大学概要 【2017年度実施分】地域PBL(Project Based Learning)型演習クラスの展開

外国語学部

No.20

実施責任者二神 真美

ナゴヤドーム前キャンパスが位置する東区には、名古屋城から徳川園に至る「文化のみち」と呼ばれるエリアがあり、名古屋の近代化を伝える歴史的・文化的に由緒ある建造物が集積しています。
外国語学部の4つの基礎演習クラスが、「学生から見た外国人に伝えたい地域の魅力」をテーマとし、「文化のみち」エリアを対象とした地域プロジェクト型学習(PBL)を実施していきます。
実際に現地に足を運び、地域の魅力を発見し、得られた成果を対外的に英語で情報発信していきます。オリンピックの開催に合わせて増加が見込める訪日外国人に対して、東区の歴史・文化遺産およびイベント情報をコンパクトにまとめた英語版のまち歩き情報冊子200部を作成することを目指します。

東区との連携PBL型演習の成果発表と今後に向けての取り組み(1/5更新)

2018/01/05

2017年度後期の8週間にわたって取り組んできた地域連携PBL型の演習授業も終盤となり、これまでの取り組みの成果報告として地域に開かれたポスター発表会を催しました。
学生は8つのチームごとに地域課題に対する提案をポスターにして提示し、全員参加型で説明を行いました。東区からは、区役所の担当者やガイドボランティアの会長はじめ複数のメンバーに参加いただき、学生たちの説明に熱心に耳を傾け、時には提案内容に対して鋭い質問を投げかけていただきました。最後に、外部参加者の投票により、8チームからベストチームが選出されました。学生たちからは、地域連携の取り組みは大変であったが、学ぶことが多い演習だったとの声が多く聞かれました。
授業内での2回の発表ならびにポスター発表会を経て、本取り組みは、次年度を見据えた最後のまとめ作業の段階へと入ります。具体的には、今年度の成果として、地域連携PBL型演習専用のホームページを作成するための準備を開始しました。今後も東区と連携した学びのコミュニティ事業を継続することを前提とし、今年度末までにまずホームページの基本的枠組みを作成し、今年度分の取り組みを掲載する予定です。さらに完成したホームページについては、名古屋市及び東区のホーモページとのリンクづけも検討しています。このようにネット上に大学・地域連携プラットフォームを構築することにより、次年度以降の取り組みがより深みを増した内容となるよう期待しています。

ACTIVITY

東区「文化のみち」にてフィールドワークを実施(10/10更新)

2017/10/10

9月30日(土)、基礎演習II(4ゼミ合同の地域連携PBL型授業)の受講生約50人と教員4人がフィールドワークを実施しました。事前の授業で、名古屋市および東区の担当者から「名古屋城から徳川園に至る文化のみちエリアの魅力を外国人に英語で発信する方法」についての課題を受け、今回の現地調査に臨みました。
 名古屋城、文化のみちの町並み保存地区、そして徳川園すべての場所においてガイドとともに歩き、それぞれの施設の歴史的・文化的価値やゆかりの人物について説明を受け、多くの情報を収集することができました。今後は、8つのチームが、収集した情報をもとに話し合いをしながら地域課題に対する提案をまとめていきます。10月末のポスター発表会では、地域担当者やガイドの方々を招いて今回の取り組みの成果を発表する予定です。

東区の地域課題に対して最終提案を行う(11/10更新)

2017/11/10

後期の授業開始2週目に東区の担当者から、「“文化のみち”をたくさんの外国人の方に知っていただき、訪れてもらうための情報発信の方法を提案してください」という地域課題が出されました。学生たちは8つのチームに分かれて、演習時間や空き時間も利用して集まり課題に取り組みました。
10月10日の基礎演習IIにおいて、チーム単位で第一次提案が提示されましたが、東区の担当者からは鋭い質問や厳しい指摘もあり、チームで改善案を練り直しました。2週間を経た10月24日、再び東区および名古屋市の担当者の前で改善した内容を最終提案として発表を行いました。最後に、地域の担当者によって8つのチームの中から最もよかったチームが1つ選ばれました。学生たちにとっては、お互いの発表やそれに対する質問や講評を聞くことで、相互に学ぶ合うことができる貴重な体験となりました。

東区との連携PBL型演習の成果発表と今後に向けての取り組み(1/5更新)

2018/01/05

2017年度後期の8週間にわたって取り組んできた地域連携PBL型の演習授業も終盤となり、これまでの取り組みの成果報告として地域に開かれたポスター発表会を催しました。
学生は8つのチームごとに地域課題に対する提案をポスターにして提示し、全員参加型で説明を行いました。東区からは、区役所の担当者やガイドボランティアの会長はじめ複数のメンバーに参加いただき、学生たちの説明に熱心に耳を傾け、時には提案内容に対して鋭い質問を投げかけていただきました。最後に、外部参加者の投票により、8チームからベストチームが選出されました。学生たちからは、地域連携の取り組みは大変であったが、学ぶことが多い演習だったとの声が多く聞かれました。
授業内での2回の発表ならびにポスター発表会を経て、本取り組みは、次年度を見据えた最後のまとめ作業の段階へと入ります。具体的には、今年度の成果として、地域連携PBL型演習専用のホームページを作成するための準備を開始しました。今後も東区と連携した学びのコミュニティ事業を継続することを前提とし、今年度末までにまずホームページの基本的枠組みを作成し、今年度分の取り組みを掲載する予定です。さらに完成したホームページについては、名古屋市及び東区のホーモページとのリンクづけも検討しています。このようにネット上に大学・地域連携プラットフォームを構築することにより、次年度以降の取り組みがより深みを増した内容となるよう期待しています。

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ