大学概要【2025年度実施分】開学100周年に向けて 〜マーケティングによる視点と学びから〜

学部・部署共同

【経営学部・渉外部・開学100周年事業室】開学100周年に向けて 〜マーケティングによる視点と学びから〜
実施責任者:澤田 慎治、小山 達也、前島 慶子

開学100周年に向けて、澤田慎治ゼミ生と渉外部、開学100周年事業室が協業でマーケティングに関連する取組みをおこないます。実践的な課題から、ゼミ生は、調査、分析、企画など多岐にわたる内容を実施することで、マーケティングのより深い学びと実践力を身に付けます。大学職員は単なるサポートだけなく、学生への指導等により実社会の学びの場を提供すると共に、学生との協業でよりよい開学100周年事業にしていきます。

ACTIVITY

大学職員さんと協業的な会議

2025/05/19

 名城大学渉外部の小山課長と開学100周年事業室の前島課長を招き、開学100周年事業について会議をおこないました。マーケティングの視点を踏まえて、ざっくばらんで創造的な話し合いをおこないました。単なる意見交換ではないため、ゼミ生は社会人と協業することも活動の一部として体験できています。
 はじめに、ゼミ生の5つのグループが準備した資料を元に説明をし、目標設定や問題点などの情報共有をおこないました。適時、渉外部と開学100周年事業室の両課長からは内容に関しての意見や質問を頂きながら会は進みました。また、大学で進めている100周年に関する事業内容や、それを実現する上での困難などを事例にあげながら説明していただきました。その後も会は続き、様々な要素から何を重視すべきか、単なる企画でなく実現する上でどのように解決していくかなど、話し合いました。
 
 
参考web
 https://www.meijo-u.ac.jp/100th/index.html

2つに分かれて会議がおこなわれた

課長を取り囲んで話し合いをする澤田ゼミ生

コンテンツやグッズに関する調査

2025/11/05

 マーケティングによる視点を学びに、澤田ゼミ生18名がコニカミノルタ プラネタリウム 満天nagoyaへ行きました。アニメとコラボしたコンテンツ映像のプラネタリウムと、星空をモチーフにしたグッズが並ぶギフトショップGALLERY PLANETARIAでの調査を実施しました。
 プラネタリウムでは、見る人を惹きつけるために、コンテンツがどのように制作されているかを考えながら鑑賞しました。ドーム状の画面に対して、映像はどのように配置されて、動かされているか?ナレーションと映像を結びつけるために、どのような工夫がなされているか?などを考えながら鑑賞しました。
 ギフトショップGALLERY PLANETARIAでは、グッズの企画や展示の方法について調査しました。プラネタリウムの世界観を、どのように企画し商品に落とし込んでいるのか?プラネタリウムを鑑賞した人の購買を促すため、商品はどのように展示されているか?などを調査しました。

プラネタリウム上映前の座席から

プラネタリウム鑑賞後

机上の空論から脱却

2025/11/19

 澤田ゼミ生が、多くのアイデア出し、様々な試作を制作しています。
机上のアイデアでは素晴らしくても、そのアイデアがそもそも制作できないものや、大金を支払わないと制作できないものもあります。アイデアを空論にさせずに、実現するためにどうすればよいか?試作を作りながら色々詰めています。
 試作は実現可能性を探るだけでなく、試作によって新たな発想が生まれています。文字ベースだけ考えているアイデアとは異なる気づきや視点が芽生えています。
 いくつかの試作を作ることによって、より精度の高い判断ができています。1つの試作だけでは見過ごされることが、複数の試作で比較することで、何が良くて何が悪いかの判断ができるようになってきました。

イメージと異なる理由を試して探る アクスタはM-STUDIOで制作

素材や製法を試して新たな発想を得る

実現性、コスト、消費者視点など、複数の点から検証

精度を上げるために作っては試し、作っては試し

開学100周年をスマホに!企画展示

2025/12/18

 12月11日から12月25日、天白キャンパス北館やタワー75で名城大学100周年に関連する企画を実施しました。
 写真を撮って、スマートフォンに100周年を記録として残してもらいたい。スマートフォンの中の写真は、卒業後等いろいろなところで会話のきっかけになればと企画を考えました。
 企画のアイデアを考える上で、展示を見る人、写真を撮る人を常に念頭において進めました。考えたアイデアを実現した場合、見る人はどう感じるか?写真に撮ってどんな会話が生まれるか?など進んでは戻りを何度も繰り返しました。アイデアから試作を作り、企画の精度を上げると共に、時には振り出しに戻りながら、実現に向けて取り組みした。
 ゼロから実現するをとおして、アイデアを出す難しさ、アイデアを実現するまで数々問題が出てくること、それを解決する困難など、様々なことを体験しながらマーケティングを学んでいきました。
【推し活フォトブース】
自分の顔が写真に写っているとSNSにあげづらい。見つけたその問題点を解決する企画を考えました。手に持ったドリンクの写真はSNSにあげるや、推し活の状況をヒントに、推し活用の写真撮影企画を考えました。推しのアクスタやぬいぐるみを、人と同じようなフォトスタジオで撮る感覚を目指しました。全面を花で埋め尽くしたり、真っ黒なシートに囲まれたフォトブースは、推しが映えることを考えています。
【なりきりパネル】
観光地でよく見かける顔はめパネルは大きく設置場所をとり、制作コストも掛かます。その問題点を解決することを考えました。大きなパネルを設置するのではなく、小さなパネルを作ることでコストを下げることを考えました。小さくすることで、パネルをいろいろな位置で持って写真を撮る新しいアイデアが生まれ、顔はめだけでない様々な写真パネルを考えました。
【コスプレ】
友達と写真を撮りたくなるのはどんな時?撮った写真を残しておきたいか?あとあと写真から会話が生まれるか?などを複数の要望を満たすのは何かを考え企画しました。方向性としてコスプレが決まった後も、コスプレする人のこと考え、面白さと恥ずかしさ、利用の手軽と見栄えなど相反する要素に対して、バランスのよい点を探りながら進めました。
【アニバーサリーケーキ】
当初シャボン玉を使った別のアイデアでしたが、実現が無理でした。並行して100周年って何?を考えていく過程で、100年に一度の記念が出てきました。記念というキーワードを写真として撮れるアニバーサリーケーキにしました。天気のよい日だけ外で行った展示では、シャボン玉がアニバーサリーケーキの周りを彩りました。アイデアがよくても実現できなければ意味がないを体感し、完成させた企画です。
【パラパラ動画】
写真を撮ることを促す企画を考えました。人が写真を撮るのはどんな時かを改めて考え進めました。最終的に、見ているだけでは分からず、写真を撮って初めて何か分かるパラパラ動画を企画しました。スマフォで写真を撮り静止画にすることで、何が書いてあるか?どんな写真が写っているか?が分かる仕掛けにしています。 設置場所:タワー75学生ホール、北館1階、研究実験棟Ⅱ2階のディスプレイ

参考web
 https://www.meijo-u.ac.jp/news/detail_32243.html
 https://www.meijo-u.ac.jp/100th/index.html

【推し活フォトブース】

【なりきりパネル】

【コスプレ】

【アニバーサリーケーキ】

【パラパラ動画】

【パラパラ動画】

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