大学概要【2022年度実施分】「研究室開放セミナー」による、学部生の学びの動機付け教育事業

理工学部

「研究室開放セミナー」による、学部生の学びの動機付け教育事業
実施責任者:六田 英治

学部学生が能動的に学ぶための動機づけに関する学科科目を設定する。そして、本学科が有する半導体光デバイスをはじめとした多くの研究室を開放し、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組みを行う。また、本学科の550名以上の大学院修了生とのネットワークを活用したセミナーを行う。あらに、大学院生M1の発表に学部生を交流させることによって縦のつながりを構築する。

ACTIVITY

赤堀研究室開放セミナー

2022/05/07

トランペットのマウススピースを使って、チタン材料とその他の材料の違いを確認している。

日時:令和4年5月7日
場所:R2-352
内容:今回のラボツアーでは、チタン材料の概要を深く学ぶことができた。実際にチタン材料とそのほかの材料とを比較しチタン材料の材料としての有用性を再確認できた。

現在の医療では骨の病気やケガなどが起きた時にチタンがよく活躍していることを説明している。

チタン材料がなぜ広い分野で活躍しているのかを理解するため、他の金属材料との物性、耐食性の表を参考に比較している。

宇佐美研究室の研究室開放セミナー

2022/05/07

日時:令和4年5月7日
場所:R4-303
内容:今回のラボツアーでは、宇佐美研究室での活動内容に関してトライボロジーの応用例に触れながら研究内容を動画を交えて説明した。相手に理解してもらうには簡潔に話を整理して伝えることが重要だと学んだ。

説明を受けて真剣にメモを取っている様子。専門的なことのスライドが多いため自分たちで教えあいながら理解をしようとしている様子が見受けられた。

スライドを見ながら説明を聞いている様子。説明の間に質問などがあり所々で詳細に解説している場面。

竹内研究室の研究室開放セミナー

2022/05/07

日時:令和4年5月7日
場所:R3-105
内容:面発光レーザーおよび深紫外LEDに関する研究内容を、ポスターを用いて学部2年生に説明した。また、実際にレーザーが発光する様子を観察してもらった。

深紫外LEDの研究内容に関して、ポスターを用いて説明している様子1

深紫外LEDの研究内容に関して、ポスターを用いて説明している様子2

面発光レーザーの研究内容に関して、ポスターを用いて説明している様子

面発光レーザーを実際に光らせ、観察してもらっている様子

服部研究室の研究室開放セミナー

2022/05/08

研究室の概要の説明を受けている様子

日時:令和4年5月7日
場所:R2-353
内容:研究室でテーマにしていることに関する概要を教員が説明した。続いて、実際に作成したフィラメントや試験片を見せた。そして、研究室内の実験装置を見せながら装置の説明を行った。

骨の断面図を観察し、結果の説明を受けている様子

3Dプリンターの説明を受けている様子

成塚研究室の研究室開放セミナー

2022/05/09

日時:令和4年5月7日
場所:14号館3階
内容:未来の材料であるグラフェンとは、どういったものなのかをポスターを用いて説明しました。また、グラフェンを成長させる方法と課題を説明し、本研究室ではどのように成長させることで、課題を解決しようと取り組んでいるのかを説明しました。

転写の説明をしている写真

説明しているところを後ろから撮った写真

グラフェンについて説明している写真

途中、言葉に詰まっている写真

六田研究室の研究室開放セミナー

2022/05/09

日時:令和4年5月7日
場所:R2-251
内容:真空とは何か、どのように用いられているかといった基本的な情報や、材料機能工学実験Ⅱや研究室で得られた実際の試料を2年生に見てもらいながら真空の良し悪しが与える影響と、実験装置の仕組みや原理について説明した。

真空の定義が大気圧よりも低い状態であることや身近に存在する真空として掃除機や人がストローで吸うことなどを説明しており、ほとんどの学生は真空が空気の無い状態であると考えていたため、説明を聞き驚いている様子であった。

材料機能工学実験Ⅱでアルミニウム蒸着を圧力の異なる状況下で行った結果を説明した。真空が良い場合ではほとんど純粋なアルミニウムが蒸着されて鏡のようになっており、悪い場合では残留分子により蒸着膜に光が透過することを確認してもらった。

六田研究室が主に研究している電子源の試料を実際に確認して、作製方法や先端の構造をモデルや実験結果を用いて説明した。試料は0.1mmのWワイヤーで作製しており、先端構造はナノスケールと非常に小さなスケールで観察していることに驚いている様子であった。

実際に研究室で用いる実験装置の構造を指し示しながら説明し、試料の先端構造の観察方法は図を用いて説明した。六田研究室の特色である自作装置であること、自作であるが故に修理は学生が行わなければならないことを説明すると驚いている様子であった。

榎本研究室の研究室開放セミナー

2022/05/09

研究室で研究内容について説明を行っている様子。バイオプラスチック分野についての説明を行っています。研究背景や榎本研究室で主に扱っている樹脂の説明などを行いました。

日時:令和4年5月7日
場所:R4-005
内容:榎本研究室で行っている研究3分野(トライボロジー、バイオプラスチック、直接接合)についての研究内容の紹介。 試験片などを用いた研究内容の説明、研究装置や研究室の説明を行いました。

研究室で研究内容について説明を行っている様子。バイオプラスチックや直接接合の研究方法について図を用いて説明を行っています。

研究室で研究内容について説明を行っている様子。トライボロジーに関しての説明を行っています。この後、試験片を見てもらいさらに詳しい研究方法についての説明を行いました。

今井研究室の研究室解放セミナー

2022/05/09

ポスターを用いた研究室紹介の様子

日時:令和4年5月7日
場所:R2-249
内容:学部2年生に対して研究室での活動の様子を説明した。本研究室では、光を用いて半導体材料の物性評価をしていることや、主な研究対象である窒化物半導体の特長について説明した。また、研究に使用している実験装置の見学および説明を行った。

実験装置の説明の様子

実験の測定原理を説明している様子

上山研究室の研究室開放セミナー

2022/05/09

日時:令和4年5月7日
場所:11号館118
内容:学部2年生に対して上山研究室の特徴や研究テーマを説明し、実験装置や設備の見学を行った。説明には PowerPointを使用し、内容は理解しやすいように簡潔にした。最後に学生たちの理解度を調査したが概ね理解しているようだった。

上山先生から研究室の特徴や設備についての説明をして頂いた時の写真。

上山研究室の特徴や研究テーマ、研究施設、研究室メンバーの具体的な活動内容などをPowerPointで説明した時の写真。

上山研究室と同型の結晶成長装置について説明を行った時の写真。この装置の中には、結晶の原料や結晶成長を行うリアクター、有害な原料を吸着するフィルターなどがあることを説明した。

半導体の加工を行うクリーンルームについて説明している時の写真。半導体の加工にはほこりなどの不純物が入り込まないようにきれいな環境づくりの大切さについて説明した。

宮嶋研究室の研究室開放セミナー

2022/05/09

ポスターを用いて、レーザの特徴や半導体レーザの利点、半導体レーザがどのような製品に使われているか実物を見せ、説明を行っている。また超短パルスレーザは通常のレーザとどのような違いがあり、どのような場面で用いられるのか説明を行っている。

日時:令和4年5月7日
場所:R2-250
内容:レーザの特徴及び半導体レーザの利点について説明し、特に宮嶋研究室では超短パルスレーザに関する研究を行っていることを説明した。また、研究室内に入ってもらい実際の実験装置の見学を行った。

ポスターを用いて、パルスレーザが身の回りではどのようなところに使用されているのかを説明している。具体例として自動運転のLiDERを挙げ、動画を用いてLiDERによるモデリングを紹介している。

研究室の中に入り、実験装置などを見ながらどのように研究を行っているのかを説明している。また、実際にレーザのチップを見ることでポスターで説明した利点や実際に使われている様子を見てもらい、理解しやすいように実演を行っている。

田中研究室の研究室開放セミナー

2022/05/09

日時:令和4年5月7日
場所:R2-002
内容:田中研では実際にしている研究とこれからの材料実験に向けた顕微鏡に関するワークという形の二部構成で発表しました。金ナノ粒子、触媒、分解能についての研究室のテーマに沿った発表、TEMや電子線の波長を求めるワークを行いました。

これは、金ナノ粒子触媒と酸化チタン粒子の間に生じる異相界面について説明しているところである。研究の説明内容を考えるのに苦労したが、初めに触媒の基礎と応用例を説明することによって、2年生の皆さんにも親しみやすくする工夫などをした。

これは、触媒や顕微鏡の分解能の意味について質問しているところである。触媒は高校で習った事があるため、質問し、少しでも研究内容に興味を持ってもらえる様に工夫した。ジェスチャーをし、ゆっくり話すことで理解してほしい所を上手く伝えられることを学んだ。

TEM(透過電子顕微鏡)について主な概要を説明した。光学顕微鏡と電子顕微鏡の違いや歴史、TEMの電子がどのように試料に照射され透過し、像を作るか説明した。その際に収束レンズや対物レンズの説明もした。また、実際に電子銃を見てもらった。

電子線の波長を実際に計算してもらった。相対論と非相対論との電子波の計算式の違いや波長が加速電圧に依存していることを理解してもらった。また、相対論から求めた波長と加速電圧とのグラフを提示して電子顕微鏡の波長の範囲を説明した。

岩谷研究室の研究室開放セミナー

2022/05/13

日時:令和4年5月7日
場所:14号館1階
内容:研究室に配属された学生側から2年生に対し、4年次以降の研究室での活動内容について説明し、大まかな活動内容を理解してもらう。また、研究室の規模や活動の様子を実際に見てもらってどんな研究をしているのかをイメージしてもらう。

岩谷先生から配布資料を基に2年生の学生が研究内容や、これからの学生生活で大切なこと、またどのような科目の内容が研究に大きく影響しているかなど、学業に関連づいた説明を受けている場面。うなずきなどで感情表現しており、よく内容を理解できていた様子であった。また、岩谷先生の説明で結晶を実際に目で確認していた。

プロセス担当の服部君から紫外プロセスの内容について説明している場面。ラボツアーではクリーンルームに入ることができないため、事前に用意したクリーンルーム内での活動内容の動画をいくつか見せてプロセスの様子や、プロセスの役割について理解してもらった。

2年生の学生に、実際にSR2号機や3号機を見てもらう予定であったが、どちらの機械も作業中であったためメンテナンスをしていて使用していなかったエピ装置で機械の説明をしている場面。実際に機械を見ることで学生からも質問などがあり、興味がある様子も見受けられた。

岩谷先生の資料を基に山田君が岩谷研究室の大きな2つの研究テーマとその応用例、研究費予算や、実験装置のついての説明をしている場面。2年生の学生たちは研究内容がまだ理解し難そうだったため、紫外レーザが医療分野や、金属加工に応用されていることなどから少しずつ理解できている様子であった。

キャリアアップセミナーの実施

2022/12/06

日時:令和4年11月
場所:名城大学・天白キャンパス・共通講義棟東
内容:卒業生20名を招聘して、学部3年生に対してのキャリアアップセミナーを実施した。大学院に進学する意義や、社会に出てから必要な素養など縦の繋がりを意識した内容であり学生からも好評であった。

写真①:こちらは卒業生の先輩が在学生に自己紹介している様子です。また在校生に何を聞くといいかなど、グループワーク前に端的に話しています。

写真②:こちらも写真①と同様自己紹介の様子です。

写真③:こちらはグループワークの様子です。在学生の質問の前に、卒業生が会社で何をやっているかなどをプレゼンしています。

写真④:こちらも写真③と同様グループワークの様子です。こちらは在学生の事前アンケートを基に、卒業生が質問に答えたり、談笑している様子です。

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