大学概要 【2018年度実施分】電子回路動作・マイコン体験型教育

理工学部電気電子工学科

No.6

実施責任者都竹 愛一郎

 電気電子工学に関する幅広い分野の基礎知識と応用力を身に付けた「モノづくり」を担う人材の育成を目指して、ブレッドボードを用いた電子回路の製作とマイコン実習を行う。製作する電子回路は、いずれも音が出たり、光ったり、動いたりと、回路が完成したときに、目に見えない電気の働きを、学生の五感に訴えるものである。 企業で物作りに携わっているOBに直接指導をしてもらうことにより、大学で学ぶことが物作りの現場でどう生かされているのか、企業はどのような人材を求めているのか等を、早い段階で学生に伝えることができる。

活動報告3

2018/12/14

■実施日時:2018年11月10日(土)9:10~4:30
■実施場所:2号館2階 電気電子工学科学生実験室
■参加者 :理工学部電気電子工学科 2年生(122名)
■外部講師:パナソニックエコソリューションズ電材三重(株) 岩本拓也 氏
■工作指導:理工学部電気電子工学科 都竹愛一郎

■取組内容:電気電子工学科の2年生対象の講義「電子回路B」で学んだ、トランジスタの増幅回路について、半田付けをしなくても回路が作成できるブレッドボードを用いて、その応用回路を組み立てた。最初に電界効果トランジスタの応用回路として、タッチセンサーを作成した(写真3-1と3-2)。次にバイポーラトランジスタの応用回路として、暗くなると自動的にLEDが点灯する回路を作成した(写真3-3)。なお、工作に先立って、パナソニックの岩本氏に、パナソニックで実際に作っている街灯の自動点灯回路を紹介してもらい(写真3-4)、大学で学んだことが仕事で役に立っていることと、大学で学ぶことの重要性について話してもらった。

  • 写真3-1:タッチセンサーの製作風景 写真3-1:タッチセンサーの製作風景
  • 写真3-2:タッチセンサーの動作確認をしている様子 写真3-2:タッチセンサーの動作確認をしている様子
  • 写真3-3:暗くなると自動的にLEDが点灯する回路の製作風景(光センサーにバラツキがあるため自分のセンサーに合わせて設計している) 写真3-3:暗くなると自動的にLEDが点灯する回路の製作風景(光センサーにバラツキがあるため自分のセンサーに合わせて設計している)
  • 写真3-4:パナソニックの岩本氏による、パナソニックで実際に作っている街灯の自動点灯回路の紹介と動作原理の解説 写真3-4:パナソニックの岩本氏による、パナソニックで実際に作っている街灯の自動点灯回路の紹介と動作原理の解説

ACTIVITY

活動報告1

2018/12/13

■実施日時:2018年5月26日(土)9:10~4:30
■実施場所:2号館2階 電気電子工学科学生実験室
■参加者 :理工学部電気電子工学科 3年生(121名)
■外部講師:パナソニックエコソリューションズ電材三重(株) 岩本拓也 氏
■工作指導:理工学部電気電子工学科 都竹愛一郎

■取組内容:電気電子工学科の3年生対象の講義「電子回路C」で学んだ、差動増幅回路と電源回路について、半田付けをしなくても回路が作成できるブレッドボードを用いて、その応用回路を組み立てた。最初に差動増幅回路の応用回路として、カラオケアンプを作成した(写真1-1および1-2 )。この回路は、差動増幅回路のプラス入力に右の音を入力し、マイナス入力に左の音を入力して引き算することにより、センターボーカルの声を除去(カラオケ化)する回路である。次に電源回路の応用回路として、可変電圧電源を作成し、この電源を用いて模型電車を走らせた(動画1-1)。なお、工作に先立って、パナソニックの岩本氏に、大学で学んだことが仕事で生かされていること、大学で学ぶことの重要性について話してもらった(写真1-3 )。

アンケート調査結果:定期試験時に実施している調査で、「電子回路への興味や理解が深まりましたか」という質問に対し、「強くそう思う」と「ややそう思う」と答えた学生が、93.4%であった。

  • 写真1-1:カラオケアンプの製作風景 写真1-1:カラオケアンプの製作風景
  • 写真1-2:カラオケアンプの動作確認の様子 写真1-2:カラオケアンプの動作確認の様子
  • 写真1-3:岩本氏による説明の様子 写真1-3:岩本氏による説明の様子

活動報告2

2018/12/13

■実施日時:2018年6月2日(土)9:10~4:30
■実施場所:2号館2階 電気電子工学科学生実験室
■参加者 :理工学部電気電子工学科 2年生(106名)
■外部講師:パナソニックエコソリューションズ電材三重(株) 岩本拓也 氏
■工作指導:理工学部電気電子工学科 都竹愛一郎

■取組内容:電気電子工学科の2年生対象の講義「基礎通信工学」で学んだ、変調回路について、半田付けをしなくても回路が作成できるブレッドボードを用いて、その応用回路を組み立てた。最初に変調回路の応用回路として、電子楽器のテルミンを作成した(写真2-1)。この回路はCdSという光センサーを用いて、明るさの強弱(明暗)を音の高さに変換するものでる。CdSの周りを手で覆って明るさを変えれば、音の高さを変えることができ、楽器になる。次に変調回路の応用回路として、サーボモーターコントローラーを作成し、このコントローラーを用いてロボットアームを動かした(写真2-2および動画2-1)。なお、工作に先立って、パナソニックの岩本氏に、大学で学んだことが仕事で生かされていることと、大学で学ぶことの重要性について話してもらった(写真2-3)。

アンケート調査結果:定期試験時に実施している調査で、「電子回路への興味や理解が深まりましたか」という質問に対し、「強くそう思う」と「ややそう思う」と答えた学生が、89.6%であった。

  • 写真2-1:テルミンを製作している様子 写真2-1:テルミンを製作している様子
  • 写真2-2:製作したコントローラーでロボットアームを制御している様子 写真2-2:製作したコントローラーでロボットアームを制御している様子
  • 写真2-3:大学で学ぶことの重要性を話すパナソニックの岩本氏 写真2-3:大学で学ぶことの重要性を話すパナソニックの岩本氏

活動報告3

2018/12/14

■実施日時:2018年11月10日(土)9:10~4:30
■実施場所:2号館2階 電気電子工学科学生実験室
■参加者 :理工学部電気電子工学科 2年生(122名)
■外部講師:パナソニックエコソリューションズ電材三重(株) 岩本拓也 氏
■工作指導:理工学部電気電子工学科 都竹愛一郎

■取組内容:電気電子工学科の2年生対象の講義「電子回路B」で学んだ、トランジスタの増幅回路について、半田付けをしなくても回路が作成できるブレッドボードを用いて、その応用回路を組み立てた。最初に電界効果トランジスタの応用回路として、タッチセンサーを作成した(写真3-1と3-2)。次にバイポーラトランジスタの応用回路として、暗くなると自動的にLEDが点灯する回路を作成した(写真3-3)。なお、工作に先立って、パナソニックの岩本氏に、パナソニックで実際に作っている街灯の自動点灯回路を紹介してもらい(写真3-4)、大学で学んだことが仕事で役に立っていることと、大学で学ぶことの重要性について話してもらった。

  • 写真3-1:タッチセンサーの製作風景 写真3-1:タッチセンサーの製作風景
  • 写真3-2:タッチセンサーの動作確認をしている様子 写真3-2:タッチセンサーの動作確認をしている様子
  • 写真3-3:暗くなると自動的にLEDが点灯する回路の製作風景(光センサーにバラツキがあるため自分のセンサーに合わせて設計している) 写真3-3:暗くなると自動的にLEDが点灯する回路の製作風景(光センサーにバラツキがあるため自分のセンサーに合わせて設計している)
  • 写真3-4:パナソニックの岩本氏による、パナソニックで実際に作っている街灯の自動点灯回路の紹介と動作原理の解説 写真3-4:パナソニックの岩本氏による、パナソニックで実際に作っている街灯の自動点灯回路の紹介と動作原理の解説
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ