大学概要 【2020年度実施分】地元企業と学生がインキュベイトする産学連携の新しいかたちデザイン

理工学部建築学科

No.15

実施責任者谷田 真

本プログラムでは、地元企業と連携を取りながら、企業が持つノウハウを十分に学びつつ、学生たちが関わることで、新たな観点・創造が生まれ、また社会にも貢献しうる成果品をつくることを目的としている。本年度は、名古屋市西区に立地する菓子問屋と、それらが集積するエリアをフィールドに、駄菓子にまつわる歴史的背景、社会的背景をリサーチする。このリサーチを通して、様々な関係者と学生たちがつながるとともに、ワークショップ等を展開することで、地域コミュニティの場を創出する予定である。

制作・組立・ディスプレイ・使われ方の観察

2021/01/05

「名古屋みなと蔦屋書店」と連携して取り組んだ実践的デザイン演習。12月の最終段階では、実際に学生たちが設計した家具を、プロの大工の指導を受けながら制作した。その後、店舗へ搬入し、現場にて組み立てを実施。商品の陳列も、運営者側のフォローのもと、ディスプレイした。また、2週間の設置期間中、学生たちは、適宜、現場を訪れ、実際の使われ方を観察し、デザインの有効性の検証を行った。学生たちは、普段の大学での演習授業では経験できない、制作工程や運営工程、利用実態検証に携わることができ、貴重な経験と学びの機会を得た。

  • 学生たちが制作したパーツを現場で組立 学生たちが制作したパーツを現場で組立
  • 学生たちによる商品の陳列 学生たちによる商品の陳列
  • 実際の使われ方を観察 実際の使われ方を観察

ACTIVITY

プレゼンとディスカッション

2021/01/05

  • 演習室で、各グループがプレゼンしながら、検討を進める。 演習室で、各グループがプレゼンしながら、検討を進める。

本プログラムは、地元企業と連携を取りながら、リアルな社会を舞台に、多様な関係者とつながりながら、実践的な学びの場、コミュニティの場の創出を目指す取り組みである。今回は、名古屋市港区にある「名古屋みなと蔦屋書店」と連携し、来店者の居場所づくりに取り組んだ。コロナ渦の中、10月からのスタートとなりましたが、学生たちは、企業から求められた条件の中、普段の学習で獲得した知識を頼りに、複数の案をグループで出し合った。

実施に向けた最終案の提示

2021/01/05

「名古屋みなと蔦屋書店」と連携事業。学生たちは、普段の大学内での机上の取り組みから離れ、リアルな社会を舞台に、多様な関係者とコミュニケーションをとりながら、実践的な学びの場を経験している。11月に入り、各グループのデザイン案から、優れた部分を抽出しながら、ひとつの提案にまとめあげた。このプロセスを通して、学生たちは他者の意見に耳を傾けながら、デザインを統合していく技術を学んでいる。

  • 学生たちがまとめた提案をパースで表現 学生たちがまとめた提案をパースで表現
  • 学生たちがまとめた提案を模型で表現 学生たちがまとめた提案を模型で表現

制作・組立・ディスプレイ・使われ方の観察

2021/01/05

「名古屋みなと蔦屋書店」と連携して取り組んだ実践的デザイン演習。12月の最終段階では、実際に学生たちが設計した家具を、プロの大工の指導を受けながら制作した。その後、店舗へ搬入し、現場にて組み立てを実施。商品の陳列も、運営者側のフォローのもと、ディスプレイした。また、2週間の設置期間中、学生たちは、適宜、現場を訪れ、実際の使われ方を観察し、デザインの有効性の検証を行った。学生たちは、普段の大学での演習授業では経験できない、制作工程や運営工程、利用実態検証に携わることができ、貴重な経験と学びの機会を得た。

  • 学生たちが制作したパーツを現場で組立 学生たちが制作したパーツを現場で組立
  • 学生たちによる商品の陳列 学生たちによる商品の陳列
  • 実際の使われ方を観察 実際の使われ方を観察
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ