大学概要【2017年度実施分】学生の能動的な学修を促すための実験・農場実習連携授業の実施

農学部

学生の能動的な学修を促すための実験・農場実習連携授業の実施
実施責任者:平野 達也

本プロジェクトでは、農業技術を学ぶ「農場実習Ⅰ・Ⅱ」と農学・生命科学の解析手法を学ぶ「生物資源学実験」を連携させ、講義で得た知識を農学の課題解決に活かす過程を学生が能動的に学修するプログラムを実施します。そのために、附属農場に生育測定の実施設備を整備し、農場実習にグループ・ワーク方式で継続的に栽培作物などを調査する「プロジェクト実習」を導入します。また、「生物資源学実験」の課題では、プロジェクト実習で扱っている作物や土壌を試料とした様々な解析を行います。

ACTIVITY

農場での作物育成と調査(7/12更新)

2017/07/12

附属農場において6月12日に行われたプロジェクト実習では、4つの異なる栽培条件を水田に設定して、6〜7名に分かれた学生のグループがイネの苗を移植しました。今後、実験の授業の中で、生育調査や収量構成要素の解析を行い、栽培環境の違いがイネの生育や収量に及ぼす影響を明らかにしていきます。また、4月にはミニトマトの苗をグループごとに温室に定植し、栽培管理手法を変えて栽培してきました。その結果、ミニトマトの生育や収穫量にどのような違いが生じたかを、6月19日と26日の実験の授業の中で調査しました。このように、いくつかの条件を設定して、グループ単位で実際に作物を栽培し、さらにそれらを科学的に調査・解析していくことで、私たちの食を支える農業現場での課題解決や科学的分析のための手法を学生たちは修得していきます。

異なる栽培条件を設定した水田での田植えの様子

ミニトマトの生育調査の様子

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