大学概要【2019年度実施分】サボテン新商品開発の突破口を探る

農学部

サボテン新商品開発の突破口を探る
実施責任者:近藤 歩

名城大学附属農場の地元,春日井市は,サボテン実生栽培で日本一の生産量を誇り,「サボテン」を地域活性化の資源の一つとして位置付けています.本プログラムでは,この特産の「サボテン」を通じて,地域が抱える課題を検討していくなかで,学生自身の行動力と創造性を養うことを目的としています.具体的には,食用サボテンの機能について研究を進めるとともに,地元の農家や企業を訪問して実際の課題を見出し,サボテンを使った新しい商品を提案していきます.

ACTIVITY

次のステージへ

2019/04/18

2019年1月29,30日に「アグリビジネス創出フェアin東海」において,私たちが考案したサボテン商品を発表しました.写真は,その様子とポスターの一部です.新しい時代に向けて,新鮮な発想を積み重ねていきたいと思います.

学外のサボテン企画関係者との検討会

2019/09/17

今年度も試作会を重ねてきました.そして9月13日(金)には,名城大学社会連携センターの山本さん,宮原さん,農学部事務室の奥田さんに加えて,学外のサボテン企画関係者 (春日井市在所) との検討会を開催しました.実際のサボテン関連商品販売の話も聞くことができましたし,私たちの試作品も好評を得ることができました.いよいよ販売の日も近いかもしれません.

試食を交えた検討会の様子1

試食を交えた検討会の様子2

乾燥地研究センターを見学

2019/10/03

サボテンと言えば,連想されるのが,砂漠や乾燥地です.そこで,鳥取市で開催された作物学会講演会のエクスカーション (9月27日) を利用して,鳥取大学乾燥地研究センターを見学しました.乾燥地における植物の生産や生態だけでなく,砂丘の形成や気候変動についても研究されていることを知りました.もちろん,鳥取砂丘にも行きましたよ!

乾燥地研究センター.左側の建物は実験棟,右側に見える建物はドーム状のガラス温室 (アリドドーム).

アリドドーム内の見学.アガベやサボテンが植えてありました.

アリドドーム地下の見学.土壌中の塩や水の移動を測定する装置の説明を受けました.

砂丘を駆け降りる (転がる?).広い,楽しい!

明るい朝の検討会

2019/10/15

吉野先生のノーベル賞受賞発表のあった翌朝,天白校舎の本部棟には大きな垂れ幕が掲げられ,キャンパス内は喜びの雰囲気に包まれました (10月10日).そんな中で,早朝からサボテン企画検討会は開催されました.今回は,4年生だけでなく,これからプロジェクトを引き継ぐ3年生も加わりました.そして,学生はもとより,サボテン企画関係者の方々からさまざまな意見や感想が述べられ,プロジェクトの方向性について話し合いました.明るい朝を迎えて,議論も活発化し,見通しも明るくなったような気がします.

リーダーの蟹江君がプロジェクトの将来構想についてスライドも交えて説明しました.

今回も,学外から関係者を招待して議論しました.

新しく3年生も加わり,プロジェクトメンバーは増員されました.

プロジェクトに対して助言する社会連携センターの山本さん.会議の終わりには,たくさんの「キーワード」でホワイトボードは埋め尽くされました.

「あい農パーク春日井」 (農業公園) の開園祭に参加

2019/11/06

11月2日に「あい農パーク春日井」 (農業公園) が開園しました.そして,2日と3日には,開園祭が開催されました.名城大学附属農場からは農産物が提供され,トヨタエンタプライズ様のご協力のもとマルシェ (出店) の一つで販売が行われました.私たちは,販売のお手伝いとともに,サボテンプロジェクトの広報活動を行いました.今回は,プロジェクトのロゴを載せたショップカードを用意して配布しました.当日は好天にも恵まれ,幼児から年配の方まで多くの人で賑わいました.出展した農産物は完売し,プロジェクトのショップカードもたくさんの人に受け取って頂きました.ありがとうございました.

開園の式典.

サボテンプロジェクトのポスターとともに,ショップカードを準備しました.

最初の来客は,春日井市長さんでした.

農産物は完売しました.プロジェクトのショップカードもたくさんの人に受け取って頂きました.

ご当地バーガーを求めて,佐世保へ

2019/11/19

私たちのプロジェクトでは,サボテンを使ったハンバーガー,「サボテンバーガー」を考案しています.そこで今回は,サボテンバーガーを広く普及させるヒントを求めて,ご当地バーガーの火付け役である「佐世保バーガー」の街,佐世保市を訪れました.そしてここでは,佐世保観光コンベンション協会の宮地さんにお話を伺うことができました.
 「佐世保バーガー」と言っても,特にその決まった型があるのではなく,佐世保市内の店で提供される「手作りで」「注文があって作り始める(作り置きはしない)」をこだわりとするハンバーガーを総称しているそうです.佐世保バーガー認定店には,佐世保バーガーボーイ (やなせたかし氏がデザインしたオリジナルキャラクター) の看板が設置されています.店舗もさまざまですから,バーガーのメニューも豊富にあり,どれもけっこうサイズが大きく食べ応えがありそうです.これまで街では,ハンバーガー券の配布,オリジナルキャラクターや佐世保バーガーマップの作成などの方法によって,徐々に「佐世保バーガー」の認知度が高まったようです.
 次回はどこに行こうかな…

訪問先の佐世保観光情報センター.

宮地さん,ご協力ありがとうございました.

佐世保バーガーマップとハンバーガーボーイ.

チーズバーガーやベーコンチーズバーガーなどメニューは豊富で,およそワンコイン (500円) で購入できる値段に設定されていた.

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