大学概要【2017年度実施分】創薬創発教育推進プログラム

薬学部

創薬創発教育推進プログラム
実施責任者:森 裕二

創薬化学に関心を持っている5、6年生を対象に、「創薬人育成スクール」を開講して最先端研究や製薬企業の医薬開発研究を紹介しています。さらに、卒論研究で優れた研究成果を達成した学生は、積極的にシンポジウムや学会に参加・研究発表を行い、貴重な学外体験を積んでいます。

ACTIVITY

日本薬学会第137年会に参加しました。(8/2更新)

2017/08/02

仙台で平成28年3月24日〜27日に開催された日本薬学会第137年会に34名の学生(4年生16名、5年生15名、6年生2名、博士後期課程D1 1名)が参加し、最新の研究について学びました。学会期間中には、かねてより親交のあった台湾の国立成功大学薬学部、国立嘉義大学薬学部の先生方と国際交流を行いました。

日本薬学会第137年会に参加した学生たち(仙台国際センター会場)

台湾の先生方と交流記念撮影(前列が参加学生)

企業、調剤薬局で活躍する卒業生を招いてキャリアガイダンスを開催しました。(8/2更新)

2017/08/02

製薬関連企業(2名)と薬局(1名)に勤務している卒業生との懇談会を2月9日に開催し、薬学出身者がどのように活躍しているかを学びました。また、4月3日には調剤薬局に就職した卒業生を招いてキャリアガイダンスを行いました。

企業等で活躍する卒業生との懇談会

キャリアガイダンスのようす

平成29年度創薬人育成スクールを開催(8/4更新)

2017/08/04

4月24日に、田辺三菱製薬創薬本部の川西英治博士を招いて、「創薬の成功事例研究-2型糖尿病治療薬の紹介 SGLT2阻害薬カナグリフロジンの創製」と題した創薬人育成スクール・ビギナーコースを開講しました。薬学部の5、6年生のほか、名大、名工大からの参加者も含めて受講者数は250名を超え、とても盛況でした。授業後には創薬研究に対する理解がどのくらい深まったかを調べるためにアンケート調査が行われました。

川西英治博士による創薬開発研究の講義

創薬人育成スクールの授業風景

若手研究者による講演会(8/4更新)

2017/08/04

7月31日に、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科准教授栗山正巳先生を招いて、「創薬分子合成への貢献を目指した触媒反応の開発-触媒系の設計を基盤とする取り組み¬-」の講演タイトルで最先端の創薬研究を学びました。薬学部化学系研究室の4、5、6年生のほか、農学部からの参加者も含めて受講者数は50名を超え、講演後の質疑応答が30分を超える活発な勉強会でした。

栗山正巳先生による創薬研究の講演

質疑応答風景

日本薬学会東海支部大会に参加、研究成果を発表。2名が優秀発表賞を受賞しました。(9/15更新)

2017/09/15

7月8日に岐阜薬科大学・岐阜大学医学部で開催された第63回(平成29年度)日本薬学会東海支部大会に、薬学部化学系研究室の5、6年生が13名参加し、6年生6名が研究発表しました。非常に嬉しいことに、山崎稚奈さんと舛中荘太君の2名が優秀発表賞を受賞しました。

学会参加者

授賞式の様子。左:山崎稚奈さん、右:舛中荘太君

日本プロセス化学会2017サマーシンポジウムに参加しました。(9/26更新)

2017/09/26

8月3日〜4日に大阪国際交流センターで開催された日本プロセス化学会サマーシンポジウムに5、6年生7名が出席し、6年生2名が研究発表しました。
 また、この学会には多くの製薬企業の創薬プロセス化学研究者が参加しており、製薬企業の創薬開発研究の成果についても学びました。

坂井准教授と学会参加学生

研究発表した6年生

第43回反応と合成の進歩シンポジウムに参加(11/17更新)

2017/11/17

11月6日〜7日に富山国際会議場で開催された第43回反応と合成の進歩シンポジウム(参加者総数約400名)に薬学部のD2、6年生、5年生の学生が参加しました。6年生の野田尚孝君が、4年生の時から取り組んできた卒論研究の成果を発表し、みごと優秀発表賞を受賞しました。

有機化学系教員と参加学生たち

左から3番目が、優秀発表賞を受賞した野田尚孝君(6年生)

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