大学概要【2026年度実施分】スタートアップハブ・シンガポールでアントレプレナーシップの国際教育

情報工学部

スタートアップハブ・シンガポールでアントレプレナーシップの国際教育
実施責任者:川澄 未来子

海外研修中に,アジア最大のスタートアップハブであるシンガポールにて実践的なアントレプレナー教育を行う.シンガポール国立大学(NUS)関連機関における開催プログラムに参加し,起業家精神、創造性,情報収集・分析力,判断力と実行力,リーダーシップ、コミュニケーション力などを学び,現地の同世代学生から多くの刺激を受けながら,ICTエンジニアとしてのキャリア形成を目指す.

ACTIVITY

国際社会で活躍するICTエンジニア育成研修1
(シンガポール国立大学で学ぶ起業家精神)

2026/08/30

 2026年8月7日から20日、情報工学部/情報工学専攻の国際専門研修「国際社会で活躍するICTエンジニア育成研修」を実施しました。グローバルエンジニア育成を目指して2015年から継続している研修ですが、今年は10名(学部生5名,大学院生5名)を選抜してタイとシンガポールに渡航しました。シンガポールでのプログラム実施に対し本支援を受けましたので、3回に分けて報告します。
 アジア最大のスタートアップハブであるシンガポールには、政府主導でスタートアップ成長支援拠点が設けられ、大勢の起業家が集まってきています。シンガポール国立大学(NUS)キャンパス内でいくつか講義を受けてきました。

NUSのInnovation部門NUS Enterpriseが運営するグローバルアクセラレータ・HANGARにて講義を受講(BLOCK71はリノベーション中)

今泉寛氏(名古屋大学グローバルマルチキャンパス機構)による「シンガポールの変化力」

浅野弘揮氏(銀行や製造業を経て起業)による「インフレ×AI時代に、起業家精神を持つ」

豊田健太郎氏(AIFT)による「自分の価値とは」

山髙真琴氏(JR East Business Development SEA)による「シンガポールでのJR事業」

国際社会で活躍するICTエンジニア育成研修2
(プンゴル・ディジタル地区)

2026/08/30

 近年、急激に開発が進んでいる北東エリアのスマートシティPunggol Digital District(PDD)を訪問しました。住居・交通・教育機関などを一体にしたデジタル開発を進めた街で、ジョホール海峡に近いウォーターフロントにあります。数多くのテック企業が入居して社会課題に取り組んでいるほか、それを実装するために機能するシンガポール工科大学(SIT)は、未来的で先進性を感じるキャンパスでした。

SITは企業が社会課題を持ち込み学生が実装するPBL教育が中心

カリキュラムやキャンパス構想を丁寧に説明してくださったSITのWang Xin准教授(Ocean & Space Engineeringが専門)

SITのキャンパスもショッピングモールも未来的かつ先進的

緑が豊かに「職・住・遊」を融合させたエリアで、北側ウォーターフロントにはコニーアイランドパークがあり憩いの場となっている

国際社会で活躍するICTエンジニア育成研修3
(環境課題とダイバーシティへの取り組み)

2026/08/30

 シンガポールは水資源が乏しく隣国からの輸入に頼ってきましたが、現在は保水・貯水、再生水、淡水化も含めた安定供給を実現するとともに、水ビジネスを発展させています。その様子がわかるMarina BarrageのSustainable Singapore Galleryを訪問しました。また、多民族国家形成の様子を理解できるHarmony in Diversity Galleryを訪れ、実際にその歴史が垣間見られるChinatownの街歩きをしました。

Marina Bayの淡水とシンガポール海峡の海水の境界にある貯水ダム施設Marina Barrage

Marina Barrageの屋上の芝生はシンガポール国民の憩いの場になっておりMarina Bay Sansに沈む夕陽がみえる

ChinatownにあるHarmony in Diversity Galleryでは4言語・4宗教が平和に共存しているシンガポールの国の歴史を学ぶことができる

中国系・マレー系・イスラム系・ヒンドゥー系・コロニアル系が共存したまま保存されている「調和の街(Streets of Harmony)」で多民族共存を肌で感じられる

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