大学概要【2025年度実施分】地域福祉とインクルーシブ・デザイン
理工学部
子どもたちはもちろん、あらゆる世代や障害の有無の壁を越え、インクルーシブな居場所としてコミュニティが醸成される場をデザインするプログラムである。実情に応じた家具等、内装の設えをデザインし、ものづくりワークショップの中で、学生たちによるDIYベースの制作を行う。
ACTIVITY
ファニチャーで居場所をデザインする_検討編
2025/12/15
カフェ内の家具のデザインを通して、人の居場所を探求する活動。学生たちは、実際にカフェ内で、観察調査を進め、そこから得たデータや気付き等を整理し、カフェの事業者に対し、プレゼンテーションを実施した。加えて、リサーチからわかった知見をもとに、新たな家具デザインを提案し、実務の観点から指摘をもらうなど、議論を行った。
学生たちは、リサーチ、デザイン、プレゼンを、実務者に対し進めることで、机上では難しいリアルな一連の設計プロセスを経験した。
ファニチャーで居場所をデザインする_デザイン・制作編
2025/12/21
家具のデザインを通して、人の居場所を探求する活動。前回提案した家具デザインの制作を行なった。検討を重ねまとめた家具データを基に、工作機器で合板を切断する作業から始まり、切り出し、研磨、仮組みまでを行なった。学生たちは、機器の説明や扱い方の指導を受け、実際に手を動かし、ものづくりの醍醐味を経験するとともに、素材から仮組みまでの一連の制作プロセスを体感した。
ファニチャーで居場所をデザインする_設置・運営に向けて
2025/12/22
家具のデザインを通して、人の居場所を探求する活動。いよいよ設置・運営に向けた最終段階。工場で製作した部材を学内に搬入。大小100ピースほどの部品を組み立てる。また、今回はシルクスクリーンを使って企画名称やアイコンを部品に転写した。最後に8セットのファニチャーを配置し、微調整。雑誌や紹介ボード、電球等の小物も置いて、作業を完了した。学生たちは、一連のものづくりの醍醐味を経験するとともに、プロジェクトを成し遂げる達成感を味わった。





