大学概要【2019年度実施分】セカンドホーム~学生の居場所創り~

学部・部署共同

【都市情報・人間・外国語学部】セカンドホーム~学生の居場所創り~
実施責任者:鎌田 繁則、宮嶋 秀光、アーナンダ クマーラ

仲間をつくりたいが“なかなか一歩が踏み出せない”、“勇気が出せない”など、不安を抱えた学生に対して、ワークショップなど、チームで活動できる場として「セカンドホーム」を形成し、ここでの活動を通じて不安解消につなげ、所属学部(ホーム)での正課授業や正課外での積極的な活動につなげていきます。
さらには、学部を超え新たなコミュニティが形成され、クラブ化やEnjoy Learning プロジェクトチーム等へ派生し、継続した活動を持続していくことを目指します。

ACTIVITY

フィードバックガイダンス~スコアを活用した自己分析方法~を実施しました。

2019/12/27

12月19日(木)・26日(木)に、「GPS-Academic」の調査結果を用いた、フィードバックガイダンスを実施しました。

これは、ナゴヤドーム前キャンパス3学部の3年生を対象に後期に実施している、外部調査「GPS-Academic」について、受験学生を対象に、(株)ベネッセ-iキャリアから講師をお招きし、フォローガイダンスを実施しました。

ガイダンスは、自己理解や自己分析をする際の、調査結果の活用方法を中心に、今回測った様々な力【3つの思考力、姿勢・態度、経験】の説明と、その特徴、この力がなぜ社会から求められているかなどを、例題などを交えながら行いました。今後控える就職活動や、卒業研究につながる話題も提供され、濃い内容となりました。

自己分析では、いかに自分を俯瞰して見られるか、強みを知ること、それが普段から実践できているか、など、参加学生は、実際の自分の結果を見ながら、真剣に聞いていました。

本プログラムでは、今後、このような調査を用いた様々な取り組みや、学生の実態に合わせた効果的な取り組みを実施していく方向です。

ガイダンスの様子①

ガイダンスの様子②

自己理解を深めるためのワークショップ

2019/12/27

12月26日(木)に、 GPS-Academicのスコアを用いた、ワークショップを開催しました。

同日開催の、調査を踏まえたガイダンスを聞き、この調査を知った後、講師を囲んで、様々な意見や、これまで自分自身が経験してきたことを踏まえての意見交換から始めて、より自己理解を深めるため、改善方法を探るため、ディスカッションしながらのワークショップを行いました。

参加学生からは積極的に意見が出され、その出てきた意見を基に、さらにディスカッションを広げ、より理解を深めることができました。

例えば

―「自分のスコアが平均的で、どう特徴付けたらいいだろう」

―「このスコアを見てどうかという検証もあれば、まずは、これまでを振り返ってみて、それから評価を見てみて、これが何に起因しているかを考えるのもいい機会となる」

など、様々な意見交換ができました。

参加の学生からは、「もう1回受けたい」、「自己分析がはかどりそう」「今自己分析をしていて、悩んでいたところだった」など、満足した声が聞けました。

意見交換する様子①

意見交換する様子②

空間的な“居場所”創りに向けて

2019/12/27

本プログラムの運営委員の先生方と意見交換から、現状の課題として、自由に活動ができるスペースがあまりないとの意見があがり、“日常的”な居場所づくりということで、場所の利用や出入り、会話や活動が自由で、一息のつけるような空間を、今あるものを有効利用して学生に提供できないかを模索してきました。

そこで、目を付けたのが、現在、スペース活用として円卓や椅子を配置している、ドーム前キャンパスの北館2階エリア!この場所の有効利用を促進していきます。

すでに利用している学生を対象に、現状や要望のアンケートを実施しました。利用学生の声を参考に、また、影響がない範囲でのリニューアルとして、利用者が快適に過ごすことができる空間を目指していきます。

今後、この場所を皮切りに、居場所やスペースからもアプローチしていきます。

スペース利用

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ