大学概要【2026年度実施分】「文理横断」「文理融合」型フィールドワーク・PBLによる地域課題の解決と「総合知」創出の取組
学部・部署共同
少子高齢化や人口減少,頻発する自然災害など,現在,日本はさまざまな社会課題に直面しており,その解決のためには,より高度な「専門知」の修得のみならず,多様な「専門知」を組み合わせる俯瞰的な力と多様な他者と協働して課題の発見・解決に取り組む力が不可欠となっています。本プログラムでは,総合大学である名城大学の強みを活かした「文理横断」「文理融合」によるフィールドワークやPBLの実践を通じて,新たな価値の想像による地域課題の解決策の実装を目指します。
ACTIVITY
日間賀島でフィールドワークを実施しました
2026/09/15
9月3日,名城大学が産学連携協定を締結している「株式会社ATグループ」との連携事業の一環として,社会連携センター主催により愛知県南知多町の日間賀島でフィールドワークを実施しました。
今回のフィールドワークには経営学部の2・3年生13名が参加,はじめに日間賀島観光協会の宮地副会長より日間賀島の現状や課題などの説明を受けた後,学生はテーマ別に3つのグループに分かれて,それぞれATグループや株式会社ゼンリンなど活動への協力企業の社員も交えて,島内で活動しました。
午前中はあいにくの雨模様でしたが,観光客に来島の目的や予算などを聞き取り調査するとともに,別のグループは島民に隠れた観光スポットを調査して実際に訪問したり,オープンしたばかりの店を訪問して,その魅力を発信する手段などを検討しました。
午後からは雨も上がったため,トヨタ自動車の小型モビリティ「C+walk」を使用して島内を移動,「C+walk」を活用した観光客の周遊性・回遊性向上策も検討しました。
その後,16時から調査結果に基づいて,各グループがその成果や課題,今後の計画などを発表しました。
同活動は後期にも継続して実施する計画ですが,今回の調査により労働力不足など新たな日間賀島の社会課題も発見されたため,引き続き多くの学生の参加を期待しています。
福岡県北九州市で地元の大学生も交えてフィールドワークを実施しました
2026/09/26
9月7~9日,法学部・経営学部・経済学部・都市情報学部の1~4年生12名が参加して,社会連携センターの主催により福岡県北九州市でフィールドワークを実施しました。
1963年,当時の門司市・小倉市・若松市・八幡市・戸畑市の対等合併により誕生した北九州市は,1901年に設立された官営八幡製鉄所に象徴されるように,モノづくりが盛んな土地柄など愛知との共通点が数多くみられます。
また,北九州市は2024・2025年と二年連続で市内への転入者が市外への転出者を上回るなど,企業誘致による雇用創出,若者・女性の人口流出の抑制で成果を挙げており,全国的にもその取り組みは高い注目を集めています。
今回のフィールドワークでは,統合大学としての名城大学の強みを活かして,学部・学年の異なる学生が「門司港レトロ」など北九州の代表的な観光スポットの視察や,北九州市立大学の平田エマ教授とそのゼミ生と合同で,北九州空港の活性化に向けたフィールドワークを実施しました。
あわせて学生は,世界第二位の自動車部品メーカー・株式会社デンソー(愛知県刈谷市)の西日本地区の拠点である株式会社デンソー九州(北九州市八幡西区)を訪問,同社の地域に根付いたものづくりとAI・DX&GXの取り組みについて学びました。
最終日には,デジタル技術でトヨタ自動車のグローバル生産の製造準備を担い,豊田市にも拠点を持つ株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング(福岡県宗像市)を訪問し,自動車産業を通じて深まる愛知と福岡・九州との経済関係についても確認しました。
今回のフィールドワークを通じて,学生はそれぞれの専門分野の知見を活かして北九州市の強みや課題を発見し,さらなる魅力発信策を検討するとともに,今後は個々の専門分野を掛け合わせて名古屋・愛知の社会課題の解決や付加価値向上に向けたフィードバックにつなげます。






