大学概要 【2018年度実施分】専門ゼミをベースとし、体験型プログラムを通して課題解決能力を育成する取り組み

経済学部

No.3

実施責任者山本 雄吾

経済学部では,これまでいくつかの専門ゼミにおいて,企業や地域の課題を解決する体験型プログラムを実施してきた。本事業は,このような経済学部の体験型プログラムを飛躍的に深化・発展させることを目的としている。このため,①公募制によるプログラム採択,②成果物の第3者評価を導入した。以上の施策により,学生の主体性の醸成と課題解決能力の向上が期待される。

活動報告7

2019/01/07

・本年度、李ゼミナールでは、岐阜県郡上市石徹白地区の小水力発電事業の地域づくり関連現地調査を行いました。小水力発電の事業活動は、CO2排出量の削減といった「環境的側面」はもちろん、地域にとって、エネルギーの地産地消や雇用創出など地域活性化に資する「経済的側面」や、地域社会の人々の関係の構築といった「社会的側面」においても良い影響を与えていると考えました。そこで今回の調査では、石徹白地域の事例を題材として、小水力発電導入の取り組みが農山村地域の活性化のためにどのような働きをするのかを考えたいと思いました。
・今回の調査では、その中でも特に小水力発電事業が、石徹白を含む多くの地方地域の課題である過疎化や少子高齢化対策として、移住促進・流出防止効果をもたらしているのか、机での文献調査のみでは判断できなかった部分を、現地で発電所の視察と住民への対面アンケート調査方式を踏まえて考察しました。
・以上から得られた知見を活かし、年度末の報告書作成に向けて検討を進めているところです。

  • 2018年11月30日に総人口250人の 岐阜県石徹白の4つの小水力 発電所へ地域づくり関連現地調査 を行った。 2018年11月30日に総人口250人の 岐阜県石徹白の4つの小水力 発電所へ地域づくり関連現地調査 を行った。
  • 今回見学の案内役を務めていただいた NPO法人「やすらぎの里いとしろ」の理事長 久保田政則氏。同氏は石徹白小水力発電事業の 主役の一人である。 今回見学の案内役を務めていただいた NPO法人「やすらぎの里いとしろ」の理事長 久保田政則氏。同氏は石徹白小水力発電事業の 主役の一人である。
  • <番場清流発電所>最大発電出力:125KW、総事業費2億3千万円、地域農業組合が事業主体となり 石徹白の最大出力の発電として2016年に運用開始。 写真は、発電所前で久保田理事長による説明を聞いている学生たち。 <番場清流発電所>最大発電出力:125KW、総事業費2億3千万円、地域農業組合が事業主体となり 石徹白の最大出力の発電として2016年に運用開始。 写真は、発電所前で久保田理事長による説明を聞いている学生たち。
  • <清流発電所>最大発電出力:63KW、総事業費:2億4千万円 2015年に運用開始。 <清流発電所>最大発電出力:63KW、総事業費:2億4千万円 2015年に運用開始。
  • <らせん型水車2号機>最大発電出力:800W、2009年に運用開始 発電した電気は、住宅兼NPO事務所の主要な電気 を賄っている。 <らせん型水車2号機>最大発電出力:800W、2009年に運用開始 発電した電気は、住宅兼NPO事務所の主要な電気 を賄っている。
  • <上掛け水車>最大発電出力:2.2KW、2010年に運用開始 この水車の設置をきっかけに、隣接する食品加工施設が 稼働を再開し、農産物加工品の生産が行われている。 <上掛け水車>最大発電出力:2.2KW、2010年に運用開始 この水車の設置をきっかけに、隣接する食品加工施設が 稼働を再開し、農産物加工品の生産が行われている。

ACTIVITY

シンクタンクによるビジネス・レポート作成講座開催

2018/07/04

平成30年7月3日、専門ゼミの調査・研究活動のレベル向上および社会で通用する報告書執筆のため、学外の調査研究の専門家によるビジネス・レポート作成講座を開催しました。講師には、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)政策研究事業本部名古屋研究開発部主任研究員筒井康史氏をお迎えし、シンクタンク等におけるビジネスでのレポート実例紹介、ロジカル・シンキングの技術、インタビュー調査の留意点、「レポート・論文」作成時のテクニック等についてお教えいただきました。またとくに本年度は、過去の本事業で作成した報告書を基に、不十分な点や改善箇所等の具体的な指摘が行われました。

豊橋鉄道市内線ヒアリングおよび現地視察調査を実施しました。

2018/08/06

本年度、山本ゼミナールでは、「路面電車を活かした街づくり~豊橋鉄道市内線の事例」として、豊橋鉄道(株)市内線の活性化施策について研究していますが、7月30日、貸切電車で市内線沿線を視察するとともに、車内にて市内線の現状と課題についてレクチャーを受けました。また、赤岩口の車両基地を見学し、ビール電車・おでんしゃ用3200型や、同車両基地内で未だ現役で使用されている1884年CAMMELL社製造の輸入レールなどを見学しました。レクチャーでは、少量生産の路面電車の車両価格の高さや、線路工事等には道路管理者の許可が必要なこと等、鉄道線とは異なる軌道線特有の問題を知ることができました。その結果、活性化施策の検討は並大抵のことではないとの印象を深めましたが、年度末に向けて、現状を踏まえたアイデアを考案する必要性を感じているところです。

  • 貸切電車内でのレクチャー 貸切電車内でのレクチャー
  • 車両基地見学 車両基地見学

佐土井ゼミ3年 テーマ「日本の台所」タイにおける日系企業の現状分析

2018/10/19

本年度佐土井ゼミの3年生は、9月20日~26日までタイ現地調査を実施した。特に9月21日、22日はバンコク郊外にあるラジャマンガラ工科大学の経済学部学生と研究交流会を実施し、タイの学生と英語によるプレゼンテーションと質疑応答、意見交換を実施した。その後、タイ学生の案内によるキャンパスツアーやアユタヤ世界遺産見学を通して、タイ学生の大学生活、考え方、等を学び大いに刺激を受けた。

佐土井ゼミ3年 テーマ「日本の台所」タイにおける日系企業の現状分析 Part 2

2018/10/29

9月24日にタイのタマサート大学経済学部学生と研究交流会を実施し、英語によるプレゼンテーションと質疑応答、意見交換を実施した。
 名城大学が用意したプレゼンテーションテーマは、①日本の教育問題、②日本の男女格差問題、③タイのエビ養殖と日本、④キャッシュレス社会、⑤インスタグラムによる地方活性化、⑥日本の四季。タマサート大学側からは、事前に我々のプレゼンテーションテーマとパワーポイントデータの送付を依頼され、当日は、タイ学生や教員から多くの質問を受け、学生たちの意欲と熱意を感じた。

佐土井ゼミ4年 テーマ 「ベトナム北部工業団地への日系企業進出における問題点と可能性」

2018/11/06

10月29日~11月4日ベトナムハノイにて大学での研究交流会と企業調査を実施した。
 まず、10月31日にハノイ経営工科大学Hanoi University of Business and Technology(HUBT)を訪問し、学生研究交流会を実施し、英語によるプレゼンテーションと質疑応答、意見交換を行った。名城大学が用意したプレゼンテーションテーマは、①日本の雇用システム、②日系食品産業のベトナム進出、HUBT側は、①ベトナムの大学生活、②有機野菜ビジネス事例、についてそれぞれ発表し、その後質疑応答により意見交換を行った。
その後、郊外にある新キャンパスを見学した。特に、大学内にある日本語研修センターでは、日本に研修生として3年間派遣するための集中合宿研修を見学し、徹底した日本語、日本生活への対応教育の実態を調査することができた。
 企業調査では3社を訪問調査した。2社はベトナム資本100%ローカル中小企業でプラスチック成型企業、1社は日系100%のEMS(電子受託サービス)企業で、精密電子部品製造企業であった。各社とも社長から詳細な説明を受け、現場での説明や、質疑応答等、日本式生産方式や人材育成が徹底されている様子に感銘を受けた。

活動報告6

2018/11/28

本年度、山本ゼミナールでは豊橋鉄道市内線の活性化施策を検討していますが、この一環として、平成30年8月・9月、他地域の路面電車の活性化施策を調査しました。学生が5グループに分かれて、冨山地方鉄道(株)市内線および富山ライトレール(株)(冨山市)、万葉線(株)(高岡市)、広島電鉄(株)(広島市)、伊予鉄道(株)(松山市)、鹿児島市交通局(鹿児島市)で事業者ヒアリングおよび視察を行いました。冨山地方鉄道では路面電車事業への行政(冨山市)の積極的支援の根拠と成果、富山ライトレールでは信用乗車方式(運転士による料金収受のチェックを省略)の成果、万葉線ではドラえもんトラムの概要、広島電鉄ではレストラン電車(トランルージュ)の成果、伊予鉄道では在来型技術による超低床車の状況、鹿児島市交通局では観光電車「かごでん」の状況等について把握しました。ここから得られた知見を活かし、年度末の報告書作成に向けて検討を進めているところです。

  • 万葉線ドラえもんトラム(1) 万葉線ドラえもんトラム(1)
  • 万葉線ドラえもんトラム(2) 万葉線ドラえもんトラム(2)
  • 広島電鉄トランルージュ車内 広島電鉄トランルージュ車内
  • 鹿児島市交通局レトロ電車かごでん車内 鹿児島市交通局レトロ電車かごでん車内
  • 伊予鉄道超低床車(1) 伊予鉄道超低床車(1)
  • 伊予鉄道超低床車(2) 伊予鉄道超低床車(2)

活動報告7

2019/01/07

・本年度、李ゼミナールでは、岐阜県郡上市石徹白地区の小水力発電事業の地域づくり関連現地調査を行いました。小水力発電の事業活動は、CO2排出量の削減といった「環境的側面」はもちろん、地域にとって、エネルギーの地産地消や雇用創出など地域活性化に資する「経済的側面」や、地域社会の人々の関係の構築といった「社会的側面」においても良い影響を与えていると考えました。そこで今回の調査では、石徹白地域の事例を題材として、小水力発電導入の取り組みが農山村地域の活性化のためにどのような働きをするのかを考えたいと思いました。
・今回の調査では、その中でも特に小水力発電事業が、石徹白を含む多くの地方地域の課題である過疎化や少子高齢化対策として、移住促進・流出防止効果をもたらしているのか、机での文献調査のみでは判断できなかった部分を、現地で発電所の視察と住民への対面アンケート調査方式を踏まえて考察しました。
・以上から得られた知見を活かし、年度末の報告書作成に向けて検討を進めているところです。

  • 2018年11月30日に総人口250人の 岐阜県石徹白の4つの小水力 発電所へ地域づくり関連現地調査 を行った。 2018年11月30日に総人口250人の 岐阜県石徹白の4つの小水力 発電所へ地域づくり関連現地調査 を行った。
  • 今回見学の案内役を務めていただいた NPO法人「やすらぎの里いとしろ」の理事長 久保田政則氏。同氏は石徹白小水力発電事業の 主役の一人である。 今回見学の案内役を務めていただいた NPO法人「やすらぎの里いとしろ」の理事長 久保田政則氏。同氏は石徹白小水力発電事業の 主役の一人である。
  • <番場清流発電所>最大発電出力:125KW、総事業費2億3千万円、地域農業組合が事業主体となり 石徹白の最大出力の発電として2016年に運用開始。 写真は、発電所前で久保田理事長による説明を聞いている学生たち。 <番場清流発電所>最大発電出力:125KW、総事業費2億3千万円、地域農業組合が事業主体となり 石徹白の最大出力の発電として2016年に運用開始。 写真は、発電所前で久保田理事長による説明を聞いている学生たち。
  • <清流発電所>最大発電出力:63KW、総事業費:2億4千万円 2015年に運用開始。 <清流発電所>最大発電出力:63KW、総事業費:2億4千万円 2015年に運用開始。
  • <らせん型水車2号機>最大発電出力:800W、2009年に運用開始 発電した電気は、住宅兼NPO事務所の主要な電気 を賄っている。 <らせん型水車2号機>最大発電出力:800W、2009年に運用開始 発電した電気は、住宅兼NPO事務所の主要な電気 を賄っている。
  • <上掛け水車>最大発電出力:2.2KW、2010年に運用開始 この水車の設置をきっかけに、隣接する食品加工施設が 稼働を再開し、農産物加工品の生産が行われている。 <上掛け水車>最大発電出力:2.2KW、2010年に運用開始 この水車の設置をきっかけに、隣接する食品加工施設が 稼働を再開し、農産物加工品の生産が行われている。

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