大学概要【2021年度実施分】「Next One プロジェクト」企業との共同による学生コミュニケーション力・プレゼンテーション力指導

経済学部

「Next One プロジェクト」企業との共同による学生コミュニケーション力・プレゼンテーション力指導
実施責任者:佐土井 有里

本プロジェクトは、企業との連携によるプロジェクトベースの教育プログラムで、プログラム内容を企業との連携で開発しながら、学生が企業や海外大学とプレゼン交流会を実施する取組である。特に卒業生が就職している企業との協力体制を活かし、2年生、3年生、4年生のコミュニケーション力、プレゼンテーション力を鍛えることを目的に活動する。経済学部ではゼミ活動等を通し、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を育成する様々な試みをすでに行っているが、学生同士の実習が中心で、実社会で通用する実践力を磨くには、企業で実践力を磨いている社会人の協力を得ることが重要である。本取組では「Next One プロジェクト」として、社会人チームとの連携・協力を得ながら実社会で求められているコミュニケーション力・プレゼンテーション力・文章作成力を強化する。
プレゼンテーションの発表機会として、名古屋商工会議所の会員企業や海外の大学とのオンラインによる発表の機会と、実際に海外の大学を訪問し発表する機会の2種類の発表の場を提供する。

ACTIVITY

「名古屋商工会議所と名城大学共同 SDGs研究発表プロジェクト実施」

2021/07/16

2021年7月14日(水)15:00~18:00に名城大学N105教室にて2021年度「就職をした今だからわかる業界の現状」シリーズの第4弾として発表企画を行いました。今回は名古屋市商工会議所と共同開催で学生が考えたSDGsのアイデアを発表する企画を実施しました。

以下URL【現役大学生(名城大学経済学部生)による研究発表会の聴講&インターンシップマッチング】

https://www.nagoya-cci.or.jp/event/event-detail.html?eid=2911

名古屋商工会議所実施報告HP

https://www.nagoya-cci.or.jp/action/action-detail.html?aid=772&nendo=2021

今回の発表は様々な方のサポートを受け、実施しました。

まずは名城大学OBを中心としたNexT one PJの田中悠介氏、大野健太郎氏、鍋野洸哉氏、岩本拓也氏、水野陸弥氏、元田勝信氏、

審査員として日本法人シーメンスの元会長の藤田研一氏、更にアドバイザーとして大手広告代理店の木下直美氏、株式会社Bulldozer代表である尾和恵美加氏、のサポートをうけ実現できました。

その結果、参加企業12社、合計35名の経営者、人事部、新規事業担当者にN105会場とオンラインZoomに分かれてご参加いただき、

6グループ合計28名の経済学部2・3年の学生たちがSDGsのアイデアを自信を持って発表し、参加者の方々から貴重なコメントや質問を多くいただきました。

発表後には、参加企業の方々と自由な懇談の時間を持ち、参加された企業の方々すべてとじっくりお話しする機会が持てました。

今回ご協力いただいた名古屋市商工会議所の浅井様から「実際に実現したらビジネスに繋がるアイデアもあり大変興味深かった」とのご意見もいただき大成功に終わったと思います。

発表した後の学生たちは本当にやり切ったという充実感を味わい、今後発表したアイデアをさらに育て、また、自分の人生を真剣に見つめなおし、将来をイメージする貴重な機会となったと思います。

活動報告2

2021/12/02

 2021年11月17日(水)15:00~16:30、名城大学N321教室にて2021年度「Next One プロジェクト」企業との共同による学生コミュニケーション力・プレゼンテーション力指導の第2弾として、「商社を学習しよう」をテーマに社会人の指導による講座を行いました。
 まず、今回は名城大学OBでもある(株)立花エレテックの道見勇哉氏及び人事課長 森田新蔵氏、高島株式会社の佐藤祐司氏(司会:伊勢久株式会社の元田勝信氏)に対面式で講演をしていただきました。
 今回の講座は、ディスカッション形式に加え、新しくロールプレイング形式を行いました。ディスカッション形式では、テーマを「入社して良かったこと」や「大学生に戻れるとしたら何がしたい」の2つとし、それぞれのOBに話していただきました。社会人2年目の道見氏と社会人10年以上の佐藤氏の包み隠さず話す姿を見て、学生にとっては、今やるべきことが見え、とても参考になりました。
 次にロールプレイングでは、得意先、仕入先それぞれ役割を決めて商社の立ち位置を学生に割り当て、商社での「あるある」場面を想定して商品の提案や在庫管理について体験していただきました。ロールプレイングを通して商社とは何か?を学生に考えてもらい今後の商社業界に視野を広げてもらうことができました。

ソーシャルメディアのNewspicksが行なっているNewschoolの成果発表会(ConnectMeetUP farewell ver)において、Next One Project活動事例が紹介される

2021/12/13

 2021年12月4日(土)にソーシャルメディアのNewspicksが行なっているNewschoolの成果発表会(ConnectMeetUP farewell ver)において、名城大学の佐土井ゼミOBでNext One Projectのリーダーの田中悠介氏、OB講座協力者の木下直美氏と花田皓平氏の3名がNewschool受講者2000名の内の代表8人に選ばれ発表しました。田中氏はNewschoolで学んだことをPJ受講者代表者として発表し、木下氏は名城大学で行ったワークショップを元にした新規事業と活動を、花田氏はNewschool受講者達が集まるコミュニティ作りや活動について発表し、その発表内では名城大学でのNext One Project で学生に対して実施した活動も事例として紹介されました。
 花田氏の発表した活動にはネットワークを駆使した1例として紹介され、一番学びや成果を出したことで受賞されました。3名の発表は多くの受講者に大きな影響を与え、「他人の心に火を付ける」ことができた内容であり、社会的に評価されたこの活動の中に名城大学でのNext One Projectが紹介されることで、今後の活動にも活かすことができると思います。

花田氏、名城大学報告時の写真

田中氏発表の写真

発表者3名の写真

活動報告4

2022/01/05

12月15日(水)15:00~18:00、天白キャンパスN321教室とN322教室にて、2021年度「Next One プロジェクト」企業との共同による学生コミュニケーション力・プレゼンテーション力指導「I Project」を実施しました。
 
本プロジェクトでは、2年生は「ガクチカ*に前向きに取り組むために」をテーマとしプロの方々から話を伺う聴講方式、3年生は「就職活動に取り組むために」をテーマとしOBと対話する形で実施してきました。OBの方々には企画段階の打ち合わせから多くの時間を費やし、佐土井ゼミ生27名への想いが詰まった内容にしていただきました。
 
今回は「NexT One プロジェクト」のOB代表者である(株)ジェイテクトの田中悠介氏、大和物産(株)の大野健太郎氏、一宮市役所の鍋野洸哉氏、住友電装(株)の岩本拓也氏、大湫病院の水野陸弥氏、(株)伊勢久の元田勝信氏にご参加いただきました。また、佐土井ゼミOBの西部優生氏、中村匡希氏、永山諒氏、樋口太貴氏、道見勇哉氏の5名、就職先が決まった4年生の本夛康輔さん、萩野公美都さんも参加しました。
 
ゲストとして、大手広告代理店の木下直美氏、名古屋商工会議所の浅井祐氏、(株)電通の笠置総一郎氏、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社の西川直樹氏にも参加していただき、充実したイベントになりました。
 
2021年度も多くの社会人の方々にご協力いただき、参加学生も少しでも有意義になものにしようと真剣にプロジェクトに取り組む濃密な1年間となったようです。
 
※ガクチカとは、就職活動において面接等で質問を受ける可能性が高い「学生時代力をいれたこと」の略称です。

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