのか確認していきます。細かいおさまりなどが正しいのか何度も見合わせながら進めていきました。そして、コンクリート基礎を流し込むための型枠作りでは、微妙に歪んだ既存部分と格闘しながら慎重に加工を行っていきました。次の作業でコンクリートを流し込むのが楽しみです。

  • レベル出しの様子 レベル出しの様子
  • 材料(一部)を運んでいるところ 材料(一部)を運んでいるところ

土台部材の加工をしました(3/13更新)

2017/03/13

☆2月6日
詳細な矩計図をもとに土台部材の加工をしました。木の角材をのこぎりで必要寸法に切り出し、ノミを使ってほぞ穴を掘っていきます。1年生の後輩も初参加で作業を行えたのが嬉しかったです。おさまりを考えるのはとても難しく、作業は難航しましたが、施主さん、先輩方のアドバイスのもと作業を進めていきました。木材加工は初挑戦ではないのですが、作業を進めていくごとに、上達していくのがわかってコツをつかんでいけたかなと思います。また、木材加工に慣れた頼もしい後輩のアドバイスもあり、学年を超えた学び合いの場になっていると感じました。

  • 材をのこぎりで切り出す様子 材をのこぎりで切り出す様子
  • ドリルを使って材に穴をあけます ドリルを使って材に穴をあけます
  • 加工し終わった材 加工し終わった材
  • 先日組み立てた型枠にコンクリートを流し込みました 先日組み立てた型枠にコンクリートを流し込みました

完成へ向けて追い込みです(3/13更新)

2017/03/13

2月になって春休みになったということもあり、作業活動が活発になっています。壁も立ち上がり、床もできてきました。風呂場に必要な防水処理なども行っています。春休みに入って作業メンバーも増え、活発に活動が行われています。 木加工だけでなく、コンクリートを練って床を作る左官作業や、防水処理など様々な体験ができています。特に防水処理は風呂場作りでしか学べない貴重な体験だと感じております。また、浴室の建具に既存のものを使うなど、リノベーションの醍醐味かなと感じています。
報告会では浴室の完成した姿を見せたいと思います!!

  • 梁の接合の様子 梁の接合の様子
  • 柱の組み立ての様子 柱の組み立ての様子
  • 防水処理をしています 防水処理をしています
  • コンクリートを練っている様子 コンクリートを練っている様子
  • 窓枠作成の様子 窓枠作成の様子
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ