大学概要 【2020年度実施分】学年横断の実践体感型の建築設計教育プログラムの実施

理工学部建築学科

No.5

実施責任者高井 宏之

 建築設計課題で優秀な成績をおさめた学生が主体となり、複数学年横断型で行う建築設計教育プログラム。実社会で必要な課題解決能力の涵養を目的に、第一線で活躍する建築家・技術者と協働する形で、次の2つを実施する。
(1)学生が主体となった特別講義(2回)
 選抜学生グループ(2年~修士)が、講師の工房や設計事務所を訪れ実践の場と活動を体感、かつ講師より作品等解説を得る。そして後日、講師とテーマを企画し、100名規模の特別講義を開催する。
(2)全学年の建築設計作品(優秀作)の特別講評会(1回)

建築家・能作淳平さんをおよびした見学会と講演会

2021/01/14

建築学科では、学年横断型の実践体験型の建築設計教育プログラム、として、著名な建築家の作品と思想を学ぶ企画を実施しています。
このプログラムでは、建築作品の見学と建築家講演会がセットになっています。
今回は、12月に実施した、ノウサクジュンペイアーキテクツの作品見学と講演会の様子を紹介します。

今回は国立市にある「富士見台トンネル」の見学を行いました。富士見台トンネルは「シェア商店」という、いろいろな人が店長になる店舗として運営されています。実際に、能作さんも著名な建築家でありながら、この富士見台トンネルでカフェやバーを開いたりしています。

当日は、国立市から富士見台まで歩きながら、国立市や富士見台団地の成り立ちについて説明してくださいました。
その後、到着すると、作品についてコーヒーを飲みながら説明してくださいました。「棚をおくだけで空間の質は変わる」など、小さな建築だからこそわかる細やかな設計について解説くださいました。
設計課題では、建築物のデザインをすることはあっても、事業を計画することはありません。新しい視点から建築にアプローチする、新時代の建築家の話を聞いて、学生も一気に視野が広がったようでした。

講演会は、このプログラムでは初めて、zoomを使って実施しました。離れていてもプレゼンテーションが受けられる体験は、新たな学びの可能性を示唆するものでした。

(建築学科助教 佐藤布武)

  • 見学会の様子 見学会の様子
  • 富士見台トンネル内観 富士見台トンネル内観
  • zoom講演会 zoom講演会

ACTIVITY

全学年を対象とした建築設計作品(優秀作)の特別講評会_倉方俊輔先生を迎えて

2021/01/12

 11/8に、倉方俊輔先生を迎えて「学年横断型講評会」を開催しました。
各学年から選抜された作品を、社会で活躍する研究者に公開で講評していただく教育プログラムです。本年は、建築史家として近現代建築の研究・保存で活躍している倉方先生を講師としてお招きしました。
 前半は倉方先生より御講演をいただき、当日は多くの学生が熱心に講演を聞いていました。倉方氏なりの建築史観のお話や、生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪(イケフェス大阪)の企画運営、一般の市民の方々にも建築遺産の魅力を伝える活動についてお話をいただき、学生は勉強になったことと思います。
 続いて後半では、「選抜された2年・3年生の設計課題」の作品講評と、現在4年生が取り組んでいる卒業制作に対するアドバイスをいただきました。個々の作品に対して、テーマ設定の魅力づくりや、社会性など様々な角度からコメントをいただき、学生たちには、著名な研究者の前で自分の作品について発表し伝える機会を得て、今後に繋がっていく良い経験となったことと思います。

  • 近現代建築の見方を伝える倉方氏 近現代建築の見方を伝える倉方氏
  • 倉方氏講演会の様子 倉方氏講演会の様子
  • 学年横断型講評会 学年横断型講評会
  • 設計作品についてコメントをいただく学生 設計作品についてコメントをいただく学生

倉方俊輔先生の解説による、大阪近代建築群の街歩き

2021/01/13

 11/15に、3年・4年・研究生による学年横断メンバーで、倉方俊輔先生を迎えて「大阪中之島に残されている近代建築の視察」を行いました。町の中で実際の名建築を体感しながら聞くレクチャーは、臨場感があり深い学びに繋がりました。
 当日は御堂筋線「淀屋橋駅」から出発し、大阪の町の歴史的な骨格についての勉強からスタートしました。中之島が京都と港をつなぐ淀川の要所であり江戸時代の蔵屋敷として栄えていたことや、大阪城の城下町の町割りと現代の「筋」の関係など、聞けば聞くほど面白い町の話でした。
 次に、東京駅を設計した辰野金吾による「日本銀行大阪支店旧館(1903年)」を通して近代日本における洋風建築の創始期について学んだり、野口孫市による「大阪府立中之島図書館(1904年)」や岡田信一郎による「大阪市中央公会堂(1918年)」などの計画や意匠について詳しく知ることができました。学生達は、建築の分析の仕方や新たな視点、年の歴史など様々な話題から大いに刺激を受けたようでした。

  • 大阪の都市のなりたちと中之島について学ぶ 大阪の都市のなりたちと中之島について学ぶ
  • 大阪府立中之島図書館の建築的な特徴について学ぶ 大阪府立中之島図書館の建築的な特徴について学ぶ
  • 大阪府立中之島図書館 ホール 大阪府立中之島図書館 ホール
  • 大阪市中央公会堂 大阪市中央公会堂

著名な建築家作品の現地見学会(高崎市)

2021/01/13

建築学科では、学年横断型の実践体験型の建築設計教育プログラム、として、著名な建築家の作品と思想を学ぶ企画を実施しています。
このプログラムでは、現地を訪れ、建築家自身から作品の説明を受けながら、建築作品を見学します。そこで、質疑応答と打ち合わせを行ったのち、名城大学にて著名建築家の講演会を実施します。

今回は、生物建築舎のオフィス「天神山のアトリエ」を訪れました。
高崎市にあるこの建築は、なんと天井が全てガラスで、地面からそのまま植物が生えているダイナミックな建築です。建築家の藤野さんは、「僕は植物をペットのように感じていて、一緒に暮らしているようなイメージ。」「広大な関東平野のどこにいるのかわかるように、大きなバー見たいな窓をつけている。」といった、普段の設計課題では考えないようなスケールの大きな話をしてくださいました。
会話は白熱し、なんと、実に4時間もの間、お話を聞かせていただきました!
その後、近くに別の作品があるということで、もう一つの作品の見学も。

普段体験できない建築家の思想と空間を体験することができる貴重な時間で、学生たちも大満足でした。

(建築学科助教 佐藤布武)

  • 天神山のアトリエ 天神山のアトリエ
  • 話をきく学生の様子 話をきく学生の様子
  • 近隣の作品・貝塚の住宅 近隣の作品・貝塚の住宅
  • 天神山のアトリエの夜景 天神山のアトリエの夜景

建築家講演会(生物建築舎・藤野氏)

2021/01/14

建築学科では、学年横断型の実践体験型の建築設計教育プログラム、として、著名な建築家の作品と思想を学ぶ企画を実施しています。
今回は、名城大学にておこなった著名建築家の講演会の報告です。

今回は、生物建築舎の藤野高志さん。
藤野さんは、東北大学を修了後、スーパーゼネコンでの勤務を経て、福島の小さなアトリエに就職し、その後、地元の群馬県高崎市で独立をされています。
今回の講演会では、まずは生物建築舎の作品説明をしてくれました。本当にいろいろなことを考えた上で作品が作られているということを学ぶと同時に、美しい空間の作り方の作法も学びました。
ここまでは普段の講演会でも見られるのですが、今回は学生向けということで、特別に、自身の卒業設計や、生物建築舎設立に至るまでのお話などもしてくださいました。
卒業設計のお話はこれから臨む学生たちは大きな刺激を受けたようです。また、事務所設立までの話もなかなか聞くことができません。もしかしたら自分も独立できるかも、と想像できた学生も多かったかもしれません。

藤野さん、ありがとうございました。

(建築学科助教 佐藤布武)

  • 講演会の風景 講演会の風景
  • 講演会の風景 講演会の風景
  • 講演会ポスター 講演会ポスター

建築家・能作淳平さんをおよびした見学会と講演会

2021/01/14

建築学科では、学年横断型の実践体験型の建築設計教育プログラム、として、著名な建築家の作品と思想を学ぶ企画を実施しています。
このプログラムでは、建築作品の見学と建築家講演会がセットになっています。
今回は、12月に実施した、ノウサクジュンペイアーキテクツの作品見学と講演会の様子を紹介します。

今回は国立市にある「富士見台トンネル」の見学を行いました。富士見台トンネルは「シェア商店」という、いろいろな人が店長になる店舗として運営されています。実際に、能作さんも著名な建築家でありながら、この富士見台トンネルでカフェやバーを開いたりしています。

当日は、国立市から富士見台まで歩きながら、国立市や富士見台団地の成り立ちについて説明してくださいました。
その後、到着すると、作品についてコーヒーを飲みながら説明してくださいました。「棚をおくだけで空間の質は変わる」など、小さな建築だからこそわかる細やかな設計について解説くださいました。
設計課題では、建築物のデザインをすることはあっても、事業を計画することはありません。新しい視点から建築にアプローチする、新時代の建築家の話を聞いて、学生も一気に視野が広がったようでした。

講演会は、このプログラムでは初めて、zoomを使って実施しました。離れていてもプレゼンテーションが受けられる体験は、新たな学びの可能性を示唆するものでした。

(建築学科助教 佐藤布武)

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