学生生活障がい学生支援

 大学は、多様な学生が自らの意志で学び、自由に真理を探求することを通じて、誰もが生き生きと成長できる場でなければなりません。そのためには、どのような学生にも平等な学究の機会が提供されることが不可欠です。障がいのある学生も、大学における修学環境の中で、平等な学びの機会を妨げる障壁に遭遇することがあります。こうした修学上の障壁を可能な限り取り除く支援や配慮(合理的配慮)を実施することで、すべての学生に平等な学びの機会を提供していくことは、2013年に批准された「障害者の権利に関する条約」、および2016年に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(以下「障害者差別解消法」)にも明記された大学の重要な使命です。
 名城大学でも、障がいのある学生の支援について、平等な学びの機会の提供、卒業後を見据えた自立の支援、そして支援活動への参加を通じた全ての学生の成長促進を三つの柱にして取り組んでいます。

図案

障がい学生支援センターについて

 障がいのある学生が大学の修学場面で直面しうる障壁は、個人個人によってさまざまです。名城大学では、障害者差別解消法に基づき、平等な学習機会が保障されるために必要かつ合理的な配慮を、学部・研究科や関係部局と協議を重ねながら検討し提供しています。
 障がい学生支援センターでは、何らかの合理的配慮の必要性を感じている学生の相談に応じ、適切な支援や配慮の可能性を一緒に考えた上で、学内の必要な組織的支援を受けながら、他の学生と平等に学び続けることができるようにサポートしています。

支援の内容について

1.障がいのある学生の合理的配慮に関する相談・支援

 一人ひとりの状況についてお話を伺い、その上で、どのような合理的配慮が必要か、一緒に考えていきます。
原則として、学生本人が窓口で相談してください(必要に応じ、保護者等の同席も可)。
 相談内容によっては、より円滑に対応できる相談窓口(※1)を案内する場合があります。

※1 ・心身の健康管理⇒保健センター(学生相談室含む)
・履修方法・掲示情報の閲覧方法・教職員への連絡方法等の相談⇒学務センター
・学習の進め方・学習方法等の相談⇒学部教員・学習サポートルーム
・進路相談⇒キャリアセンター・学部教員 等

合理的配慮の申請が可能な学生

・心身の機能の障がいおよび社会的障壁により、継続的に修学生活に相当な制限を受ける学生
・申請する合理的配慮の必要性が客観的に説明できる資料(※2)が提出可能な学生

※2 障害者手帳、適切な医学的診断基準に基づいた診断書、医師意見書、標準化された心理検査等の結果、学内外の専門家の所見、高等学校・特別支援学校等の大学等入学前の支援状況に関する資料等
(提出された資料のみでは合理的配慮の必要性が不明確な場合等には、本学指定の医師意見書を提出していただきます。)

・障がいの状況等、支援に必要な情報を、必要な教職員間(場合により周囲の学生を含む)で共有することに同意が得られる学生

 なお、提供する支援は、授業等への参加を保障するもので、単位取得や進級、卒業や資格取得を保証するものではありません。

2.合理的配慮に関する関係部局や教職員との連携

 修学環境における社会的障壁の状況は、学生各々とその時々の状況(科目の特性・授業の形態・学年進行等)によってさまざまです。本学では、学生の方が直面する個々の状況に応じて、学部等で可能な限り合理的配慮を提供しています。以下に、本学における具体例を示しますが、ここに示したものは、あくまでも個別の事例に対応したものの一部分であり、個々の状況によっては該当しない場合もあることをご理解ください。

・教室内の座席配慮
・授業中の途中退席
・授業中の録音・撮影(不可能科目あり)
・実技科目における身体状況に応じた活動内容への変更
・授業中の耳栓・イヤーマフの使用
・文字情報による課題の提示
・定期試験における座席配慮
・試験時間の延長(調整困難な場合あり)

合理的配慮に該当しない可能性が高い例(名城大学の場合)

・レポート課題等の提出期限延長
・一斉掲示情報の個別連絡
・欠席した際の代替課題提出による出席扱いや個別授業の実施
・課題提出期限後や試験終了後の追加提出物による評価
・授業の到達目標の変更や他学生の修学が著しく損なわれうるような授業内容の変更
・評価の到達基準の変更

開室時間・場所・問合せ先

障がい学生支援センター(天白キャンパス タワー75 3階)
注:2022年5月より、12号館2階に移転予定
利用時間:平日 8時50分~17時20分(11時20分~12時20分除く)
(行事等により、変更となる場合があります)
電話:052-838-2559 FAX:052-832-9939メール:uniacty@ccml.meijo-u.ac.jp

合理的配慮の相談から実施までの手続きと流れ

図案2

  • 情報工学部誕生
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ