大学概要【2017年度実施分】近代遺産を活かした歴史的市街地の活性化プロジェクト

都市情報学部

近代遺産を活かした歴史的市街地の活性化プロジェクト
実施責任者:海道 清信

ACTIVITY

活動報告1:4月犬山現地調査

2017/10/19

4/19国宝犬山城の前にて

4月2日:第1回犬山現地調査
●本町通りの歩行者利用実態観察
●下本町、外町の住民皆さんとの交流(地域課題のインタビュー)
4月19日:第2回犬山現地調査
●犬山城見学
●城とまちのミュージアム見学
●本町通りの歩行者利用実態観察
●下本町防災ビルの再生利用調査
2回の現地調査を踏まえ海道ゼミ3年生で犬山研究会を行いました。犬山市と福井県氷見市の防災ビル比較してみて2つの地方都市の街並みに活気がなく非常に似通っているが、ビル活用次第で町おこしの可能性を秘めているとの希望ある意見が出ました。犬山での活動も3年目となり卒業した学生の活動内容を写真で紹介しましたが、今年の学生にも発展的な新しい発見を期待したいです。

4/19本町通りを視察

ゼミ室にてアンケート集計。違う視点からみることでアンケートから多くの情報を得ることができます。

活動報告2:7月16日~17日 富山県氷見市現地調査報告 海道ゼミ3年齋藤

2017/10/19

【2017/7/19 facebook 投稿より】
3回生の齋藤です。
7月16、17日に海道先生、旧柳沢研究室と海道研究室の院生、学部生で富山県氷見市中央町商店街で行われた「うみのアパルトマルシェ」でのお手伝い、防災建築街区調査を行いました。
1日目は、氷見市まちづくりバンクで防災共同ビルの調査を行う上での説明や商店街振興組合の方々のお話のもと住まれている方々への建設当時と現在の状況を伺って回りながら外観や内観の特徴を調査しました。
住まれている方々はあたたかい方ばかりでお話を伺っていく中で、建物自体の構造や設備の老朽化による劣化や自家用車の普及による商店街の通行者数の減少が大きな問題となっている事がわかりました。
2日目は、商店街の通りを歩行者天国にして行われた「うみのアパルトマルシェ」のお店のお手伝いや追加の草案を検討させていただいた来場者アンケートの調査を行いました。
天候にも恵まれ強い日差しの中、市内のみならず市外や県外からたくさんの方々が集まり各イベントや屋台で楽しまれていました。
特に若い人たちが多く訪れておりアンケートにも積極的で、今後どんなマルシェになったら良いのかを親身に考えて記入している方が多く見受けられました。
そんな次回のマルシェは8月20(日)10:00~15:00に行われます。(詳細は「うみのアパルトマルシェ」のHPまたはSNSへ)
皆様もぜひ足を運んでみてください。

学生の皆さん、お疲れ様でした。この氷見での活動体験を犬山市での活動に活かしていきましょう。(海道)

氷見市防災共同ビルのある商店街

7月氷見市:うみのアパルトマルシェ

7月氷見市:まちづくりバンクでの聞き取り調査

活動報告3:ナゴヤドーム前キャンパス移転後初のオープンキャンパス報告 海道ゼミ3年石川

2017/10/19

【2017/7/22 facebook 投稿より】
3回生の石川です。
本日は都市情報学部がナゴヤドーム前キャンパスに移転してから、初となるオープンキャンパスが開催されました。
13時15分から海道先生の模擬講義があり、4回生の今井さんは卒業研究の内容で、私たち3回生は各グループ(美濃加茂、犬山、歩行環境)が前期の活動をまとめたパネルを用いて、活動報告を行いました。
多くの高校生や保護者の方が模擬講義に参加してくださりとても緊張しましたが、このような機会で発表をすることは滅多にないので貴重な経験となりました!
これから各グループの発表内容について、簡単に説明します。
私達歩行環境グループは南大津通りとグレートストリートについてのパネルと、6月4日に行った南大津通り歩行調査をまとめたパネルを作製しました。
Allan B. Jacobsの著書「Great Streets」の冒頭を訳してグレートストリートとはなにか、どのような道をいうのかを調べて南大津通りがグレートストリートになるためにはどのようにすべきかをパネルにまとめました。
犬山グループでは、犬山城下町地区と防災建築街区調査についてパネルにまとめました。
犬山で海道研究室が今までした活動と、今年度活動している富山県氷見市での活動をまとめました。
美濃加茂グループでは、美濃加茂市の概要と美濃加茂市庁舎整備計画についての住民アンケートの集計、美濃加茂ワークショップについてまとめました。

アウトプットする重要性と人前で話す体験をどんどん積んでいきましょう。他の研究を知ると多面的な考察ができます。(海道)

ゼミ生による発表

活動報告4

2017/10/19

9月12日~13日 静岡県富士市及び熱海市の防災建築街区の実態調査をゼミ生全員の参加で実施しました。元建築学科の柳沢究先生(現在京都大学)と、中部防災建築街区研究会の先生方との共同調査でした。
9月12日 午前:富士市吉原商店街の防災ビルのオーナーであり、現在防災建築街区のリノベーションに取り組んでおられる方から、現状と新たな取り組みについてお話を伺いました。引き続いて、地区内の防災ビルの利用活用の見学、ビルのオーナーさんへの聞き取り調査をしました。昭和30年代に次々建てられたビルは老朽化で雨漏りがし、建物の空洞化など課題が山積みです。
9月12日 午後:熱海市の防災建築街区は駅前に分散して立地しているのが特徴です。研究会の先生方と一緒に、オーナーさんたちにヒアリング調査を実施しました。観光客も多く、富士市とは違ってシャッター店舗は少なく、ビルも比較的活用されており、多くの方から聞き取りをすることができました。
両日を通じて、他大学の先生方との交流、ゼミ生との共同の取り組み、二つの地域の違いなどいろいろなことを学ぶことができた2日間でした。

海道清信より:ゼミ生のほぼ全員が参加した大がかりな調査となった。また、一泊旅行としたので、ゼミ生の間での交流もできて良かった。調査には、学生みんなが熱心に取り組むことができたことも収穫です。

富士市でビルオーナーさんから地域の状況について説明を受けました

防災建築街区内のリノベーション中のビル調査

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