大学概要 【2019年度実施分】空き家を新たな地域コミュニティ資源として活用(木曾平沢伝統的建造物群保存地区・半田市亀崎景観形成重点地区を中心として)

理工学部建築学科

No.14

実施責任者生田 京子

本プログラムでは地域・行政との連携をとりながら、空き家の地域コミュニティ資源としての可能性を探る。
木曽平沢では、空き家の活用方法の提案や、空き家を転用したコミュニティ施設でのワークショップを実施するなど、地元団体と連携して地域の魅力を伝えていく。
 半田市亀崎地区においても、地域に散見される「空き家」を活用する視点を持って調査研究を進め、学生主体により、亀崎地区らしい賑わいの創出に向けた活用提案やワークショップの開催などを行う。

亀崎での活動展示

2020/01/15

  • 古民家カフェ前の現地でモックアップによる確認。 古民家カフェ前の現地でモックアップによる確認。

10月に企画展示を行ったロードバイクスタンドについて、実施に向けてモックアップを制作し検討を行いました。
亀崎地区にある古民家カフェの前に設置される予定で、今まで亀崎の町を通りすぎていたロードバイカーが、立ち寄るきっかけを作ろうとするものです。
知多半島は「知多イチ」というロードバイクのルートが有名で、近ごろ亀崎にもロードバイクの方々が頻繁に訪れている様子のため、ロードバイクを止めて、安心して町をぶらぶらしていただけると嬉しいとの考えで制作設置されることになりました。この1〜2か月はモックアップと睨めっこの学生達。建物の前に置いてみて、古民家とのバランスや使い勝手などを確認し、完成へ向けて試行錯誤中です。

  • 現地で素材の色味や大きさをみる。 現地で素材の色味や大きさをみる。
  • 更に、大学に戻り改善案を議論する。 更に、大学に戻り改善案を議論する。

ACTIVITY

木曽平沢伝統的建造物群保存地区での古民家再生

2019/06/12

木曽平沢伝統的建造物群保存地区では、春と秋に漆器祭を開催しています。今年も6月7日から9日にかけて開催されますが、漆器祭に向けて地域の空き家の改修作業を実施しました。
作業を実施しているのは、伝統的建造物群保存地区の特定物件でもある「わじまや」という屋号の建物で、現在は「木曽平沢ふるもの市」というお店で使われています。
こちらの「木曽平沢ふるもの市」とは、塩尻市の地域おこし協力隊として空き家コーディネート業務を担当している立川氏と今井氏が、解体が決まった空き家などから「壊してしまうには惜しいふるもの」たちを譲り受け、次の使い手へと再循環させる取り組みです。
一方で、長らく空き家だった建物は、まだまだ手入れが必要な状況です。ふるもの市オーナーの両氏から依頼を受け、名城大学建築学科佐藤研究室ではこの空き家の改修のお手伝いをしています。
今回は、木曽漆器祭に向けてコンクリート土間の打ち直しと靴を脱いでゆっくりできる小上がり空間の改修作業を実施しました。
初めての大工作業に手間取る学生もいましたが、徐々に作業に慣れていくと、手を加えたらその分綺麗になっていく空間に感動していました。実際に建築に触れ、学ぶことで建築の奥深さを味わうとともに、地域の文化とは何かを考える機会となりました。
(建築学科 佐藤布武)

  • 対象の建築物 対象の建築物
  • 土間改修作業の様子 土間改修作業の様子
  • 小上がり制作の様子 小上がり制作の様子
  • ふるもの市の商品 ふるもの市の商品

木曽漆器祭での「ふるものリメイク工房」の開催

2019/06/12

木曽平沢伝統的建造物群保存地区では春と秋に漆器祭を開催しています。今年も6月7日から9日にかけて実施された漆器祭にて、地域で捨てられてしまう古材、古道具を譲り受け、再流通させる「ふるものリメイク工房」を開催しました。

会場の「ふるもの市」は町内の空き家から譲り受けた古材・古道具を販売しているお店です。壊れているものや埃をかぶってしまうものが多いのですが、少々手を加えれば趣のある姿を取り戻します。
多少壊れていても、自分で直せばいい。
そんなスキルを持った人が増えていけば、愛される家財は増えていくと思いますし、その先にあるのは建築を大事に使っていく文化だと考えています。そんな思いで「ふるものリメイク工房」を開催しました。
学生が率先してリメイクをしました。ノミやノコギリという建築でよく使う道具とアイデアを使って、小道具を光らせる作業をしていました。
完成したリメイク品を見た一般の方からは、
「え、自分で作れるの?」や「これは高値で売れるぞ」など、様々な意見をいただきました。

秋も漆器祭が開催されますので、次回は一般の方と一緒にものを作るワークショップを、学生が主体となって検討していく予定です。
(建築学科 佐藤布武)

  • 再生した小道具。綺麗にして足をつけたもの 再生した小道具。綺麗にして足をつけたもの
  • 古材を使ったカウンターテーブル 古材を使ったカウンターテーブル
  • 当日の店内の様子 当日の店内の様子
  • 学生の作業風景 学生の作業風景

空き家活用「子どもシネマ」ワークショップ

2019/09/05

 2日間にわたり半田市亀崎町の古民家にて「子どもシネマ」のワークショップを開催しました。
 子どもたちに亀崎に古くからある家の魅力を感じて欲しい、また地域の空き家を活用するきっかけとなればという願いを込めて、学生達が企画・運営をしたワークショップです。普段は使われず静まりかえっている家に子どもたちの声がこだましました。
 ワークショップは以下の流れで開催されました。
1. 初めは子どもたちが、謎解きマップを片手にスマートフォンで町の風景を映像で記録してくる町探検を行いました。
2. 次に「スマホ映写機」を手作りしました。スマホ映写機は、ダンボールとレンズで親子で共同作成し、思い思いのパーツで飾り付けしました。
3. 映像と映写機が揃ったところで、古民家で夕刻から、映写会を行いました。それぞれが古民家の中で映し出せる壁面を探して、投影しました。
4. 最後に学生が作成の、亀崎の町をテーマとした映像・照明作品(インスタレーション)も披露し、鑑賞会を行いました。

 子どもたちは、熱心に映写機を作成していました。また大学生の映像作品も楽しんでいただけたようです。「参加して良かった」という声が聞けて、学生達も、達成感と喜びを感じられたようです。テーマ設定から企画運営の間、互いにディスカッションを重ねてきて、良い学びの機会となりました。
 なお亀崎まちおこしの会、日本福祉大の池脇先生、建築家の市川様、亀崎児童センターに多くの助力をいただき実施に至りました。

  • 手作りのスマホ映写機の材料。 手作りのスマホ映写機の材料。
  • 思い思いのパーツを選ぶ子どもたち。 思い思いのパーツを選ぶ子どもたち。
  • 親子で映写機の組み立て。 親子で映写機の組み立て。
  • 古民家へ向かい映写会。 古民家へ向かい映写会。
  • 映写機で、自分の撮影してきた写真を投影。 映写機で、自分の撮影してきた写真を投影。
  • 学生の制作した映像インスタレーションの展示を参加者に見ていただく。 学生の制作した映像インスタレーションの展示を参加者に見ていただく。
  • 映像インスタレーションに触れて楽しむ子どもたち。 映像インスタレーションに触れて楽しむ子どもたち。
  • ワークショップ終了後、建物の前で。充実感を得た様子の学生たち。 ワークショップ終了後、建物の前で。充実感を得た様子の学生たち。

亀崎での活動展示

2019/12/05

10月~12月、亀崎の3軒長屋にて「亀崎地域大学」として日本福祉大とともに展示を行いました。
亀崎の町並みに関する調査結果と現在制作検討中の、ロードバイクスタンドについて展示を行いました。ロードバイクは亀崎地区にある古民家カフェの前に設置される予定で、今まで亀崎の町を通りすぎていたロードバイカーが、立ち寄るきっかけを作ろうとするものです。

  • 展示内容について、コメントをいただく 展示内容について、コメントをいただく
  • 展示パネルの様子 展示パネルの様子
  • 古民家カフェの前のロードバイクスタンドの計画案 古民家カフェの前のロードバイクスタンドの計画案
  • 形状模型 形状模型

亀崎での活動展示

2020/01/15

  • 古民家カフェ前の現地でモックアップによる確認。 古民家カフェ前の現地でモックアップによる確認。

10月に企画展示を行ったロードバイクスタンドについて、実施に向けてモックアップを制作し検討を行いました。
亀崎地区にある古民家カフェの前に設置される予定で、今まで亀崎の町を通りすぎていたロードバイカーが、立ち寄るきっかけを作ろうとするものです。
知多半島は「知多イチ」というロードバイクのルートが有名で、近ごろ亀崎にもロードバイクの方々が頻繁に訪れている様子のため、ロードバイクを止めて、安心して町をぶらぶらしていただけると嬉しいとの考えで制作設置されることになりました。この1〜2か月はモックアップと睨めっこの学生達。建物の前に置いてみて、古民家とのバランスや使い勝手などを確認し、完成へ向けて試行錯誤中です。

  • 現地で素材の色味や大きさをみる。 現地で素材の色味や大きさをみる。
  • 更に、大学に戻り改善案を議論する。 更に、大学に戻り改善案を議論する。
  • 情報工学部誕生
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ