大学概要【2022年度実施分】本と出会い、図書館を楽しむ(BOOK・LIBRARY SEEKER)

都市情報学部

本と出会い、図書館を楽しむ(BOOK・LIBRARY SEEKER)
実施責任者:亀井 栄治

「生涯学習としての読書習慣の定着」と「都市情報学部視点で図書館を捉える」。大きく2つのねらいを持った取組です。本好きな学生はますます本好きに、そうでない学生も本の魅力を発見し、生涯を通した読書習慣のきっかけを作りたいと考えます。そして≪まちづくり≫と≪観光≫の視点で図書館を調査し、学部での学びに活かしていきます。

ACTIVITY

2022年5月19日(木)15:00~16:30 ガイダンス

2022/05/27

今回の取組には都市情報学部の1年生5名、2年生3名、3年生2名、4年生2名、計12名の応募があり、5月19日に顔合わせを兼ねたガイダンスを行いました。丸善名古屋本店へのブックハンティングとPOP作成、ビブリオバトル・図書館調査への挑戦といったプロジェクトの説明とともに附属図書館職員による大学図書館の使い方、ドーム前C図書館にある学部生が作成したPOP展示の見学を行いました。
同学年でも話す機会が無かった、学年が違うため交流することが無かった、そんな学生同士、そして話すきっかけも無かった先生、など、このプロジェクトが意見交換できる場になっていくと良いと思います。
次回は5月28日(土)ぎふメディアコスモスへ訪問し、図書館とまちの調査を行います。

まだまだ、硬い表情の参加学生たち。主体的な行動を期待しています。

附属図書館職員貝沼さんによる図書館利用ガイド。みんなの図書館です。どんどん利用していきましょう。

フィールドワーク ぎふメディアコスモス 図書館調査

2022/06/06

5月28日、学生9名・教職員4名による、ぎふメディアコスモス 図書館調査と岐阜柳ケ瀬商店街~JR岐阜駅のまちあるきを行いました。13時にぎふメディアコスモスに集合。総合プロデューサー吉成 信夫様のお話しからスタート。ぎふメディアコスモスでは「子どもの声は未来の声」というコンセプトのもと、小さな子どもたちのざわつきを来館者全員で見守り、一緒にマナーを教えていきましょう、と案内している、柱のない図書館を是非視てほしい、そしてこの図書館は貸し出し冊数より関係人口の増加を重要視している。と熱く語っていただきました。
「交流から知のあり方を生み出す」、「サードプレイスのあり方」についても触れ、学生も教職員も熱心に聞き入りました。更に、ぎふメディアコスモス事業課の長尾様、図書館事業係の松野様の案内で館内を見学し、展示の方法や、特徴的な館内ソファや施設の様子など、様々な特徴・工夫について学びました。特にシビックプライドプレイスとの連携の実践を目の当たりにし、まちづくりを学ぶ学生にとって、とても刺激になりました。最後に職員の方に学生からの質問に答えていただき、ぎふメディアコスモスでの調査を終えました。その後、柳ヶ瀬商店街付近のまちあるきを行い、伝統ある独特の雰囲気の商店街やまちなみを興味深く見てまわりました。最後に岐阜駅前の貸しスペースにて、フィールドワークの振り返りを行い、学んだこと・印象的だったこと・新たな知見を出し合い、まとめあげました。短時間で発表を行うための議論やプレゼンテーションも体験し、とても有意義な調査となりました。今後は書店へ出向き、ブックハンティングと書籍のポップづくり、さらに夏休みの学生各自の図書館調査を予定しており、本格な取り組みが始まります。

総合プロデューサー 吉成氏の講演を熱心に聞く学生たち

図書館フロアでの説明の様子(ねこカートのにゃん吉 今は図書館待機です。早く本を乗せて絵本の読み聞かせに行きたいですね。)

ぎふメディコスモスでの集合写真。外観も館内もソーグットです。 吉成様、長尾様、松野様、丁寧なご対応ありがとうございました。

岐阜市駅周辺商店街まちあるき。このあたりは新旧の建物や人が入り混じった独特なまちを形成しています。

フィールドワークの振り返りとまとめ。聞いたこと感じたことのアウトプットを繰り返して自分の中で経験を蓄積していきましょう。

2022年6月9日 第1回ブックハンティング@丸善名古屋本店

2022/07/13

『本と出会い、図書館を楽しむ』での第1回ブックハンティングを行いました。ナゴヤドーム前キャンパスの図書館にない本をメンバーが選書する活動です。選んだ本は、最初に読むことができます。そして、自分の選んだ本を他の学生にも読んでもらえる喜びもあります。本と出会い、感動を分かち合う活動です。
ブックハンティングはこれからも月1回のペースで行います。多くの本と出会いましょう。

ハンティング!

ハンティング!ハンティング!!

まだ、まだ、ハンティング!そしてスマイル♡

丸善チェック。(この本は図書館に置いてもらえるかな?)

2022年6月23日 図書館調査・夏休みミッション説明会

2022/07/13

6月23日、ドーム前キャンパスにて「本と出会い、図書館を楽しむ(BOOK・LIBRARY SEEKER))のガイダンスを行いました。
今回は図書館調査・夏休みミッション説明を目的とし、5月28日のぎふメディアコスモス調査の振り返りに始まり、夏休みに学生が行う図書館調査の企画書提出の説明と8月締め切りのお薦め本POP作成・紹介の説明会を行いました。振り返りでは、ぎふメディアコスモスが「新しい図書館」、「つながる図書館」、「生き物のような有機的な図書館」、「本の貸借だけでなくイベント・コミュニティの機能を有する図書館」という意見がありました。参加学生の図書館調査への意欲は積極的で、都市情報学部 大野沙知子先生の説明・森龍太先生のコメントに続いて、学生からの質問が飛び交いました。さらに夏休みミッションであるお薦め本POP作成・紹介の説明でも、事務山田さん・図書館貝沼さんからの説明後に多くの質疑応答がありました。
今後、参加学生たちは図書館調査の企画書作成、お薦め本POP作成へと新たなステップに進みます。

図書館調査の説明の様子

お薦め本POP作成・紹介の説明の様子

好きな本のジャンルを語るメンバー

2022年7月14日 第2回ブックハンティング

2022/07/22

2回目のブックハンティングを行いました。初回のハンティングを経て少しコツを掴めたようです。今年の夏はじっくりと本と向き合ってみましょう。

【攻略方法1】事前にリサーチし狙いを定める⇒検索機で場所を確認⇒上の階から順に攻める

【攻略方法2】何気に手に取ってみる(で、getですか?)

夏休みmission「本の紹介動画撮影」

2022/09/05

2022年8月19日にドーム前キャンパスにて,夏休みmission「本の紹介動画撮影」を行いました.
各自が選んだおすすめの本を自作のPOPとともに紹介し,動画撮影を行いました.緊張しながらも堂々と本の紹介を行っている姿がりりしく,頼もしく感じられました.
紹介動画は学部の保護者懇親会等,本のPOPは図書館等にて今後公開予定です.

カメラチェック

紹介動画撮影中

撮影動画チェック

夏休み図書館調査-1『交流する図書館と過去の街並み』

2022/09/12

調査地:木曽町図書館(長野県木曽郡木曽町福島5129番地)
実施日:令和4年8月8日
実施者:都市情報学部3年

木曽町図書館は、「人と情報」と「人と人」を繋ぐがコンセプトである。
昔ここは四大関所の1つであり、人との関りがある場所であった。今も形は変われど軸は同じに見える。

木曽町図書館の正面の写真
江戸時代以降の宿場町の本陣を想像させる外装になっている。

図書館内の雰囲気1
図書館の入り口に設置された木工アートは関所を再現している。

図書館内の雰囲気2
図書館内にあるカフェ。軽井沢町のコーヒー豆のコーヒーは絶品。

図書館周辺の街並み
井戸や小さな水車、足湯などの施設が見られた。

夏休み図書館調査-2
北海道の郷土文化であるアイヌ文化の発信と来館者を楽しませ、本との魅力的な時間を提供するための活動を行なっている札幌中央図書館の調査

2022/09/20

実施日:8月2日~8月4日
調査地:札幌中央図書館(北海道札幌市中央区南22条西13丁目1-1)
実施者:都市情報学部 3年

この図書館を訪れ図書館職員の方々が定期的にイベントを開いている事を知ることが出来ました。
具体的にはOPAC(オンライン蔵書目録)を使い、本の場所を見つけ出しそこでクイズを行なう【カルチャーナイト】といった活動です。
このようなイベントの目的は札幌市が掲げる基本方針『読書を楽しむ機会の充実を図る』の一つで、実際に参加者からは今まで興味の無かったジャンルの書架にこのような本があったのか、といった本の新たな発見に繋がったという声があったそうです。他にも子供たちに図書館司書さんの仕事体験や外部の大学の先生への電子書籍の貸し出しにも力を入れているそうです。電子書籍についてはコロナのせいで図書館が閉鎖され、利用者の来館が制限されたのを機に利用が増加し、2021年の5月から7月間では前年度を上回る電子書籍の貸し出しがあり、またコロナによって電子貸し出しを実施していたという事を初めて知る利用者の方もいたそうです。
郷土資料に関しては、図書館2階に北海道の開拓の歴史やアイヌ文化の歴史などを纏めた書架がありました。ここには今人気の大正時代のアイヌを舞台とした漫画『ゴールデンカムイ』のコーナーがありました。アイヌに関連する資料は間違いがあったら撤去されるといったデリケートなものだそうですが、漫画原作者の取材がとても丁寧でアイヌの方々からも『ゴールデンカムイ』は高い評価を得ていると司書さんからお聞きすることが出来ました。

7月22日に開かれたカルチャーナイトというイベントのポスターです。このイベントでは普段図書館を利用している年配の方だけで無く、家族連れで参加する人も見られ老若男女幅広い世代が興味を持たれたそうです。

これはデジタル本の森と呼ばれる電子書籍の館内閲覧ブースです。電子書籍の良い点として24時間利用可能である事、紛失する恐れがない事、悪い点として資料の単価が高く、購入できる種類が少ない事、電子書籍としての利用に有効期限がある事が挙げられました。

2階にある郷土資料エリアの一角にあるゴールデンカムイです。この漫画は原作者の野田サトルさんの丁寧な取材によってアイヌの方々からも根強い評価を受けている作品です。私が来館した時も小学生が手に取り読んでおり、アイヌ文化を知る良いきっかけになるのではと思いました。

私が8月3日に札幌中央図書館で職員の方々にお話を伺っている様子です。中央図書館の取り組み、電子書籍、今後の展望などを丁寧に教えて頂けました。特に子供達が本に触れ合って貰うためのカルチャーナイトや司書体験といった取り組みが印象的でした。

2022年10月13日 BUSINESS Solution 2022参加と第4回ブックハンティング

2022/10/14

2022年10月13日に第4回目のブックハンティングを行いました。
今回は、ブックハンティングの前にBUSINESS Solution 2022(名古屋市中小企業振興会館にて開催)にも参加しました。様々な文具・ビジネス機器のメーカーが出展しており、直接販売担当者から商品説明を聞くことができ、ビジネスシーンの一面を垣間見る貴重な経験となりました。恒例のブックハンティングでは慣れた様子で各自選書活動を行いました。読書の秋、本の到着が楽しみです。

絶賛ハンティング中です。

OPACでの蔵書検索は必須です。

今回も充実したハンティングでした。はやく読みたいところですが、図書館に入るまで暫くかかります。待っている間のワクワク感も含めて楽しみましょう。

2022年11月10日 図書館調査ポスター発表会

2022/11/14

夏休みに行った図書館調査について、各自報告ポスターを作成し発表会を実施しました。
ポスターは、「ねらいと概要」「図書館の場所」「調査してわかったこと」「図書館の機能について・図書館とまちづくりについて・図書館と観光について」を必須項目とし、現地で撮影した写真を差し入れ作成しました。調査した図書館は、北海道・東北・関東・信州・中国地方・四国・沖縄など日本各地となり、教室に張り出したポスターを前にプレゼンと質疑応答を行いました。「本の見せ方が参考になった」、「調査対象の周辺調査の際は行きと帰りで異なるルートにすると新たな発見につながる」、「図書館調査をし、様々な人の存在を感じた」など自身の発表・報告に加え、他者の発表を聞き、意見交換をすることで相互的な“学びのコミュニティ”の場・機会となりました。
調査を行った図書館にポスターと発表会の写真データを送った学生からは、夏の約束を果たすことができてよかった。図書館とはとても良い関係を築くことができた、と嬉しい報告もありました。

図書館調査発表風景①

図書館調査発表風景②

図書館調査発表風景③

図書館調査発表風景④

図書館調査発表風景⑤

2022年11月17日 第5回ブックハンティング

2022/11/24

第5回目のブックハンティングを11月17日(木)に実施しました。
これまで、蔵書検索システム(OPAC)を利用してハンティングしてきましたが、附属図書館貝沼さんよりUfinityという図書館アプリを教えていただき、今回、初活用してみました。書籍裏のISBNバーコードをカメラ機能でスキャンするだけで名城大学附属図書館の蔵書確認ができる優れものです。(2つあるバーコードのうち上のバーコードだけを読み込ませるのがコツです。) 5回目にして新たな武器を手に入れた感じです。これ、使えます。皆さんも是非ご活用してみてください。

伸先生もハンティングします。

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