学部・大学院研究科長メッセージ

MESSAGE

学部長 磯前 秀二

名城大学大学院農学研究科は高度な最先端の研究・教育活動を通して21世紀前半の最大のテーマ「生命・食料・環境・エネルギー」に取り組んでいます。

20世紀における高度工業社会化の波は、物質文明という意味では社会に大きな進歩をもたらしました。しかし、20世紀後半以降その負の側面として、地球規模での気候変動が原因の飢饉による食料不足、食の安全・安心にかかわる問題、環境問題、エネルギー問題等々人類の存続そのものにかかわる数多くの難問が噴出してきました。今日、これらの課題の解決は、より喫緊のものとなっています。

これらの「生命・食料・環境・自然」に係わる諸問題の解決策を探ること及びそのための高度な専門技術者及び研究者を養成することこそ、農学研究科が開設以来今日まで追究し続けてきたことです。

平成32年(2020年)に70周年を迎える県下で最も伝統ある名城大学農学部は、昭和25年(1950年)に開設され、教育・研究の充実を図る目的で昭和48年(1973年)に大学院農学研究科を設置しました。名城大学の立学の精神「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する」という実学教育の精神を基にした本研究科の人材養成の目的は、「農学研究科は、生命・食料・環境・自然に対する深い専門的知識と洞察力を有し、豊かな創造力と実践力を備えた高度な専門技術者及び研究者の養成を目的とする。」を掲げ、教職員一丸となって高度な研究・専門教育に邁進しています。平成29年3月の時点で、博士(農学)が55名(課程博士20、論文博士35)、修士(農学)が543名の修了生を輩出し、企業や研究所などで専門性を活かして社会の最前線で活躍しています。

また、社会からの要望もあり、研究・教育の高度化を進めています。平成31年度4月の開始を目指して、大学院博士前期課程、後期課程についても高度な能力を持った研究者・技術者の育成をスローガンに、時代の最先端の学説や技術を取り入れたカリキュラムの改革に着手しています。

また本学部・研究科で精力的に進められている多くの研究テーマが、科学研究費や省庁からの公募型大型研究費に採択されていることからも研究レベルの高さは分かります。また、そのおかげで実験設備面も更に充実し教育研究環境は一新しました。一例として大学院生の国内や国際学会での発表数が増えただけでなく、学会賞やベストプレゼンテーション賞を受賞する機会が増えています。この恵まれた施設・環境での本研究科の各課程における『修士論文研究』や『博士論文研究』を遂行するため指導教員から受けるマン・ツー・マンのきめ細かい研究指導とそれに関連する研究科教員団による高度な専門教育により、社会で即戦力として活躍できる人材へと育成しています。

本研究科は、学生の成長を追究しつつ、高度な研究と教育の両面において国家・社会への貢献をめざしてまいります。

研究科長 小原章裕

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