大学概要【2022年度実施分】デザイン思考の習得 〜マーケティング課題をとおして〜

経営学部

デザイン思考の習得 ~マーケティング課題をとおして~
実施責任者:澤田 慎治

講義で学ぶ(知識、論理的思考など)ことだけでは、新しい発想や物事を生み出すことが、近年特に困難になってきています。その為、従来のやり方とは異なるデザイン思考が多くの企業で取り入れられ、成果をおさめています。これからの時代に求められる能力となるだろうデザイン思考を、学生が実践的なマーケティング課題に取り組むことで習得することを目指します。

ACTIVITY

活動報告1

2022/05/09

 JA尾張中央の課題に取り組んでいます。
 4月25日は調査のため、JA尾張中央を訪れました。営農企画課職員さんから農作物の計画作付けやファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばの概要について説明を受けました。その前後には、ゼミ生が各自でファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば、ガーデンセンター不二の調査を行いました。
 この取組みは、中部ケーブルネットワーク(株)の取材を受けました。(https://www.meijo-u.ac.jp/news/detail_27268.html
 また、取組みに関しては、本学と包括協定を締結しています中部電力株式会社の協力も得ています。(https://www.meijo-u.ac.jp/news/detail_23194.html

JA尾張中央の職員さんから説明を受けました。

店内の他にバックヤードも調査させて頂きました。

活動報告2

2022/06/01

プチギフトに最適な名城大学オリジナル「組み飴」の販売に取組んでいます。
天白キャンパス共通講義棟北1Fの「MU SHOP LIONA」と、研究実験棟Ⅱの「MU SHOP LABO CAFÉ」で販売されている名城大学「組み飴」に関する検証を行なっています。
ゼミ生は、店頭でのPOP、商品の陳列、学内ポスターなど様々な試みを行い、販売がどのように変わるか検証しています。販売に協力頂いている名城大学サービスからは売上データを頂き、様々な試みのほかに2店舗での違いなどを検証しています。
例えば、考えた陳列を行い、思った結果が得られなければ再び変更するなど、試行錯誤しています。
また、販売しています名城大学「組み飴」は、澤田ゼミで発案したものです。
 
参考web
https://www.meijo-u.ac.jp/about/ms26/manabi/activity/detail_25913.html
https://www.meijo-u.ac.jp/news/detail_27388.html

中央にMEIJO、周りに10学部のカラーで彩られた組み飴

天白キャンパス共通講義棟北「MU SHOP LIONA」での陳列とPOP

共通講義棟東でポスターを貼る澤田ゼミ生

活動報告3

2022/08/05

4月4月から販売していた名城大学オリジナル「組み飴」が、8月2日に完売しました。当初、天白キャンパスのみで販売でしたが、ご要望により八事キャンパスとドーム前キャンパスでも販売することができました。
完売までの間、販売先の名城大学サービスから販売データを頂き、その結果に基づいて毎週のようにPOPや陳列方法に手を加えていました。
売上がよくない週があっても、人的販売のように売り込んで買って貰うのではく、消費者が名城大学「組み飴」を購入する理由は何かを考え、その理由から消費者自らが購入するにはどうすればよいか?何を伝えればよいか?様々な方法を実施しました。
その甲斐もあり、名城大学オリジナル「組み飴」は、多くの皆様に名城大学土産、プチギフトとして購入して頂けたと思います。

名城大学「組み飴」とタワー75

お土産やプチギフトとしての名城大学「組み飴」

天白キャンパス共通講義棟北「MU SHOP LIONA」での完売の知らせ

活動報告4

2023/01/11

 JA尾張中央職員の方々に、最終報告をプレゼンしました。
 12月19日、澤田慎治ゼミ生が、JA尾張中央の店舗(ぐぅぴぃひろば)の活性化に関して、各チームが導き出した5つの視点から、約20案を提案しました。
 提案を完成させるまでに、JA職員さんから現状や問題点を聞くだけではなく、ゼミ生自ら調査を計画・実施して新たな問題を見出しています。各チームが周辺競合スーパーでの現場調査や、最寄駅で利用者に対してぐぅぴぃひろばに関するアンケート調査などを行いました。解決案を考える時には数多くの案を出しては精査し、方向性が決まった後も実現できるように試作品を作り検討するなど試行錯誤して完成度を高めていきました。
 長期間に渡り課題に取り組んだことで、短期間で提案することでは見落とされる様々な点に気づき、精度を高めることができました。
 提案に対してJA尾張中央職員さんからは「できることは直ぐに実施したい。今度買い物に来た時は、実施しているところを見て下さい」など評価や意見を頂きました。現在、澤田ゼミが提案した中から6案の採用が検討されています。6案の中5案が最終完成品まで作って提案したものでした。

参考web
https://www.meijo-u.ac.jp/news/detail_28201.html

 
2023年4月追記
 上記の提案した内容がJA尾張中央に採用され、店舗(ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば)で使われました。また、店舗以外でも、InstagramなどSNSに関する提案内容を採用して頂きました。

参考web
https://ja-owari-chuoh.or.jp/topic/名城大生発案、変形・傷もの野菜にスポットライ/
https://www.instagram.com/ja.owarichuoh/

最終報告のプレゼンの様子1

最終報告のプレゼンの様子2

取材に来ていたCCNet春日井局のインタビューに答える澤田慎治ゼミ生

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